グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2012年1月19日
マイク・マッカーシーHCがシーズン最後の記者会見を行った。
- 「今日は1日ずっとドム・ケイパースDCとディフェンス(のシーズン総括)を話し合った。明日はショーン・スローカムSTコーチとスペシャルチームを、明後日はジョー・フィルビンOCとオフェンスを話し合う」
- 「我々はドラフトを含め、内側からの成長を目指していく。毎年そうしてきたようにね。GMになったつもりで考えるのは楽しいものだが、フリーエージェント市場というのは仮定のものにすぎない」
- 「ディフェンスで最も失望させられたのはタックリングとビッグプレーの多さだ。フルパッド練習の日数が制限されたことがタックリングに影響を与えているかどうかはわからない。どのチームも同じ条件で、タックリングの優れたチームはあるのだから、言い訳にはならない。大事なのはそこに重点を置くことだ。プレッシャー・コールだろうとカバレッジ・コールだろうと関係ない。大事なのは基本技術だ」
- 「私にとって残念なのは、パス落球にしろファンブルにしろ、相手と競り合っていない時にボールをこぼしたことだ。我々はボールセキュリティにプライドを持っているのに」 「(試合間隔が開いて)勘が鈍っていた、というのは都合のよい言い訳にすぎない。スケジューリングに疑問を感じてはいない」
- 「レギュラーシーズンの業績は誇りに思っている。しかし大事なのはプレーオフで優勝を目指せる形を作ることだ。しかし大事なプレーオフが始まったとき、我々は自分たちらしいフットボールができなかった」 「ジャイアンツ戦において、今季の他のゲームと同じように困難に対処できたか? おそらくそうではなかった。この経験から学んでいくしかない」
- 「TEジャーマイケル・フィンリーとは個別面談を終えたが、彼はシーズンの成り行きにあまり満足してはいなかった。彼は非常に才能豊かで、しかもまだ若い。彼はオフシーズン・プログラムをこなすことが必要だ。これからも成長を続け、我々にとって素晴らしい選手になっていくだろう」 「スタッツ的には彼の望んだようなシーズンではなかったし、落球も多かった。しかしそれでもビッグプレーをしてくれたし、相手のマークを引き付けた。彼の存在は大きい。あの個性のために批判されやすいが、練習熱心さは立派なものだ。彼は偉大な選手になりたいのだ」
- 「FSニック・コリンズはインパクト・プレーヤーだ。ただ、フットボールはチームでやるものなので、彼の不在がどれだけ大きかったか測るのは難しい。彼のビッグプレー能力が欠けたのは痛かったが、それは我々が昨季のようなプレーをできなかった理由ではない。3月に大きな検査が控えていて、多くのことがそれにかかっている。本人は楽観しているし、私もそうだ」
- 「ジョー・フィルビンOCは素晴らしい人間であり、立派な人格の持ち主だ。思いがけず彼がチームに復帰してくれたことは、我々全員にとって大きな意味があった。私は言葉もなかった。あの悲劇と目の前の仕事を切り離すことに関して、我々チームはよくやったと思っている。誰にとってもつらい経験だったが、先週の練習はエネルギッシュだった」
- 「ジョーならば素晴らしいヘッドコーチになると思う。彼を含め、いまコーチング・スタッフにはいろいろ動きがある。チャンスを手に入れる者もいるかもしれない」
- 「選手とのシーズン最後の個人面談は非常に重要なものだ。情報を伝え、情報を得るのによい機会だ。毎年4つから6つぐらいは選手から矛盾した情報が入るものだが、今年はそういうことがない。これほど責任感の強いチームをコーチしたことはこれまで一度もない」
- 「ベテラン選手は非常に重要であり、リーダーシップはロッカールームにとって重要なものだ。誰が残留して誰が去るか、まだ話す段階ではない。現在は評価プロセスの真っ最中だ。テッド(トンプソンGM)と私がロースターについて話し合うのはスーパーボウルの後のことだ」
- 「Cスコット・ウェルズはすごい選手だ。(契約が切れるが)来季もいっしょにやろうと彼には話した。明らかに今季のウチの最高のラインマンだった」
- 「CBチャールズ・ウッドソンをセーフティに移す、などという話は時期尚早だ。評価プロセスはまだ始まったばかりだからね。ポジション変更を今日おこなうわけにはいかない」
- 「新労使協定によってオフシーズン練習の時間が削られ、我々の"クォーターバック・スクール"が大きな影響を受ける。グレアム(QBハレル)のためにも残念だ」