過去の記事 |
2011年 >
12月 >
Packers - Chiefs Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2011年12月20日
- マイク・マッカーシーHC。 「残念なのはホームフィールドアドバンテージを確保できなかったことだ。私は全勝シーズンというのはオマケだと思っていた。我々の目標はホームフィールドアドバンテージを手に入れ、スーパーボウルに勝つことだ。ウチの選手たちは(全勝の話題に惑わされず)よく集中してやってきたと思う。16-0を話題にする選手は少なかった」
- LG T.J.ラング。 「こんなフットボールでプレーオフに入りたくないものだ。チーム全員がこの敗戦を自分のこととして受け入れなきゃいけない。こんな負け方をして問題ないなどとは誰も思っていないはずだ。大事なのはそれぞれが鏡を見つめ、自分がやるべき仕事をしたかどうか振り返ることだ」
- 連勝ストップについての感慨はさまざま。
- CBチャールズ・ウッドソン。 「僕は(全勝優勝を)狙ってた。本気で狙ってたよ。こんな機会は稀なことで、僕らにとって、球団全体にとって特別なことだ。それに手が届かなかったとはいっても、僕らにはまだ大きな目標がある」
- CBトラモン・ウィリアムズ。 「いつだって歴史を作りたいものだ。僕らはそのチャンスがなくなった。これで終わり。(全勝の話題が終わったのは)救いだと言えたらいいけど、実際はそうじゃない。救いなんかじゃない」
- QBアーロン・ロジャース。 「目標はスーパーボウルだ。16勝0敗だって、その究極の目標からは3つ足りない。まる1年間にわたってこんな気分を味わわずに来れたのはよかった。ただもっと自分たちのプレーができるようにしなければ」
- WRドナルド・ドライバー。 「勝つべきゲームを負けることってよくあることだ。次のゲームに備え、プレーオフに備えるだけだ。前回負けてからもう1年になるんだから、大変なことだよ。僕らにはもっと良いことが待ち構えている。スーパーボウルXLVIがね」
- WRジェームズ・ジョーンズ。 「僕らが狙っているのはスーパーボウル連覇。無敗を狙っていたわけじゃない。優勝への過程で無敗が達成できればそれはいいけど、じっさい僕らが狙っていたのはスーパーボウルだ。そのチャンスはまだ目の前にある。スーパーボウル・リングを手に入れたい。けっきょく大事なのはそれだけだ」
- QBアーロン・ロジャース。 「グレッグ(WRジェニングス)の不在は大きい。彼のような選手の穴を埋めるのは大変だが、ランドール(WRコブ)はよく頑張り、いくつかよいプレーがあった。相手はマンカバレッジが多く、時おり両CBにヘルプをつけてきた。相手セーフティたちがこれほどワイドに構えているのだから、こちらはフィールド中央でプレーを成功させなければ。相手のディフェンスもすごくよかった。彼らはよいゲームプランを持ち、選手たちはよくそれをエクセキュートした。4メンラッシュで僕を追いかけ、カバレッジに多くの人数を割いた」
- FBジョン・クーン。 「今日は相手のディフェンスがすごくよかった。いろんなパスラッシュを織り交ぜ、いろんなカバレッジを織り交ぜ、こちらのバランスを崩した。彼らのプレーは速かった。ちょっとばかり痛い目に遭わされたよ」
- WRグレッグ・ジェニングスの不在についてWRジェームズ・ジョーンズ。 「グレッグは超一流の選手で、僕らはみんなその恩恵を受けている。彼のような選手が抜けるのはものすごく大きいよ。ただ、以前にもウチは仲間を失いながら残った選手が頑張って好プレーを決めてきた。今日僕らは誰もそれができなかった」
- 落球連発のTEジャーマイケル・フィンリー。 「パスを落としたのは僕の責任。A-Rodの問題じゃなく、すべて僕の責任だ。ここから盛り返して自分のフットボールをしなきゃいけない。後半(83yds)はそれができたけど、最初からできなければね」
- パスインターフェアを2回も取られたWRジョーディ・ネルソン。 「映像を見直してみなきゃわからないけど、僕としてはいつもと違うことをしたつもりはない。でもオフィシャルのコールの仕方に合わせないと」
- マッカーシーHCは就任6年目にして初のワイルドキャットを敢行。すでに流行は終わっているが、RB不足を補うための策だ。トレーニングキャンプではまったくやっておらず、数週前から練習を始めたとWRランドール・コブ。 「大学でさんざんやってきたことだし、すごく気分がよかった。今週は使ってみるのもいいとコーチ・マッカーシーが考えたんだ。本当はもう何回かやるつもりだったんだけど、その機会がなかった」
- 代役右タックルの仕事についてT.J.ラング。 「アサインメント的には問題なかった。ただ前回から1年ぶりのポジションだからね。テクニックを取り戻すことが必要だった」
- OTデレク・シェロッドの骨折箇所はわからないが、もし脛骨(すねの骨の太い方)であれば、長いリハビリが待っている。
- パッカーズディフェンスがターンオーバーを奪えなかったのは今季初めてのこと。前回ターンオーバーを奪えなかったのは昨季第15週NE戦、つまり前回の敗戦のときだった。
- CBトラモン・ウィリアムズ。 「サイドラインで僕らは、ターンオーバーが必要だと言い続けていた。でもその機会はなかったと思うよ。カイル(QBオートン)は素晴らしい仕事をした。ボールをコントロールし、よいパスを決め、ターンオーバーのチャンスをこちらに与えなかった。僕らも狙いには行ったけど、そうはならなかった」とCBトラモン・ウィリアムズ。
- 残り2分03秒から相手オフェンスを止められず時間切れとなったことについてDE B.J.ラジ。 「こちらはタイムアウトが3つ残っていたし、むこうのオフェンスを止めてボールを取り返せば、アーロン(QBロジャース)がやってくれると思った。でも僕らは持ちこたえることができず、逆転のチャンスをつかめなかった」
- NTライアン・ピケット不在のため、B.J.ラジは主にノーズタックルを主にプレーした。昨季はノーズタックルだったラジだが、今季はディフェンシブエンドでの出番の方がずっと多い。
- ラン守備でNTライアン・ピケットの不在は大きかった。コンスタントにインサイドのランを出されるため、パス守備にも悪影響が及んだ。TEレナード・ポープへの2つのビッグプレー(39yds、33yds)は、ILBスミスやSSペプラーがプレーアクションに引っかかったもの。スクリーンパスで何度もロングゲインがあったのもランフェイクが効いていた。
- 復帰以来不振のDEマイク・ニールは出場スナップ数を大幅に削られ、DEジャリアス・ウィンが出番を取り戻した。
- ILB A.J.ホークが先発復帰したにもかかわらず、ヘルメットにヘッドセットを着けてシグナルコーラーを務めたのは新人ILB D.J.スミスだった。今回のゲームプランにダイム隊形(1ILB・6DB)が含まれていて、その場合はILBホークが退いてILBスミスだけが残るから、という理由らしい。
- OLBエリック・ウォルデンは第4Q途中からOLBフランク・ゾンボと交代させられた。アウトサイドのコンテインを怠ったせいで、スクリーンパスで何度もロングゲインされたり、エンドアラウンドでWRブレストンに25ydsゲインされたのがまずかったらしい。皮肉なことに、OLBゾンボも最後のシリーズではアウトサイドのランをコンテインできず、ガンガン走られて時間を使い切られた。
- CBチャールズ・ウッドソンはスクリメージ近くでラン守備に大活躍し、チーム最多の11タックル(10ソロタックル)を記録。
- 第4Q初め、チーフスのTEポープが33ydsゲインしてGB陣03ydsでアウトオブバウンズに出たとき、エンドゾーンに腕を伸ばそうとした勢いでボールを手から放した(写真)。ボールはエンドゾーンを通ってアウトオブバウンズに転がったので、これがファンブルであれば、GBボールのタッチバックになるはず。しかしマッカーシーHCはチャレンジせず、その後ディフェンスはFGで3点を追加された。
- FOX局ルール解説のマイク・ペレイラ元審判部長は、「スローで見ると足が出る前のファンブルに見える。チャレンジすべきだった」とコメント。マッカーシーHCは、「スコアボード映像で直接見て、足が先に出ていたと私は思った。決断を下す前に十分な時間はあった。情報に基づき、チャレンジすべきでないと判断した」と振り返っている。CBトラモン・ウィリアムズは、「僕もフラッグを投げる真似をしてチャレンジを求めた選手の1人だった。でも微妙なプレーだったからね。チャレンジしていれば助けになったかもしれないけど、わからないよ」
- ブロンコスが11月22日にQBカイル・オートンを解雇したとき、ウェイバーでの獲得に名乗りを上げたのはチーフス、ベアーズ、カウボーイズの3球団で、成績のもっとも悪いチーフスが獲得となった。もしチーフスが獲りにいかなければベアーズが獲得し、パッカーズはおそらく14勝0敗でベアーズのQBオートンとの対戦となったはず。
- ゲーム前の練習では右から左への風に対応してキックを成功させていたKメイソン・クロスビーだったが、第1Qの54ydsFGの際には風がやんでしまった。 「よくヒットでき、高いボールが飛んで、『よしこれでいい。風で2ヤード左へ戻されてくる』 と思った。ところがそのまま浮いたように行ってしまった。僕は驚いたし、こういったゲームで序盤に3点を取れなかったことにがっかりした」
- オフェンスでの責任が重くなったにもかかわらず、WRジョーディ・ネルソンはキックオフおよびキックオフリターンチームで出場し続けている。いっぽうFBジョン・クーンはRB不足のためキックオフリターンチームの仕事を免除された。