グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2011年10月27日
マッカーシーHCは勝利のご褒美で火曜を休日とし、選手たちは6日間のバイウィーク休暇に入った。彼らは日曜のうちにグリーンベイに戻り、月曜朝から仕事を再開する。
- 休暇に送り出すにあたってマッカーシーHCが述べた訓示は、家族とともに過ごし、休息を取り、トラブルを起こさないこと。 「フットボールから離れることは重要だ。フットボールのプランニングはここに残った我々(コーチ)が行うからね。けっして(不祥事のニュース経由で)見聞きされることなく、体調を回復させてほしい。集合した時には充電が完了し、サンディエゴへの心構えができているように」
- コーチ陣はもうしばらくグリーンベイに残って仕事を続ける。前半戦のセルフ・スカウティング(自分たちのプレーコールに、相手が読みやすくなるような偏りがないかチェックし直す)、スキームの再検討、チャージャーズ戦のゲームプラン作成、日程が詰まる時期(11月14日から11日間で3試合)の準備など、仕事はいくらでもある。
- 新人RBアレックス・グリーン(ヒザ)が抜けた穴にどのポジションを補強するかについて、 「あらゆる選択肢を検討していく。今週を通してその検討を続ける」とマッカーシーHCは話している。いま契約しても1週分のサラリーが無駄になるだけなので、早くても週明けになるはず。
- QBアーロン・ロジャースについてマッカーシーHCは、「間違いなく、私が扱った中ではQBジョー・モンタナ(KC時代)以来最高のディシジョン・メーカーだ」と絶賛している。 「彼は(容易な)パス成功に飽きることがないし、それはQBにとって重要な資質だ。相手ディフェンスの弱い部分を常に把握している。予測がよく、ストロング・アームがあり、シームを攻めるピンポイントの正確さがある。けっして自らの規律を崩すことなく、オフェンスの枠内でプレーしている」
- QBロジャースは現在パス2372yds(NFL2位)、パスTD20回(1位)、成功率71.5%(1位)、レーティング125.7(1位)、インターセプトわずか3回。(上位QBの中では最少)
- ヴァイキングスの勢いを止める上で、最初の91ydsのTDドライブが重要だった、とQBロジャース。 「あれは大きなシリーズだった。間違いなくね。ドームで戦う上で一番大変なのは、相手の最初の猛攻を止めることだから」
- ドム・ケイパースDCはこの2試合、以前よりもブリッツを増やしている。昨季のブリッツ率は33%だったが、今季はここまで39.6%。サック率17位(昨季3位)、パス守備は27位(昨季5位)と、通常の4メンラッシュではろくにプレッシャーをかけられていないからだ。 「そう、そう言って差支えないだろうね」とケイパースDC。
- FSモーガン・バーネット(手の骨折)はギプスを着けて2試合を終えたが、バイウィーク休暇の間もブレースを着けてアイシングし続けるとのこと。 「ドアや壁にぶつけたらえらいことだから、とても気を付けてるよ。どこにもぶつけたりしていない。すごく痛そうだし。ただ、ちょっとしたケガは誰もが抱えている。フットボールの一部だよ。一生懸命回復に努め、フィールドに出続けるだけ」
- ヴァイキングス戦でのOLBマシューズのラフィングザパサーは、第2週CAR戦でのILBビショップの反則とまったく同じ。投げた直後に腹部付近をきれいにヒットしたが、タイミングが遅いとされて反則に。ケイパースDCは判定に不満を漏らしている。 「正直言って、あれを取られてはどうしようもない。クレイはちゃんと(顔でなく)低く行き、肩で脇腹をヒットしている。QBはアウトサイドにスクランブルし、率直に言ってクレイはホールディングされ地面に投げられながらセカンド・エフォートでQBをよく追いかけた。まさにコーチしたとおりのプレーだ。あれがコールされたのは残念だ。言えるのはそれだけだね」
- 58ydsを含むFG4本すべて成功のKメイソン・クロスビーがNFCスペシャルチーム部門のPlayer of the Weekに選ばれた。第4週ATL戦に続いて今季2回目、キャリア4回目の受賞。
- パントキャッチの際のWRランドール・コブのマフについてショーン・スローカムSTコーチ。 「フェアキャッチするかどうかの判断をもっと早くすべきだった。そうしておけば、キャッチするためのスペースをもう少し確保できていただろう。しかし彼のキャッチング能力については心配していないし、そのことはあのプレー直後に彼に伝えた。本人もひどく落ち込んではいなかったようだし、その後に好プレーを決めてくれて問題なかった」
- LGラングの股間を蹴ったヴァイキングスのDEブライアン・ロビソンにNFLから$2万ドルの罰金。