グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2011年10月25日

ケガ人情報 : RBグリーンがシーズン終了

ヒザを負傷したRBアレックス・グリーンは手術が必要な重傷と判明。インジャリーリザーブに入ってシーズンを終えることになった。マッカーシーHCはケガの内容について詳述しなかったが、シーズンエンドということは前十字靭帯断裂だろうか。期待の3巡指名ルーキーではあったが、これまで実戦での貢献はごくわずかで(キャリー3回11yds・キャッチ1回6yds)、両RBが元気であるかぎりは影響は小さそうだ。

手っ取り早い補強をするなら、プラクティス・スクワッドから新人RBブランドン・セイン(オハイオ州立大)を昇格させる手もあるし、FAのままになっているRBディミトリ・ナンスと再契約する手もある。昨季の大部分をRBブランドン・ジャクソン&FBジョン・クーンの2人でまかなったことを考えると、グリーンが欠けたままでも昨季よりはよくなっている。

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WRグレッグ・ジェニングスはゲーム最初の26ydsキャッチの際に手をハードヒットされ、骨折の可能性が心配された。しかし月曜の会見でマッカーシーHCは、「手の打撲で、大きな問題になるとは思わない」と説明してファンを安心させている。負傷後すこしだけ休んでゲームに復帰したが(復帰後に6回121yds)、しばらくはしびれが残り、試合後もかなりの痛みがあったようだ。

WRジェニングスはすでにレシービング677yds(NFL5位)を記録し、シーズン1500ydsのペース。もし骨折していたらパスオフェンスにとって大きな痛手となるところだった。

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首のケガでインジャリーリザーブ入りしたFSニック・コリンズが、試合後のロッカールームで久しぶりにインタビューを受けた。IR入りした選手は遠征に同行しない方がむしろ普通だが、彼はチームに帯同してアドバイザー役を務めている。首のブレースは来週には取れるが、現役を続けられるかどうかはまだわからない、と本人は言う。

「うまく回復して来季に復帰できればと願ってる。でも、もしドクターが復帰はダメだと言うなら、現実を受け入れるしかない。現時点では僕らは前向きな気持ちでいるし、戻れる可能性は大きいと感じている。外から見るだけというのはつらいけど、チームメイトと一緒にいられる時を楽しんでもいる。(チームに同行すれば)仲間の近くにいられるからね。引退したら僕はヘッドコーチになりたいし、仲間の準備を助けるのはそういう意味でも正しい方向だ」

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欠場中のLTチャド・クリフトンも久しぶりにコメント。 「ハムストリングの部分断裂だったけど、完全に骨から離れてはいないから、手術は不要だった。ハムストリングってのは、治療をしてリハビリを続けてみないとわからない。インジャリーリザーブ入りするかどうか、決めるのは僕じゃなくチーム側だ。自分としてはすごく順調に回復してると感じてるし、今季中に復帰できるチャンスがあると思ってる」

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欠場したCBサム・シールズ(脳震盪)について、「今日ドクターから復帰許可が下りた」とマッカーシーHC。

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