グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2011年3月23日
今週はニューオーリンズで年次オーナー会議が開催され、ヘッドコーチやGMもそれぞれの会議に出席するため現地に集結している。
- 出場停止からの復帰を目指すDEジョニー・ジョリー(記事へ)はチームのプランに入っているのか、という質問にマッカーシーHC。「もちろんだ。(復帰許可までの)プロセスの成り行きを我々は注視している」
- コミッショナーによると、ロックアウト中は出場停止選手の復帰手続きも停止中、とのこと。
- 長い間パッカーズの広報部長を務めてきたジェフ・ブラムが辞任した。激務に疲れ、家族と過ごす時間を増やしたいから、と球団も本人も説明している。しかし、スーパーボウル前の記念写真騒動(IR入り選手がTwitterで不満を漏らして騒動に)を防げずに退団を余儀なくされた、との説も一部にはある。不用意発言が一瞬で広まってしまうソーシャルメディアの興隆で、球団や選手のイメージを保つための仕事はますます困難になりつつある。
- 後任が決定するまでは、アーロン・ポプキー副部長が暫定で広報部長を務める。
- ロックアウトのため、スーパーボウルリングのデザインについて選手の意見を聞けないので、球団はリング発注を見合わせている。例年は6月前半あたりに完成披露・授与されているようだ。
- 優勝チーム恒例のホワイトハウス訪問の予定も決まっていない。例年は4月下旬から6月上旬が多く、昨年のセインツだけは8月9日と非常に遅い時期だった。
- キャンベル社の"Click for Cans"コンテストでパッカーズファンが9連覇を達成。毎週のオンライン投票でクリック数の多かった方が勝利チームとなり、優勝チームの地元にはキャンベル社から18000缶が寄付される、という趣向だ。パッカーズファンはこのコンテストにプライドを持っており、企画が始まって以来9年間全勝優勝を続けている。
- 上記コンテストの懸賞18000缶とAssociated Bank社(パッカーズのスポンサー)からの寄付を合わせて29,600缶が、ウィスコンシン州30か所の食糧配給所に配布された。ランボーフィールドでの配布作業に例年はパッカーズ選手も参加するが、今年はロックアウトのため、OBの元WRビル・シュレーダーが汗を流している。(写真)
- 人気カントリー歌手ケニー・チェズニーのコンサートが6月11日にランボーフィールドで開催される。昨年11月に決定しており、このたび詳細が発表された。ランボーフィールドでのコンサート開催はこれまで1985年のサバイバーだけで、2003年の大改築後は初めてだ。球団の収入増のための努力なのは言うまでもない。
- ランボーフィールドのフィールド自体をパッカーズ以外に使用するのは非常に珍しい。2003年の大改築後では、2004・2005年のスノークロス(2004年は雪不足のため駐車場で行われた)、2006年の大学アイスホッケー(記事へ)ぐらい。
- ケニー・チェズニーといえば、高校フットボールをテーマにした"The Boys of Fall"のミュージックビデオが昨年夏にESPNで放送されて話題となった。ショーン・ペイトンHCの素晴らしいスピーチから始まって数多くの名選手・コーチが登場し、最後をアラバマ大の名将ベア・ブライアントが締めくくっている。たいへん感動的な映像なので、まだの方はぜひ。