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Notebook: コーチ流出はここまで?
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2011年2月17日
- "Coaching administrator"だった元セーフティのカーティス・フラー(32歳)はパッカーズとの契約が延長されず、退団が決まった。彼は2009年にアシスタントスペシャルチームコーチを務めたあと、昨年チャド・モートンと入れ替わって現在の役職に。ゲームフィルムの準備などゲームプラン作成のアシスト、選手スタッツや評価のアシストといった業務に加え、セカンダリー指導も手伝っていた。
- 先日はジミー・ロビンソンWRコーチがカウボーイズに移籍したが、これ以上はオフェンスコーチの流出はなさそうな情勢。トム・クレメンツQBコーチがブラウンズやタイタンズの新OC候補という噂もごく一部にはあったが、その2つともすでに席が埋まった。
- 新WRコーチの候補については、まだ全く情報がない。
- ディフェンス側では、ダレン・ペリー・セーフティコーチやウィンストン・モスILBコーチがレイダーズ新DC候補として取り沙汰されている。
- テッド・トンプソンGMとの新契約は2015年までの5年契約、年平均$2.5ミリオン前後と判明。2008年1月に年平均$2ミリオンの5年契約にサインしていたので、年$50万ドルずつ上乗せして3年延長したことになる。
- Journal Sentinel紙によると、ストイックなハードワーカーのトンプソンGMがいずれ燃え尽きて早期引退しまうことを友人は心配しており、2015年まで契約延長できたことを理事会は非常に喜んでいるとか。現在は58歳、契約満了時には63歳となる。
- いっぽう現在交渉中のマイク・マッカーシーHCとの契約は年平均$5ミリオン前後となる見込み。2006年就任時に年平均$1.7ミリオンだったのが2008年の契約延長で年平均$4ミリオンへと大幅アップしており、それと比べれば今回は小幅だ。年数はこちらも2015年までの5年契約となりそう。
- 選手サラリーと違ってコーチのサラリーは判明しにくいが、現在最高額はマイク・シャナハン(WAS)の年平均$7ミリオンらしい。その他、Journal Sentinel紙によると$6ミリオン級がビル・ベリチック(NE)、ピート・キャロル(SEA)、アンディ・リード(PHI)の3人。それに次ぐ$5ミリオン級が5人いて(ラヴィー・スミス、トム・コフリン、ケン・ウィゼンハント、ショーン・ペイトン、ジム・ハーボウ)、マッカーシーHCはそれに加わることになる。
- ヘルメットの"G"マークの意味はもちろんGreen Bayの頭文字。ところが先日、「"Greatness"の意味だ」というデマがネット上に流れてしまい、球団広報も地元メディアも完全に否定している。誤報が広まった経緯は次のようなものらしい。昨年ウィキペディアに誤った説が書き込まれたのを、元RBティキ・バーバーが鵜呑みにし、スーパーボウルウィークにレポーター役として吹聴してしまった。それが再びネット上の質問サイトに書き込まれ、真に受ける人がたくさん出てきてしまった。
- 火曜夜、ブロードウェイの舞台"Lombardi"をマーフィ社長とCBウッドソンとRBグラントとFBクーンが訪れ、サイン会も行われた(写真)。主演ダン・ローリアはロンバルディ役での出番が増えていて、スーパーボウル前の感動的なペップトークやカンファレンス決勝の前のスピーチのほか、デヴィッド・レターマンのトークショーにもロンバルディとして出演している。(ビデオ1・ビデオ2)
- 水曜午後には上記4人でニューヨーク証券取引所を訪れ、取引終了のベルを鳴らした(写真・ビデオ)。全員がちゃんと証券マンのようなスーツ姿で、電話で注文を受けるポーズも(写真)。マーフィ社長は労使交渉の成り行きについてCNBCのインタビューを受けている(ビデオ)。
- 元FBウィリアム・ヘンダーソン、LGカレッジ、G/Cマクドナルド、OLBゾンボ、CBブッシュ、Sマーティン、ヘッドトレーナーのペッパー・バラスは中東にあるいくつかの米軍基地を慰問に訪れている。(写真集1・写真集2)