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Packers - Giants Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年12月28日
- プレーオフのようだった?という質問にマイク・マッカーシーHC。「まさにそのとおり。我々には勝つしか道がなかった。(8勝6敗という)成績は変えられないが、ホームでプレーできる機会に、今日はファンが素晴らしい後押しをしてくれて、おかげでよいスタートを切ることができた。今日の成功の大きな理由の1つはホームの観客だと思う。数字は誰もが知っているとおりだ。我々は9勝目を挙げ、トーナメントに進むには10勝が必要だ」
- マッカーシーHC。「オフェンシブラインがよく頑張ってくれた。試合前にCスコット・ウェルズが流れを作ってくれたんだ。彼がリーダーとしてロッカールームで声を上げ、チームを鼓舞した。ジャイアンツがいかにフィジカルなチームかという話題ばかりで、ウチの選手たちはうんざりしていたからね。その怒りを胸にプレーしてくれたよ」
- QBアーロン・ロジャース。「僕にとって過去最高のパフォーマンスだったのは間違いない。マット(フリン)に言ってたんだよ。先週彼があまりによかったから、頑張らないと僕はスターターの座を取り戻せないってね。この1週間、よい練習ができた。すべてはそこから始まるんだ。僕の体にとっては、シーズン終盤によい休養ができた。活力が戻ってきて、右腕も生き返ったみたい。いい感じで投げられていたし、ゲームプランにも自信があった」
- QBロジャースはスクランブル2回ともちゃんとスライディング。「この2週間は友人や親せきからさんざん"スライドしろ"ってメールが来たよ。(野球のセーフのポーズは)Dr.グレイ(チームドクター)をからかったものだ。ポケットを出たら賢く、と話し合っていたから、スライドして『セーフ』のポーズをしてDr.グレイを指差したわけ。彼から言われたことを思い出して」
- プレーアクション・パスでのQBロジャースは11/12、241yds、3TDだったらしい。
- WRグレッグ・ジェニングス。「オフェンシブラインはいくら褒めても足りないよ。先週はジャイアンツのパスラッシュがいかに強力かという話題ばかりだったし、僕ら自身も彼らのパスラッシュを話題にした。彼らの強力なフロント4に対してウチのフロント5が頑張ってQBを守り、そのおかげでこんなオフェンスを展開できたんだ」
- パスプロテクションの健闘について、「過去3週で14サックを献上していたしね、そりゃあ正直心配はあったよ」とジョー・フィルビンOC。
- RBトリオでラッシング33回93ydsという内容についてフィルビンOC。「大きなゲインはなかったからね(最長は8yds)。ランでどんどん波に乗って行ける感じではなかったが、堅実に3yds、4ydsのゲインができていた。ウチのランニングゲームは効果的だったよ。こちらの連中はハードに、よいプレーをしてくれた。(スプレッド隊形からの)サブ・ランニングゲームは、ニューイングランド戦ほど好調ではなかった。準備段階から、今週はあまり使うつもりではなく、ベース隊形を信頼していた」
- FBジョン・クーンの活躍についてWRグレッグ・ジェニングス。「ジョン・クーンのすごいところは、彼がボールを持つのだろうとファン全員がわかり、相手ディフェンス全員がわかっていても、決して僕らを失望させないところだ」
- RTブライアン・ブラガ。「パワー・フットボール。こつこつとランを重ね、時間を使って相手ディフェンスを出ずっぱりにしなきゃいけない。世間は僕らのことを優秀なランブロッキングユニットとは言わないかもしれないが、やればできるのだと自分たちにはわかっている」
- Journal Sentinel紙のPlay of the Game図解はWRネルソンへの先制80ydsTDパス。こちらは3WRのショットガン隊形で、TEクウォレスがRBジャクソンの前にセットする。スナップと同時にTEクウォレスがランブロッカーのように動き、相手LB2人はRBジャクソンのランフェイクにつられてフィールド中央奥がガラ空きに。前に体重のかかったFSアントレル・ロールをWRネルソンがぶち抜いてポスト・ルートを走り、どんぴしゃのパスがヒット。SSフィリップスは右WRジェニングス、CBグラントは左WRジョーンズの方をヘルプしてしまい、FSロールは孤立無援に近かった。ネルソンは相手DB3人を引き連れて残り42ydsを走り切った。
- NT B.J.ラジ。「このゲームでもし負けたらどうなるか、みんなよくわかっていたからね。どうしても勝利が必要だということ、そして、来週への自信の上でもよい形での勝利が必要だと。このチームが素晴らしいのは、ゲームの重要さが変わっても、みんなの振る舞いが変わらないことだ。大きなゲームだからといって押しつぶされることがない」
- OLBクレイ・マシューズ。「まずランを止めてイーライに投げさせるのがウチの目標だった。ほぼ完ぺきにできたと思う。ウチのディフェンス相手では、あまり走る余地はないからね」
- チーム最多の今季6インターセプトとなったCBトラモン・ウィリアムズ。「僕らがターンオーバーを奪い、オフェンスが今日のようなプレーをしたら、ウチを倒せるチームはいないと思うね。この調子で続けたいものだ。今日はイーライ・マニングが長いのを狙ってくるとわかっていた。彼はリーグ最多インターセプトだし、長いのを狙ってくるから、僕らはビッグプレーのチャンスが必ずあると思っていた」
- 第3QのファンブルリカバーについてFSコリンズは、「クレイ(OLBマシューズ)が背後から忍び寄ってボールを叩き出し、僕がインバウンズに投げ戻すことができた。それでILBビショップの手を経て、最後にようやく僕が飛び込んで押さえることができた」と説明している。ジャイアンツのトム・コフリンHCはここで(アウトオブバウンズ選手がボールに触れたのではないかと)無謀なチャレンジを敢行したため、第4QにCBシールズのインターセプトの場面でチャレンジができなくなってしまった。
- 上記ファンブルリカバーについてILBデズモンド・ビショップ。「どうしてもターンオーバーが欲しかった。僕は勢いがついていてアウトオブバウンズに出そうだったから、ボールをインバウンズに叩き戻して誰かウチの選手が押さえてくれればと願った。ニック・コリンズがそこにいてくれてよかったよ」
- FSニック・コリンズは痛み止めの注射も受けず、わき腹の激痛をこらえながら頑張り通した。試合前には真剣に欠場を検討したほどだったが、1INT・1ファンブルリカバーの活躍で勝利に貢献。「最後までプレーできるのか、疑問符はたくさんあったよ。チームメイトには励まされ通しだった。厳しい戦いで、もう退場したいと思ったことは何度もあった。でも仲間が 『お前ならやれる、お前ならやれる』 と言ってくれて、本当に最後までやれた」
- ストロングセーフティはチャーリー・ペプラーとアタリ・ビグビー(負傷退場したが)をローテーション起用し、右OLBはロバート・フランソワとエリック・ウォルデンをローテーション起用した。OLBウォルデンはパスキャッチしたTEボスの胸からボールを叩き落とす好プレーあり。
- NE戦でダイム隊形(6DB)を多用したドム・ケイパースDCだが、今回はベース隊形とニッケル隊形(5DB)しか使わなかった。ラン守備重視のためだろう。
- WRジェニングス、WRドライバー、WRジョーンズ、WRネルソン、RBジャクソンの5人が今季40パスキャッチ以上を記録。パッカーズで5人が40回を超えたのは1980年シーズン以来30年ぶり。
- 1試合で2人の100ydsレシーバーが生まれたのは2008年最終週DET戦以来2年ぶり。
- 先発最初の3シーズンで12000ydsを投げたのは、QBペイトン・マニング、QBカート・ワーナーに次いでQBロジャースがNFL史上3人目。
- Kメイソン・クロスビーは今季108得点、NFL通算505得点に。NFL63試合目での500得点到達は、RBポール・ホーナング(キッカー兼任)の60試合に次いで球団史上2位。
- フレキシブル・スケジュールのサンデーナイトゲームに選ばれたのは、NFC西地区優勝決定戦のSTL@SEA。いっぽうCHI@GBはサンデーナイトにはならなかったが、(より広域で放送される)東部時間4時15分からに変更されている。