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Packers - Patriots Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年12月21日
- 勝ち目がないと言われていたゲームを終え、勇気づけられた?それとも落胆した?との質問にマイク・マッカーシーHC。「みなさんがどう考えるかは、私のとってどうでもよいことだ。我々は勝つためにここに来た。決してアンダードッグじゃない。これで我々は8勝6敗となり、次のジャイアンツ戦で9勝目を挙げるために準備をしなければならない。我々はそのことに集中している」
- 敗れたのが接戦ばかりなのは余計に傷つく?という質問にマッカーシーHC。「失礼な返事はしたくないが、(競り負けるためには)どの試合でも接戦に持ち込めなくてはならないし、21点差で負ける方がよい気分になるとは思えない。このハイレベルなリーグで、毎週激しく戦わなくてはならない。今日だけでも、信じられないゲームがいくつもあった。そんな中でこうしてやれていることは、我々の何かを示していると私は思う。どの試合も勝つことを我々は自分たちに期待している。今夜はそれが成し遂げられなかった」
- 残り2戦を勝てば自力でプレーオフ、と記者から聞いて選手たちは元気づけられた様子。「本当にそう? 他球団の助けなしで? うん、それは嬉しいね。敗戦後にそう聞いても気分がよくなるわけじゃないけれど、僕らにまだプレーオフの目があって、自分たちの運命をコントロールできるのはいい」とILB A.J.ホーク。
- 同じく自力プレーオフが可能だと聞かされたWRドナルド・ドライバー。「それ本当なの? そうした状況に関係なく、負けるのはつらいものだけど、最後の2戦に勝てば僕らはプレーオフなんだね。それはすごい。今は戦いの真っ最中で、ぎりぎりまで追い詰められはしたけれど、僕らはそこを切り抜けなきゃいけない」
- QBマット・フリンについてマッカーシーHC。「このチームに勝利のチャンスを与えてくれたという点で、彼はよいプレーをしたと思う。技術的な部分を見れば、いろいろと反省点は見つかるだろう。無理をしたプレーが何度かあったとはいえ、素晴らしいプレーがたくさんあった。彼のおかげで我々は勝つチャンスがあった」
- QBフリンの活躍についてWRジェームズ・ジョーンズ。「とても言葉では表せないよ。彼は代役として入って、このチームをしっかり掌握し、ミスのないプレーをした。唯一のターンオーバーは、僕の(ルート取りの)ミスによるものだ。彼は本当によく頑張った。すごいクォーターバックだし、NFLで明るい将来がある」
- WRジョーンズ自身が言うように、第3QのインターセプトはWRジョーンズがスラントのルートを最後まで走れなかったのが原因だったらしい。
- 試合最後の時間切れをマッカーシーHCが説明。「(3rdダウン11からの10ydsパス成功で)1stダウンになったのか4thダウンになったのか。残り20秒か21秒、時計は流れていた。1stダウンかどうかすぐには判然とせず、4thダウン1とわかり、最後はTDを狙うしかなかった。(結果としてサックに終わったものの)マットは適切な判断をした」
- クロックマネジメントが狂ったのはサックが大きかった。残り1分05秒で敵陣24ydsまで進んでの1stダウン、右サイドのブリッツを止められずサックを喰らい、最後のタイムアウトを使わざるをえなくなったからだ。右アウトサイドからのLBフレッチャーのブリッツをRTブラガが担当すべきところをインサイドのDEの方に行ってしまい、失敗に気が付いたRGシットンが慌ててLBフレッチャーを止めに行ったが間に合わず。「なにも変わったブリッツじゃない。あれならば止めていなければならないし、それができないなら、こちらはあまり頭がよくないということだ」とジョー・フィルビンOC。
- 「RBブランドン・ジャクソンとFBジョン・クーンはこれまでとは違ったレベルの活躍だった。2人ともよくタックルを破り、とくにFBクーンは入団以来最高のプレーだったと思う。ラン・ゲームは大きな成果を残せたし、ペイトリオッツの強力なオフェンスを考えればなおさらそれが重要だった。タイムオブポゼッションと3rdダウンについては、プラン通りの結果が出せた」とマッカーシーHC。
- NT B.J.ラジはNFLで初めての1試合2サック。
- ダイム隊形(2DL-3LB-6DB)ではいつもサイドラインに退くILBデズモンド・ビショップだが、今回は代役スターターのOLBエリック・ウォルデンの方が退き、ビショップはアウトサイドに入った。
- 冒頭のオンサイドキック成功についてマッカーシーHC。「オンサイドキック練習自体は毎週していることだ。Kメイソン・クロスビーのキックは素晴らしかった。ゲームプランを組み立てる上で、『ちょうどよい機会が来たらやってやろう』と考えていた。それがたまたま試合最初だっただけだ」
- オンサイドキック選択についてKメイソン・クロスビー。「先週の準備段階からずっとプランに入ってはいた。オープニング・キックオフで相手からポゼッションを奪うチャンスだった。試合ではいつでもそれを狙うものだけど、ペイトリオッツのオフェンスが相手となればなおさらだ。どちらに転んでもおかしくなかったけれど、試合最初に成功させられて、チームにすごく勢いがついた」
- 第2Q残り2分17秒、せっかく10点をリードしたところでビッグリターンを許し、せっかっくのモメンタムを手放す結果となった。スクイブキックを相手ラインマン(313ポンドのOGダン・コノリー)に捕らせたまではよかったが、カバーチームのミスで71ydsも走られ、あっという間に3点差にされてしまったのだ。世間的には「珍事」ですむが、チームにとっては大失態だった。
- ショーン・スローカムSTコーチ。「奇妙としか言いようがない。起きてはならないことだ。敵陣30yds以内でタックルしてしかるべきデザインだった。自陣35ydsあたりでまた倒すチャンスがあったのに、(SSペプラーが)ボールを狙ってしまい、エンドゾーン近くまでどんどん走られてしまう結果になった。(スクイブを選択したのは)できるだけWRブランドン・テイト(NFL8位の26.1yds、2TD)に捕らせたくなかったから。(風向きの関係で)逆サイドなら深く蹴るプランだったが、あのサイドではボールが飛ばなかったし」
- リターンしたOGコノリーにタックルミスしたSSチャーリー・ペプラー。「ラインマンならボールスキルがあまりよくないと思って、ボールを狙いに行ってしまった。ただタックルに行くべきだった。でかいヤツが爆走してスコアリング・ポジションに進むのを見送ることになってしまった」
- WRグレッグ・ジェニングスは4年連続の1000ydsシーズン達成。12TDパスキャッチはNFL2位タイ、NFC1位タイ。
- LTチャド・クリフトンはNFL通算157試合出場を達成し、オフェンシブラインマンとしては球団史上4位に。1位はOTフォレスト・グレッグ(在籍1956-1970)の187試合。
- 以下のケガ人情報はすべてマッカーシーHCの会見から。
- QBアーロン・ロジャース(脳震盪)について。「最新情報は水曜にお伝えすることになるだろう」
- 肋骨を痛めて途中退場したFSニック・コリンズについて。「次のゲームについては"Questionable"というところだが、思っていたよりは軽かった」
- 2試合欠場中のDEカレン・ジェンキンズ(ふくらはぎ)について。「最終戦に間に合えばと願っている」
- NE戦を欠場したOLBフランク・ゾンボ(ヒザ)について。「次のNYG戦に出場できる可能性はある。回復してきている」