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Notebook: ロジャース練習復帰
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年12月23日
- 脳震盪で1試合欠場したQBアーロン・ロジャースに復帰許可が下り、水曜の練習にフル参加。1stチームのほぼ全スナップを担当した。脳震盪のリスクをすこしでも減らすため、新型ヘルメットを初めて着用している。
- DEカレン・ジェンキンズ(ふくらはぎ)はすでに欠場が決定し、OLBフランク・ゾンボ(ヒザ)も休んでいる。この2人以外は、部分参加を含めて全員が練習できている。
- 肋骨を痛めたFSニック・コリンズは、かなりの痛みがあるものの、なんとか出場できそう。「間に合うはずだ。ヒモで縛られようと、なんとか逃げ出してフィールドに出るよ。今週は僕らにとって、食うか食われるかの瀬戸際だ。チームメイトは僕を頼りにしているんだから、僕もできる限りの努力をする」
- ロッカールームでのQBアーロン・ロジャースの15分にわたるインタビューから。
- 「出場できると100%確信している。僕は自信を持っているし、ドクターたちも自信を持っている。先週もずっと出場のつもりでいたのだけれど、最後まで許可が下りなかった」
- もう一度脳震盪を起こすリスクが心配では? 「いや、その心配はしていない。僕はすべてのテストをクリアし、なにも心配はないと太鼓判を押してもらえたから」
- 練習での調子は? 「すごくよかった。勘が鈍っている感じはなかったよ」
- 今後はちゃんとスライディングする? 「これまでだって僕は全体の95%はスライディングしてきたし、ポケットの外では無茶せず、大体は賢くプレーしてきた。それができない状況もあるけれど、フットボールは反応のゲームであり、衝突のゲームだ。フィールドでは衝突はつきものだよ。もちろんQBとしてリスクを最小限に留めたいのは当然だけど、僕は自分のプレーを続けるつもりだし、可能な時はスライディングする」
- 再び控えに戻ったQBマット・フリン。「失望はまったくない。これこそバックアップQBの仕事というものだ。アーロンが戻ってくれて僕らは嬉しいよ。僕は先週と同じように準備する。先週は多くを学んだし、機会がもらえてほんとうによかった」
- RTブライアン・ブラガはNE戦の最後のシリーズで彼らしからぬメンタル・ミステイクからサックを許した。次はディフェンスMVP候補のDEジャスティン・タックが相手だ。「僕はシーズンを通してアサインメントがしっかりできていたし、率直に言って先日のゲームも大部分はそうだった。僕らはあの形のブリッツを何度も止めてきたのに、最後のあれだけはコミュニケーションがうまくいかなかった。全体の呼吸が合っていなかった」
- プラクティス・スクワッド選手の入れ替え。WRテランス・スミスをプラクティス・スクワッド・インジャリーリザーブに入れ、Sマイケル・グレコおよびOGエイドリアン・バトルズと契約した。
(先週QBグレアム・ハレルが昇格したため、枠が1つ空いていた)
- Sマイケル・グレコ Michael Greco はセントラルフロリダ大出身のドラフト外ルーキー。同大ではRGシットンの2年後輩にあたる。身長6フィート3(191cm)、224ポンドの長身セーフティ。今春ジャイアンツに入団したものの、開幕前に解雇され、10月半ばから4週にわたってパッカーズのプラクティス・スクワッドに在籍、その後解雇されていた。
- OGエイドリアン・バトルズ Adrian Battles はミルウォーキー出身。ミネソタ州立大から今春ドラフト外でヴァイキングスに入団するが開幕前に解雇され、これまでフリーのままだった。身長6フィート3(191cm)、体重318ポンド(144kg)。
- プロボウルのファン投票が月曜で終了した。LTクリフトン、OLBマシューズ、CBウッドソンの3人に加え、RGシットンもNFCのポジション別1位に浮上。QBロジャースはQBブリーズに抜かれてNFCのQB部門3位に後退している。あとは選手・コーチによる投票を加味し、来週火曜にプロボウラーの顔ぶれが発表される。
- 水曜朝、ランボーフィールドで今季2回目の「公募雪かき」が行われ、数百人のファンが汗を流した。年齢15歳以上、時給$8ドル。ショベルはスタジアム側が用意する。