過去の記事 |
2010年 >
08月 >
Day 30: Pマステイ好調キープ
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年8月30日
2連休明けのフルパッド練習は2時間23分にわたる熱のこもった内容となった。残る公開練習はこの日を含め3回だけ。
- ケガ人情報。
- コルツ戦を休んだWRグレッグ・ジェニングス(腰)とWRブレット・スウェイン(ヒザ)が練習に復帰。
- 2試合欠場したOLBブラッド・ジョーンズ(肩)はパッドを着けているが、参加はジョグ・スルーだけだった。LTクリフトン(おそらく休養のため)、T/Gブラガ(股関節)、DEジェンキンズ(ふくらはぎ)、OLBマシューズ(ハムストリング)はパッドを着けず、ジョグ・スルーだけ参加している。
- コルツ戦で負傷したRBポーター(ヒザ)、DEウィン(脳震盪)、ILBビショップ(ハムストリング)、CBアンダーウッド(肩)は休んでいる。Sウィル・ブラックモンも休み。オフにACLの手術を受けたヒザはまだ万全ではないらしい。
- RBクイン・ポーターのヒザの捻挫は軽いものではない、とマッカーシーHC。開幕まで2週間を切っていることを考えると、インジャリーリザーブに入れるか、解雇してヒザが治るのを待ってプラクティス・スクワッドに入れるか。スタークス(まだPUPリストのまま)とポーターの負傷で、RBクレッグ・ランプキンは3番手RB確保に大きく近づいたと言える。
- クリフトンとブラガがいないため、この日の11on11練習ではT.J.ラングが1stチームの左タックルに入った。昨季はクリフトンの代役として7試合でLTをプレーしたラングだが、今夏はおそらくこれが初めて。2ndチームではこれまでどおり右タックルをプレーした。
- RTブレノ・ジャコミニは右ガードでもプレー。今夏はほとんどなかったことで、ロースター争いでますます劣勢になっている証拠ではないか。
- ジョグ・スルーではLB陣をさまざまにシフトする陣形を試している。たとえば、バーネットとマシューズがインサイドにラインナップし、2人ともアウトサイドからブリッツ。マシューズとジョーンズが同じサイドにセットするプレーも。また、昨季も使った1-5-5の"サイコ"フォーメーションも見られた。
- 11on11練習では、ILBブランドン・チラーが大ジャンプしてQBロジャースのパスをインターセプトするスーパープレーがあった。7on7練習ではILBバーネットがインターセプト。風が強かったせいもあるが、この日のQBロジャースはプレシーズンゲームの好調さがウソのようにミスが多かった。
- CBアンダーウッド(肩)不在のこの日は、CBサム・シールズが1stチームのニッケルバックに入っている。2ndチームのCBはシールズとブッシュ、3rdチームはパット・リーとD.J.クラーク。CBパット・リーは完全に降格なのか。
- 先日のコルツ戦といい、いまや首脳陣がCBサム・シールズの3番手/ニッケルバック起用を真剣に検討しているのは明らかだ。同じドラフト外入団のCBトラモン・ウィリアムズがニッケルバックの座をつかんだのは、プロ2年目の2007年シーズン後半のこと。シールズはマイアミ大3年目までWRをプレーし、昨年CBにコンバートされたばかりなので、まさに驚異的な出世といえる。WRについていくスピードやアスレチック能力だけでなく、ボールへのプレーが良いのが頼もしい。
- 先日初INTを決めたSSモーガン・バーネットが、この日もQBフリンのパスをインターセプト。
- コルツ戦でRB陣が2つファンブルしたため、この日のボールセキュリティ・ドリルではエドガー・ベネットRBコーチが普段以上に熱心にハッパをかけていた。
- 開幕戦のイーグルス対策と思われるセッションもあり、CB D.J.クラークがスカウトチームでQBマイケル・ヴィック役を務めた。
- スペシャルチーム練習。
- パント練習はPティム・マステイが1stチームに入り、追い風参考ながら65yds2本を含む6回平均58.6yds(ハングタイム4.59秒)と絶好調。ゲット・オフ・タイムも1.99秒と申し分なし。
- 2ndチームと一緒にプレーしたPクリス・ブライアンは、7回平均46.9yds(4.23秒)。
- プレシーズン最終戦でもパンター争いは続く、とマッカーシーHC。「実際のゲームの中でどうなるか、我々は両パンターの情報をできるかぎり集めたい。どちらも才能に恵まれ、上り坂にある選手だ。我々は正しい選択をしたいし、選ばれなかった方もNFL球団でやっていけると私は確信している」
- パントの1stチームは、RBジャクソン、FBホール、FBジョンソン、TEリー、TEヘイヴナー、TEクラブトリー、CBシールズ、CBブッシュ、Sマーティン、LSグード、Pマステイ。
- キックオフの1stチームは、RBジャクソン、FBホール、TEリー、TEヘイヴナー、OLBポピンガ、CBウィリアムズ、CBシールズ、CBブッシュ、FSコリンズ、Sマーティン、そしてキックオフ役のPティム・マステイ。途中でOLBポピンガとCBブッシュとFSコリンズが退き、代わりにWRスウェイン、OLBチラー、OLBゾンボが入った。
- Pティム・マステイのキックオフについてマッカーシーHC。「メイソン(Kクロスビー)が1番手であることに変わりはないが、ティムは先日のゲームも今日の練習も非常によい仕事をしている。キッカーがもう1人加わることでメイソンの消耗を減らすこともできる。メイソンもまだ若いので、キックオフスペシャリストが必要というわけではないが、選択肢が増えるに越したことはない」