グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2010年8月26日

Quiet Confidence

昨年のパッカーズは絶好調のプレシーズンを過ごし、先発オフェンスは出場13シリーズで9タッチダウン、被サックはゼロ。スーパーボウル候補ともてはやされたのも無理はない。ところがレギュラーシーズンが始まると、ベアーズ戦での4被サックを皮切りに、前半8試合でなんと37被サック。ようやく立て直せたのはシーズン半ばのことで、地区首位ヴァイキングスには大差をつけられていた。この経験が、チームにもQBロジャースにもよい教訓になったのは言うまでもない。

「謙虚さを学んだ? そう、まさにその通りだね」とQBアーロン・ロジャースは振り返る。

「今年は違った雰囲気を感じる。去年とは違った種類の自信なんだ。今年のは本当の自信・・・成熟し、現実的な自信だ。去年は誰もがウチを優秀なチームだと言い、僕ら自身も 『そうだ、僕らはフィールドに出るだけでいい。プレシーズンを見てみろ、僕らを誰も止められはしない』 という感じが多少あった。まあそこまでひどくはなかったけど。でも今年はもっと地に足の着いた自信というかな、『ウチがよいチームであることはわかってる、でもそれを本番で実行してみせなきゃいけない』 という感じだ」

「第1週の相手がフィラデルフィアであることを決して忘れちゃいけない。彼らのディフェンスは変幻自在なフロントラインを使い、非常に力強いパスラッシャーがいて、彼らのシステムとスキームを打ち破るのは容易じゃない。毎シリーズで得点するなんてとても期待できない」

「僕らはミスを修正していかないと。先日は僕ら1stチームにとってメンタル・エラーやアサインメント・ミスが多すぎた。2ポゼッションで2タッチダウンだったけれど、ビッグプレーの成功がミスを覆い隠してしまったところがある。この木曜はしっかりやれるといいけどね」

「僕らはプレシーズンでつかんだのと同じようなリズムに乗れるよう、レギュラーシーズン序盤は努力することになるだろう。紙の上では、そうたしかに、僕らを止めるのは難しいように見えるだろう。しかし相手ディフェンスだって給料をもらってやっているんだ。僕らのやること全てに対応したゲームプランを必ず練ってくる」

カテゴリ : Player