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Day 25: ブラガ復帰 シールズ躍進
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年8月25日
今週唯一のフルパッド練習。さわやかな天気しかも午前10時45分からの練習とあって、2000人以上のファンが集まっている。
- ケガ人情報。
- 昨日途中退場したLT/LGブライアン・ブラガ(股関節屈筋)が早くも練習に復帰し、持ち前のタフネスを見せた。1on1のパスラッシュドリルは休むなど、フル参加ではない。
- 先週木曜に肩を痛めたOLBブラッド・ジョーンズ(肩)はジョグ・スルーだけ参加し、あとはリハビリ組とともに室内練習場で別メニュー。この様子ではもう1試合欠場となりそう。
- しばらく休んでいたILBアレックス・ジョセフ(太もも)も復帰している。
- WRグレッグ・ジェニングスは腰に張りを感じて途中退場。
- CBアル・ハリス(ヒザ)についてマッカーシーHCは、「リハビリを頑張っているところだ。着実によくなってはいるが、フィジカルチェックを合格する準備はできていない」と説明。開幕戦出場がだんだん難しくなりつつあるのはたしか。
- RBジェームズ・スタークス(ハムストリング)について悪いニュース。「昨日はよくない日だった。ずっと回復してきていたのだが、後退があった」とマッカーシーHC。
- コルツ戦での起用法についてマッカーシーHC。「スターター組は少なくとも前半いっぱいはプレーさせる。それから先はハーフタイムに判断する」
- ラジオ解説ラリー・マッカレンによると、この日ゴールライン練習でオフェンスが多用したのは、"Jumbo"(2RB・1WR・2TE)セットと"Tank"(2RB・0WR・3TE)セット。シーホークス戦でのFBクーンへの先制TDパスも、"Tank"のフォーメーションだった。(ビデオ)
- この日もかなりのキャリー数をこなしたFBジョン・クーンについて、ジョー・フィルビンOCがジョーク。「フルバックに戻るよう説得しなきゃいかんな・・・。ヤツは自分をジム・ブラウンだと思ってる」
- ロースター争いを続ける2年目のFBクイン・ジョンソンについて、「進歩してきているが、もっと多くを求めたい」とマッカーシーHC。
- LTブライアン・ブラガ(股関節屈筋)は前夜の練習を途中退場したのに、この日は朝から復帰している。「今朝はまだこわばっていて力も入りにくかったけど、ひどいものでは決してない。休むことが最善の道だとトレーナーが決めたなら、僕はそうするよ。でも、まずまずの感じなら、僕は頑固に参加する。ちゃんと機能して自分が役目を果たせるなら、フィールドでプレーすべきなんだ」
- LGブラガの挑戦に対してLGダリン・カレッジもよく踏ん張っているのはたしか。「コーチたちはダリンに満足していると思うし、それも当然だと思う。彼は60試合以上も先発経験があるんだし。もし彼に決まるのならそれで仕方がない。彼がそれを勝ち取り、僕は十分な働きを見せられなかったということだから」とブラガ。
- 依然としてRTブレノ・ジャコミニは2ndチームの右タックルのままで、T.J.ラングは右ガード。
- オフェンシブラインマンたちがファンブルリカバーの練習(足から滑り込む)。また、OL同士のタックリングドリルも行い、ディフェンス選手たちが周囲でワイワイと囃し立てていた。
- DEジェンキンズ(ふくらはぎ)欠場中のため、2巡ルーキーのDEマイク・ニールが1stチームの右DEに入っている。コルツ戦では初先発が見られそうだ。
- DEジャスティン・ハレルは1on1のパスラッシュドリルでCニック・マクドナルドやRT T.J.ラング相手に鋭いパスラッシュを見せ、DL仲間とハイファイブ。
- この日もブランドン・チラーはインサイドに入り、ILBバーネット、左OLBブレイディ・ポピンガ、右OLBフランク・ゾンボの4人が1stチーム。ゾンボは両サイドの練習をしている。
- 3週間にわたってブランドン・チラーをアウトサイドで練習させた実験について、ドム・ケイパースDC。「適切な(時間の)投資だった。彼はアウトサイドで十分よくやったし、本番でも使えると我々にはわかった」
- この日はCBアンダーウッドではなくCBパット・リーがニッケルバックに入っている。
- ディフェンシブバックたちは、ボールキャリアーをサイドラインに追いやりながらファンブルを奪う練習。
- ESPN Milwaukeeのジェイソン・ウィルディ記者は、CBサム・シールズがコルツ戦で3番手CB/ニッケルバックとしてテスト起用されるとスクープしている。「大きなプレーを決める能力、ボールに手を出せる能力を(過去2戦で)彼は示してきた。カバー能力の高さをアピールし、マッチアップ相手にパスを通させていない。しかし、これまではエースQBやエースWRが相手ではなかったのも事実だ。(相手が控えでは)ボールが出てくるのも遅いし、レシーバーがルートを走るのも遅い。だから彼を、本当に速いレシーバー、リーグ最高のQBと対戦させ、どんなプレーをするか見てみたい」とジョー・ウィットCBコーチ。
- CBサム・シールズについてドム・ケイパースDC。「彼が(一線級相手に)どれだけやれるかチャンスを与えたいのだ。彼のクイックネスと瞬発力の高さは明らかだ。コーナーバックにそれがあれば、テクニックの方は学んでいくことができる。相手の近くに張り付き、ボールに対してプレーするだけの身体能力があるということだ」
- スペシャルチーム練習。
- パントリターン練習では、Sブラックモン、CBウィリアムズ、WRネルソン、WRチャスティン・ウェストがリターナー。パント練習のときにはCBウッドソンとFSコリンズもキャッチング練習をしていた。さすがに誰もマフしない。
- パントリターンチームではCBサム・シールズがジャマー(俊足の相手ガンナーをジャムして邪魔する)に入った。彼はパントチームでもCBジャレット・ブッシュに代わって1stチームに昇格し、これで主要スペシャルチーム4ユニットすべてに加わったことになる。
- Kメイソン・クロスビーは28ydsからydsまで7本蹴って6本成功。43ydsを右に外した(苦手の右ハッシュマーク)のは久しぶりのFG失敗だった。先日のシーホークス戦とは逆に、この日はすべてPティム・マステイがホルダー。
- 木曜のゲームを中継するESPNのスタッフがパッカーズの練習を訪れて取材を行っている。ジョン・グルーデン、ロン・ジャウォースキ、マイク・ティリコ、ミシェル・タフォヤといったおなじみの面々。ケヴィン・グリーンOLBコーチにインタビューする場面も見られた。
- シーホークス戦でSデリック・マーティンが退場処分になったプレーの映像はこちら。下の方が見えないが、2発ぐらいボディーにパンチを入れたということらしい。
- 元パッカーズのWRジャヴォン・ウォーカーがヴァイキングスと契約。WRシドニー・ライスが臀部の手術を受けてWR陣の層が薄くなったため。ファーヴは2005年にホールドアウトしたウォーカーの身勝手さを痛烈に批判したことがあり、皮肉な成り行き(今ではファーヴの方が身勝手さの代名詞になったので)にちょっとした注目が集まっている。
- 元パッカーズのRBアーマン・グリーンはUFLオマハ・ナイトホークスのキャンプで汗を流しているところ。ヘッドコーチは元パッカーズOCのジェフ・ジャゴジンスキーで、チームメイトにはWRロバート・ファーガソンやOGジュニアス・コストンもいる。
- 元パッカーズ1巡指名のCBアマド・キャロルがCFLのカルガリ・スタンピーダーズと契約。