グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2010年5月18日
- Organized Team Activities(OTA)が始まった。初日はフィジカルチェックやミーティングだけで、フィールドでの練習は2日目にスタートする。練習は週4日ほど行われ、ファンに公開されるのは週1回水曜だけ。(今後の予定はこちら)
- パッカーズにとっては今オフ初めてのチーム集合であり、ルーキーとベテランの初顔合わせの場でもある。チーム側は参加を強制できないので、ベテラン選手は用があれば欠席することも少なくない。
- 制限付きFAのDEジョニー・ジョリー、SSアタリ・ビグビー、CBトラモン・ウィリアムズの3人はまだテンダーオファーにサインせず、OTAに参加していない。
- DEジョニー・ジョリーは鎮痛剤コデインの不法所持事件で、いよいよ今週金曜から裁判が始まる予定。サインしないかぎり球団側はRFAテンダーをいつでも引っ込めることができるので、もし有罪判決が出たら、チーム側はRFAテンダーを引っ込めて節約する可能性が出てくる。そうならないよう、先にサインを済ませた方が本人のためではないか(ただし解雇の恐れは消えない)。DEを2人ドラフト指名した点でも球団側の立場が強い。 RFAとはいえ、いわゆる「1巡テンダー」の$2.521ミリオンは、簡単に足蹴にできる額ではないはず。
- SSアタリ・ビグビーは、SSモーガン・バーネットの3巡指名入団で先発の座が危ういというのに、わざわざ新人を1stチームに入れる機会を作っていいのか。ただファンとしては面白い。
- 契約延長に向けて、最も立場が強いのはCBトラモン・ウィリアムズ。30代半ばのベテランと大ケガ組ばかりで若いライバルがおらず、チームとしては手放すわけにはいかない。
- ランボーフィールドのアトリウムのガラスに銃弾で穴が開いているのが発見され(写真)、警察が捜査中。人のいなくなった前夜10時以降に起きたことは間違いなさそうだ。警察はダウンタウンで起きたドライブバイ・シューティング(車からの発砲)との関連を調査中で、また目撃者の情報を呼びかけている。
- ジェフ・ジャゴジンスキー前OCがUFLの新チーム、オマハ・ナイトホークスのヘッドコーチに就任した。彼は2006年限りでパッカーズを退団してボストン・カレッジのヘッドコーチとなり、2年間で20勝8敗の好成績を残したが、NFLヘッドコーチを目指して勝手にジェッツと面談するなどしたため、昨年1月に解雇。バッカニアーズのオフェンシブコーディネーターとなったものの、プレーコール能力が疑問視されて昨年開幕直前に解雇されている。