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Notebook: RTタウシャーの実戦起用は数週先か
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年10月14日
- バイウィーク休暇明けの初練習が屋内練習場で行われた。内容は軽めのもの。
- LTチャド・クリフトン(足首)とLGダリン・カレッジ(ヒザ)が練習に復帰し、1stチームOL陣はめでたく開幕戦と同じ5人に戻った。
- RBブランドン・ジャクソン(足首)とOLBジェレミー・トンプソン(ヒザ)も復帰したが、SSアタリ・ビグビー(ヒザ)だけはまだ復帰できていない。「アタリは今週出場できる可能性もある。水曜に練習復帰してくれることを我々は期待しているところだ」とマッカーシーHC。
- OLBブレイディ・ポピンガは体調を崩したため休み。マッカーシーHCによると、他にも体調の芳しくない選手たちはいるが新型インフルエンザの心配はない、とのこと。
- RTマーク・タウシャーは再契約から数時間で初練習に参加した。(写真)
- チーム・ドリルには参加せず個人ドリルだけにとどめたRTタウシャーだが、その動きは明らかに本調子ではない。まだすこし左ヒザをかばう様子があり、ドリル途中で息が上がってしまう場面もあった。初練習を見た地元メディアは、「いますぐ実戦は無理だろう」という見方で一致している。
- 本調子でないことはRTタウシャー本人も自覚している様子。「今はサビを落として調子を戻そうとしているところ。いつからチームの戦力になれるか? 自分でもその質問には答えられない。早いに越したことはないけれど、以前のフットワークを取り戻すためには、どうしても時間的な限界というものがある。トレーニングキャンプをやるのにはちゃんと理由があって、練習を繰り返して基本をしっかり体に叩き込むことだ。自分では体調はいいと思うけれど、フットボールをする体と、街をジョギングする体は違う。その差をいま埋めようとしているところだ」
- RTタウシャーは3月に契約が切れてFAとなってからは、主に母校ウィスコンシン大でリハビリを続けてきた。先日チーフスのワークアウトを受けたものの、契約オファーをされたのは今回のパッカーズが初めてだった、と本人。
- マイク・マッカーシーHC。「先発右タックルはアレン・バーバーであり、その座を守ることは彼の責任でもある。それが今日の我々の現状だ。マーク・タウシャーについてはできるだけ早く戦力になるようにしたいが、今はまだフットボールのできる体に戻す途上だと私は見ている。バーバーは毎週の経験から学びつつあるところだ。ランニングゲームではよい仕事をしているが、パスプロテクションでは改善すべき技術的な問題がいくつかあり、我々は今そこに重点を置いている」
- 第2週ベンガルズ戦で負傷して以来初めて練習に参加したLTチャド・クリフトンについて、マッカーシーHC。「出場可能と判断するためには、今週の練習を見守ることが必須だ。少なくとも(水木金のうち)2日間は練習するところを確認したい」
- ヴァイキングス戦では、ダリン・カレッジ負傷退場後のT.J.ラングの方がむしろ左タックルで頑張ったため、LTクリフトンが復帰できない場合、カレッジでなくラングを左タックルで起用することが決定している。「チャドの状況次第ではお前に左タックルをやらせる、とコーチたちから言われている。チャドは復帰したとはいってもまだ軽めだし、すべてはチャドしだいだと思う」とラング。
- 自分でなく新人のT.J.ラングを左タックルで起用することについて、LGダリン・カレッジ。「僕は喜んでる。もしT.J.が左タックルに入れば、僕は左ガードを続けることができる。彼のためにもすごく嬉しいよ。彼ならばきっとよい働きをすると思うし、彼が成功するためなら手助けは惜しまない」