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Notebook: OLBアーロン・キャンプマンの苦戦
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年10月 9日
- 選手たちは、水曜午前にフィルムセッションなどミーティングを行ってから解散。4日間のバイウィーク休暇に入った。ただしケガのある選手はグリーンベイに残って治療を続けるか、休暇先での治療計画をアレンジしなければならない。
- コーチングスタッフの休暇はせいぜい2日間がいいところ。これまでの自分たちのプレーコールを見直すセルフ・スカウティングを中心に、チーム立て直しへの課題は多い。
- 次の練習は来週月曜であるため、RTマーク・タウシャーとの契約はその直前までずれ込むかもしれない。
- RTタウシャーとの再契約が確実視されていることについて、RTアレン・バーバー。「彼はすごい人だし、高いレベルのフットボールを長年続けてきた。ネガティブな評価などしようがないよ。僕としては頑張って競争をして、その結果は成り行きに任せる、そういう気持ちだ。自分の仕事、自分を向上させることに今は集中している。進歩はしていると思うけれど、目標に到達したわけじゃない。いくつかの技術的な問題に、これからも取り組んでいく必要がある」
- OLBアーロン・キャンプマンは、オフシーズンから心配されていたとおり、3-4ディフェンスとなった今年はあまり活躍できていない。
- QBヒット11回はチーム最多だがサックは1回だけ。カバレッジに下がる動きも「場違いな感じ」という評価が少なくない。「やはり3-4は不向きなようだから、来春FAとなって出て行くだろう」という見方が世間では強まりつつある。
- スタッツ上の不振に苛立っているか、という質問にOLBキャンプマン。「いや、これが現実だし、僕らは最善のディフェンスを遂行しようと努力を続けているところだ。このディフェンスのやり方を身に着けつつ、自分でも毎試合進歩していると思う。経験に優るものはないんだ。経験を重ねることでチームとして向上していきたい」
- もっと違う使い方をしてほしいか、という質問にOLBキャンプマンはひっかからず、「それは僕が言うことでも決めることでもない。サックを挙げる機会が来れば、できる限り多く稼ごうと努力する。以前よりもその機会は少ない」
- 昨年までの3ポイントスタンスとくらべ、不慣れなスタンドアップ・ポジションからスタートしなければならないのは大きな変化だ、と本人も認めている。「これまで慣れていた3ポイントや4ポイントスタンスとは違い、ヒザからの力で飛び出さなきゃいけない。ヒップの力もより必要だ。2ポイントスタンスではパッドレベルも少し高くなってしまう。だから、違いがあるのはたしかだ」
- ILBニック・バーネットはACL断裂から復帰してきたため、開幕3試合はスナップ数に制限(40回前後)を設けていたが、先日のヴァイキングス戦は今季初めてのフル出場だった。「気分はいいよ。改善の余地は常にあるけど、目指していたところに近づいてきたという感触はある」
- OLBクレイ・マシューズは、殿堂入り候補にもなっている偉大な父クレイJr.とはまだ比べようがないが、まず1つだけ父を上回ったことがある。父が初タッチダウンを挙げたのは127試合目のことだったが、彼はプロ4試合目。今季はマシューズの他にも、WRマーク・ブラッドリー(KC)、RBマリオン・バーバー(DAL)、TEケレン・ウィンズロウ(TB)の4組が親子タッチダウンを挙げている。
- NT B.J.ラジは契約問題で13日間ホールドアウトしたのがここまで響き、今のところディフェンスにインパクトを与えることができていない。「プレーヤーである以上、もう少し多くプレーしたいのは事実だ。でも現時点ではそういう役割でないのだからやむをえない。僕の前にいる(先発組の)選手たちに、ヘボい選手は1人もいない。そうした優秀な選手たちから学びつつ、自分の働き場所を見つけようとしているところだ。足首はもう100%に近いし、スキームを学ぶ段階も過ぎた」
- ヴァイキングス戦で今季初インターセプトを喫したために途切れたが、QBアーロン・ロジャースは昨季第16週ベアーズ戦からここまでパスアテンプト159回連続でインターセプトされず、これは球団史上3位の好記録。1位はQBバート・スターの294回(NFL史上2位)、2位はブレット・ファーヴの163回。