グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2009年10月 8日

CBウィル・ブラックモンがシーズンエンド

心配されたとおり、控えCB兼リターナーのウィル・ブラックモンはヒザの前十字靭帯(ACL)断裂と判明し、インジャリーリザーブ入り(プロ4年目で2回目)して再建手術を受けることになった。パット・リーもすでにIR入りしているため、控えCB陣の層が薄くなったのは間違いない。最近のデプスチャート上ではブラックモンでなくジャレット・ブッシュが4番手CBと掲載されていたが、ブッシュは控えセーフティの仕事があるので、新人CBブランドン・アンダーウッドに出場のチャンスが来るかもしれない。

CBウィル・ブラックモンは一発ホームラン実績のあるリターナーだが、今季はパントリターン平均3.7ydsと低迷し、キックオフリターンも平均23.3yds(最長28yds)といまひとつ。そうした状況を考えれば、リターナー交代自体ははさほど戦力ダウンにならないかもしれない。この日の会見でマッカーシーHCは、キックオフリターナーはWRジョーディ・ネルソン(平均29.3ydsの好成績)に任せると明言。「彼のキックオフリターンはとてもいいと思う。時間を無駄にすることなく(横に逃げず)縦に突っ込む点で、ジョーディはとてもいい仕事をしている。昨日も44yds地点までリターンしたのは、反則で取り消しにさえならなければ大きなプレーだった」

いっぽうパントリターンはWRネルソンがヴァイキングス戦第4Qにマフしたため、ネルソンで確定ではないらしい。ただ、マッカーシーHCが第2・第3のパントリターナー候補として挙げたCBウッドソンやCBトラモン・ウィリアムズはディフェンスで重要な役割を担っている(しかもCB陣の層が薄くなった)ので、ケガで失うリスクは避けたいはずだ。

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