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Notebook: FSコリンズが練習参加
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年9月25日
- LTチャド・クリフトン(足首)は少なくとも2試合は欠場となる見込み。「今週と来週のゲームは欠場だろう。バイウィーク明けに復帰できるかどうかだ」とマッカーシーHCは説明している。
- ラムズ戦出場は難しいと見られていたFSニック・コリンズ(胸部)だったが、水曜の練習に部分的に参加できたのは嬉しい驚き。「彼は出場するためならあらゆる努力を惜しまないだろうし、私としてはニックが出場する方を予想する。ただ、出否を決めるのは今週の練習しだいだ」とマッカーシーHC。
- RBブランドン・ジャクソン(足首)が久しぶりに練習復帰。プレシーズン第3戦の@アリゾナで負傷して以来、約4週間休んでいた。「自分としてはいい感じだけど、出場できるかどうかはコーチたちしだい」
- OLBアーロン・キャンプマンは手にギブスをして練習に参加したので心配されたが、骨折などではなく手の打撲とのこと。「ほらこうして指もぜんぶ動くだろう。痛みがあるので、悪化させないよう保護しているだけだ。いまのところ、本番では何も着けずにプレーするつもり」と本人。
- FBコーリー・ホールは脳震盪のため、ラムズ戦出場は確実ではない。
- この日の練習を休んだのはLTクリフトンとSSアタリ・ビグビー(ヒザ)だけ。
- Sマット・ジョルダーノは移籍後初練習で、大学時代の同僚QBロジャースからいきなり2インターセプトを奪った。
- プロ入り初のキャッチゼロに終わったWRグレッグ・ジェニングスが、初めてメディアに対して口を開いた。「ありえないことだが、起きてしまったことは仕方がない。苛立ちを感じるか? イエスだ。でもそれは自分の競争心が強いからであり、自分がチームを助けられなかったと感じているからだ」
- しばらく代役左タックルを務めることがきまったダリン・カレッジ。「(大学で4年間やっていた左タックルの)感覚を取り戻すことが先決だ。どうパス・セットし、スナップ前のリードをどうチェックするか思い出すこと。まだ自分の中では左ガードのままの部分があって、相手ラッシャーを外に追いやるより正面に持ってこようとしてしまう」
- マッカーシーHCによると、LTカレッジが負傷した場合の代役は新人T.J.ラングとのこと。今春の入団以来右タックルや両ガードをプレーしてきたラングだが、大学では長く左タックルのスターターを務めていた。
- OL不振のため(補強に消極的な)フロントや(若手の育成に手間取っている)キャンペンOLコーチへの批判が高まってきたことに、マイク・マッカーシーHCは苛立ちを隠せない様子。OLをどれぐらい信頼している?という質問に、「彼らはきっと困難を乗り越えてくれるだろう。そうしなければならないし、私を筆頭に、我々全員がそうだ。(?中略?) 何も変えるつもりはない。プレーを変えるつもりはないし、練習スケジュールも、ラインメンも、セーフティも変えない。わかったかね? 我々は試合に勝つためにセントルイスへ行き、我々のフットボールをする。それが我々のアプローチだ」といつになく激しい調子で語り終えた。質問した記者が「どうも」と返事をすると、マッカーシーHCは静まりかえった会見場を後にした。
- 代役、不調、不安なOL選手が多く、(RBやFBやTEによる)ヘルプをつけてやりたい選手ばかりだが、ジョー・フィルビンOCは地元TV番組で次のように解説。「全員にヘルプをつけてやるわけにはいかない。いずれは、彼らは目の前の相手をマンツーマンでブロックしなければならない。指をしゃぶる子供と同じことで、それが癖になってはいけない。ヘルプをもらえるのが当たり前になって、1人になったときに『ああ、オレひとりじゃ勝てない』となってはね。結局のところはみなが1on1の勝負に勝てるようにならないと」
- 2試合で10サックを浴びているQBアーロン・ロジャース本人は、パスプロ強化のためブロッカーを増やすよりむしろレシーバーを増やすべきかもしれない、と意外な発言。「ベンガルズ戦での問題は、開幕戦のパスプロ不振が引き起こした面もある。ウチはブロッカーを多く残して、バックスが長くバックフィールドに残ったから、レシーバーはみなダウンフィールドばかり。チェックダウン(セーフティバルブ役)がいなかった。今週は 『フロントラインがしっかり持ちこたえろ』 という方向になればいいと望んでいる。ウチはもっとアンダーニースへの選択肢が必要だ」
- ベンガルズ戦翌日の月曜、ジョー・フィルビンOCはチーム全体を相手に、「フィールドでのパフォーマンスに責任を持たなければならない。もっと高いレベルの Accountability をみなに求める」といった趣旨の説教をした。100%同意するというQBロジャースは、「全くそのとおりだと思う。こちらの方が優れたチームなのだから、フィールドに行きさえすればベンガルズが勝手に負けてくれる、などと感じている者が一部にはいた。しかしそうはならなかった。むこうはこちらより必死で、より激しくプレーした。たとえばDEアントワン・オドムは超有名選手というわけじゃない。しかし彼のモーターは止まることなく、僕らよりも頑張り通した。プロフェッショナルとして、僕らは高い基準を自らに課さなければならないと思う。そして2週続けて失敗を犯すのは、男として、パッカーとして、このオフェンスのメンバーとして、許し難いことだ」と厳しいコメントをしている。