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Notebook: SSビグビーは右ヒザの捻挫
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年9月16日
- ベアーズ戦での唯一のケガ人はSSアタリ・ビグビーで、右ヒザの捻挫であることが明らかになった。会見の時点では詳細な検査結果が出ておらず、回復期間はまだわからないが、長期欠場を要するような深刻なものではない、とマッカーシーHCは語っている。ただし口ぶりからすると、休まず出場を続けられる雰囲気ではなさそうだ。SSビグビー欠場時の代役スターターはSアーロン・ラウスが務める、とのこと。
- 代役スターターが決まったSアーロン・ラウスについてダレン・ペリー・セーフティコーチ。「ベアーズ戦での動きには満足しているが、スターターにふさわしいところを示してほしいね。このチャンスを彼は喜ぶだろうし、フルに活用してくれなければ困る。アタリには本当に気の毒だが、このリーグではよく起きることだ。我々はなんとかやりくりしてこの勢いを続けなければならない。アーロンはしっかり頑張って、落差がないようにしてもらわらないと」
- トレード加入のSデリック・マーティンは、古巣のレイヴンズも3-4だったためディフェンス習得は進んでいる、とマッカーシーHC。ベアーズ戦ではスペシャルチームだけだったが、もう1人セーフティにケガ人が出たら(CB/Sブッシュではなく)マーティンがプレーするはずだった。
- 開幕戦を欠場したNT B.J.ラジとCBウィル・ブラックモンは、順調なら第2戦から復帰の可能性が高い。「開幕戦は出場させるかどうか迷ったが、もう1週待った方がよいと判断した。復帰は近いと思う。調子は良いようだし、あとは水曜の練習でどうなるかだ」とマッカーシーHC。RBジャクソンの名が言及されないところを見ると、こちらはもう少しかかるのだろう。
- 開幕戦のフィルム分析を終えたマッカーシーHCは、「ゲームボール(つまり殊勲選手)はDEカレン・ジェンキンズ、DEジョニー・ジョリー、ILBブランドン・チラーの3人」と称賛している。
- ベアーズ戦で成功を収めたLB陣のローテーションだが、次はILBデズモンド・ビショップも加えるかもしれない、とマッカーシーHC。「なんとかしてデズモンド・ビショップも加える方法を我々は見つけなくてはならない。スペシャルチームでは素晴らしい働きをした。実際スペシャルチームのゲームボール・ウィナーには彼を選んだほどだ」
- 復帰最初の公式戦のため、ILBバーネットの出場スナップ数は41回に制限された。OLBキャンプマンは71スナップ全て出場。ニッケル隊形が多かったためILBチラー(58)、OLBマシューズ(44)の出番が多く、ILBホーク(41)とOLBポピンガ(27)の先発コンビを上回っている。
- DEジェンキンズ(65)とDEジョリー(61)の出場スナップ数が多いのはB.J.ラジ欠場の影響だろう。もう少し楽なローテーションにしてやらないと壊れてしまいかねない。
- オフェンスについてジョー・フィルビンOC。「過去にどんな結果を残したとか、ウチはこれだけのタレントがいる、などと言うことは簡単だ。しかし今の時点では、ウチはあまりよいオフェンスのチームではない。それが事実だ。それが昨日のゲーム・フィルムに残された我々のパフォーマンスだ。その見方を払拭する機会が訪れるまでは、これがわれわれ自身だ」
- 次のゲームも先発右タックルはアレン・バーバーだ、とマッカーシーHCが明言した。「プロテクション・ユニット全体のプレーが悪かったためにボールを進めることができず、それが我々のフラストレーションの原因だった。ベアーズのディフェンシブラインも非常によい仕事をし、こちらはうまく対応できなかった。誰もが1人のせいにしたがるもので、そのためにフィルムを見直して再検討するのだ。コミュニケーションの部分はよかったと思う。サイドラインでの話し合いやハーフタイムでの会話もね。RTバーバーのパフォーマンスは後半にはじっさい向上したし、その点はポジティブにとらえている」
- 試合中にランボーフィールドの真上をボーイング757が低空で飛行したため、一部のファンに動揺(つまりテロの恐怖)を巻き起こした。実はこの機はベアーズ一行を迎えるためにグリーンベイに来たものだった。連邦航空局のスポークスマンによると、風向き(向かい風で着地したい)によって着地アプローチを変更するのは航空局の規制にのっとった適正なものである、とのこと。911テロ直後のマンデーナイトゲームでも同様の事件がグリーンベイでは起きていて、その時の飛行機も対戦相手レッドスキンズのものだった。