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Notebook: 今年もパッカーズがNFL最年少
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年9月18日
- SSアタリ・ビグビーのヒザの状態についてマッカーシーHCは、少なくとも4試合は欠場するだろう、と説明している。
- NT B.J.ラジ(足首)とCBウィル・ブラックモン(太もも)は今週最初の練習にフル参加し、ベンガルズ戦出場がほぼ確実となった。
- いっぽうWRグレッグ・ジェニングス(手首)は練習量を制限。ベアーズ戦の第2シリーズで相手DBと接触して地面に手をついたときに手首を痛めた。腫れは残っているものの試合直後よりはだいぶ回復してきており、できればテーピングなしで試合に出たい、と本人。
- Kメイソン・クロスビーは腹筋を痛めていて、こちらも練習量を制限している。トレーニングキャンプでの負荷が大きすぎたせいかもしれない、と本人は語っている。「キッカーにとって体幹部というのはQBにとっての肩のようなものだから、スタッフが慎重になっているだけだ。深刻なものじゃないよ」
- 代役スターターを務めることになったSSアーロン・ラウス。「すごく興奮してるけど、それを抑えて集中を保たなきゃいけない。ワイルドになりすぎず、かといって固くなりすぎず、自分の役割を果たすことだ。今週はものすごく集中している」
- QBアーロン・ロジャースはOL陣のパスプロを責めることはせず、オフェンス全体のプレーについて次のように振り返っている。「最も必要なときに得点できたことを僕らは誇りに思っているけれど、その前の58分間のオフェンスについては、ハッピーでもないし満足もしていない。いつもはやらないような失敗をしたし、僕らの実力には似つかわしくないミスをした。それを修正していく必要がある。プロフェッショナルとして、グリーンベイ・パッカーズのオフェンスとして、僕らは基準を非常に高いところに置いている。だから先日のようなプレー内容は受け入れられない」
- ロングパスの精度が悪かったのは、繰り返しヒットを受けた悪影響では?という指摘をQBロジャースは否定。「プレッシャーの影響じゃない。ヒットをたくさん受けても、パスラッシュの方に気をとられたくはない。ダウンフィールドに目を向け続けなくては。だから僕はむしろ正反対のことを心がけた。『プロテクションを信じろ。ちゃんとプログレッション(決まった順にオープンのレシーバーを探すこと)を続けろ。彼らはちゃんと持ちこたえてくれる』 と。その逆をやっていてはいけないんだ。パスプロを確認して、その後でレシーバーを見ていてはね。僕は彼らをすごく信頼してる。彼らも僕をヒットさせたくない一心でプレーしてくれてるはずだ」
- ドム・ケイパースDCによる、予測困難なディフェンスについてOLBアーロン・キャンプマン。「スキーム的にこちらが相手オフェンスに混乱を起こさせる、それがディフェンスの狙いだ。『混乱』は相手のものであって、こちらはオーガナイズされている」
- NFL本部の発表によると、今季開幕時点で平均年齢が最も若いチームはまたしてもパッカーズ(25.70歳)。これで4年連続だ。2位はチーフスとコルツがタイ(25.89歳)で並んでいる。30歳以上の選手が最も少ないのも、パッカーズの4人(WRドライバー、LTクリフトン、CBウッドソン、CBハリス)。いっぽう実年齢でなくNFL経験年数の比較では、ベンガルズ(3.77年)が最も少なく、パッカーズ(3.81年)は2位となっている。
- 今年もまた最年少チームとなったことについてテッド・トンプソンGM。「たしかに少々驚いた。しかしスターターの平均年齢は28.4歳で、年齢が高い方から数えて8番目なんだよ。ディフェンスに限ると29.1歳で上から3番目。まあロースターというのはそういうものだ」
- 今度対戦するベンガルズのマーヴィン・ルイスHCとマイク・マッカーシーHCは、ピッツバーグ大学のアシスタントコーチとして2年間(1991-92)にわたって同僚だった。そのルイスHCはスティーラーズでビル・カウアーHCの下で、マッカーシーHCはチーフスでマーティ・ショッテンハイマーHCの下でスタッフとなり、NFLでこれまで順調なキャリアを築いてきた。
- 先週解雇されたWRルヴェル・マーティンはラムズ入団が決まった。非常に仲のよかったQBアーロン・ロジャースは、「ものすごく嬉しいよ。ルヴェルはここで一番の親友だった。これほど親しかった仲間が退団するのを見るのはつらかった。でもNFLで大事なのは、友人関係は現役生活よりも長く続くということだ。だから仲間がチームを去るのはたしかにつらいけど、一生友人でいられることを僕はわかっている」
- WRマーティンと同時に、元パッカーズのLBパリス・レノンもラムズとの契約が決まっている。レノンはライオンズで3年間スターターを務めたあと今春ペイトリオッツに移ったが、開幕ロースターには残れずに解雇されていた。
- 前回のベンガルズ戦は2005年第8週、アウェーでの惜敗だった。しかし最も記憶されているのは、パッカーズ最後の攻撃中にファンが乱入し、パスを投げようとしているQBファーヴからボールを奪って走った珍事だろう。それでリズムを崩したのか、パッカーズは次のプレーでQBサックを喫し、その次はスクランブルしながら投げたQBファーヴがイリーガル・フォワードパスを取られ、あえなく試合終了となった。入団1年目のあの出来事についてQBロジャース。「あのドライブはスタジアムがすごくうるさかったからね・・・。駆けてきた男が僕の視界の隅に入った。でもどうすればいい? (インプレーなので)フィールドに入って捕まえることもできない。叫んだってどうせ聞こえない。僕とQBクレイグ・ノールは犯人を指さして、『おい、見ろよ!』 って言うだけだった。ヤツはブレットをサックするつもりだろうか、ブレットがヤツをタックルするだろうか? 本当にクレイジーだったよ。ボールを奪って走り回るなんてね。じっさい良い動きだったよ、倒されるまでは。今週のゲームでは誰も僕からボールを奪わないでほしいものだ」