グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年9月 3日
- 今夏の公開練習もこれが最終日。学校も始まったウィークデイの真っ昼間なので、さすがにファンの数は少なくなっている。練習終了のホーンが鳴り、最後のハドルを解いた選手たちに対し、ファンがスタンディングオベーションを送った。
- タイタンズとプレシーズン最終戦を行うのはこれで8年連続。例年パッカーズは先発組を1シリーズか2シリーズしかプレーさせないが、タイタンズのジェフ・フィッシャーHCは先発組に前半いっぱい(または第3Q途中まで)プレーさせるのが普通。しかし今年の場合、タイタンズはこれがプレシーズン5試合目であるため、先発組には数シリーズしか出場させない、とのこと。
- T/G T.J.ラング(足)は1日休んだだけで復帰。X線検査の結果、骨に異状はなく、タイタンズ戦も出場の予定、とマッカーシーHC。
- QBマット・フリン(右肩打撲)はごく軽く投げているが、チーム・ドリルには参加せず、FG練習のホルダーだけ。タイタンズ戦にもし出場するとしてもホルダーのみになりそう。
- QBブライアン・ブロームは前日の好調をキープし、「2日間のスパンでは入団以来最高」と記者たち。振る舞い方にも、心なしか自信がにじみ出ている。QBフリンの負傷でタイタンズ戦のほとんどをプレーすることになったが、下手をするとこれがパッカーズ最後の試合になりかねない。
- Press-Gazette紙によると、ペイトリオッツからウェイバーされたQBケヴィン・オコネルに対して獲得を希望したのはDET、CLE、DEN、NYJの4球団で、パッカーズは含まれていなかった。成績の最も悪かった球団にウェイバー獲得の優先権があるので、ライオンズ(QB陣にケガ人が出ている)が獲得した。QBオコネルは昨年の3巡指名選手で、プロ入り以来苦しんでいるのは同期のQBブロームと同じ。
- 3人によるフルバックの争いはハイレベルである、とマッカーシーHCが強調。「ウチのフルバックの状況は、私の考えではおそらくリーグでもベストだろう。伸びシロの大きな新人がいて、頼りになるベテランが2人いる。だからデプスは十分すぎるほどある」
- B.J.ラジはサイドラインでOLBキャンプマンからパスラッシュの技術指導。
- 8月4日に腰痛が再発して以来休んでいるDEジャスティン・ハレルは、開幕前に解雇されない場合はインジャリーリザーブ入りする可能性が高い。「もしそうなったらがっかりだ。この2週間は回復してきているから、シーズン全休する必要があるとは思えない。でも人事上の決断だから自分にコントロールできることではないし、そう決まれば受け入れるしかない」と本人。
- DEハレル(腰)とDEモンゴメリー(左手骨折)の負傷により、6巡ルーキーのDEジャリアス・ウィンが開幕ロースター入りする可能性がますます大きくなってきた。もともと即戦力としてはアテにされていなかったDEウィンだが、パスラッシュで予想以上に活躍している。
- 4番手セーフティを争うSアーロン・ラウス(ハムストリング)とSチャーリー・ペプラー(ヒザ)だが、2人とも2週間ほど練習を休んだままで、ポジション争いを判定する材料には乏しい。それでも、今週末になればどちらか片方(場合によっては両方)がチームを去るのは間違いない。
- CBブラックモン不在のため、WRジョーディ・ネルソンとWRブレット・スウェインの同期コンビがパントリターナー練習をしている。キックオフリターナーはRBデショーン・ウィンとRBタイレル・サットン。
- 好調のPジェレミー・カピノスは50ydsと46ydsを蹴り、平均ハングタイムは4.4秒。プーチ・パントもみごと敵陣5ydsに落とした。
- タイムアウトなし、試合残り12秒でキッキングチームがフィールドに飛び出してくるFG練習では、Kメイソン・クロスビーが36ydsを成功。
- "Hand team"(キャッチングのうまい選手ばかり揃える)による相手オンサイドキックの練習も。
- 今夏のキャンプ練習を行った新レイ・ニチキ・フィールドは、ファンからもチームからも大好評だった。下は地元ニュース映像。