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Packers - Bills Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年8月24日
- マイク・マッカーシーHC。「大言壮語を始める理由などないよ。2勝0敗なのは知っている。たくさんのターンオーバーを稼いでいる。しかし同時に、修正すべき点は山ほどある。それが現実だ」
- 好調のディフェンスについてテッド・トンプソンGM。「プレッシャーをかけることができ、ターンオーバーを奪うことができている。よいコンビネーションだ。相手の本来のリズムを崩せている。今年初めてノーハドルオフェンスと対戦したが、こちらのディフェンスは非常によく機能したと思う」
- オフェンシブラインの先発争いについて、首脳陣はできるだけ早く結論を出し、残るプレシーズンを固定メンバーで戦いたい考え。「今日のゲーム・フィルムで、考えを固められるほどはっきりした結果を見いだせたらと望んでいる。明日はスタッフで詳細に検討し、できれば結論を出したいとは思うが、必ずするとは保証できない」
- 右タックル争いでは、RTアレン・バーバーのプレーがRTブレノ・ジャコミニを上回った。RTバーバーはホールディングが1回あった他はしっかりした内容だったようだ。逆にRTジャコミニはDEコープランド・ブライアンに抜かれてQBフリンへのサックを許し、それでフリンは右肩を負傷してしまった。
- いっぽうCスコット・ウェルズとCジェイソン・スピッツのセンター争いは非常に際どく、容易には判定できない、という見方が一般的。
- QBアーロン・ロジャース。「僕らはすごくいいプレーができている。カギはオフェンシブラインだと思う。僕は2試合で一度もサックされていないし、相手に触れられてもいない。そうすると、パサーとしては自然と自信が持てるんだ。ランニングゲームでは彼らが穴を開け、RBたちはアーム・タックルを破っている」
- プレーがいったん崩れてから、QBロジャースが右に逃げてWRドライバーに通したTDパスについて、マッカーシーHC。「あれはものすごいプレーだった。あそこへ通すとは・・・。ああしたプレーが勝利をもたらすのだ。今年は彼にとってビッグ・イヤーになると思う」
- 好調のQBロジャースについて、RBライアン・グラント。「スターターとして1シーズンを終え、日に日に自信がついてきているのだと思う。僕らはとてもよくコミュニケートできている。もし彼に聞いたら、オフェンス全員と呼吸が合っている、と答えることだろう。これはすごく大きいよ。これから何が起こるか、僕らには大体わかるんだ。グレッグ(WRジェニングス)がスラントのTDパスを捕ったプレー、あれはもともと僕がキャリーする予定だった。でも、彼に行くだろうなと予想できた。コミュニケーション的に全員の呼吸が合っていて、何がどうなっているかがわかる。それが大きい」
- 選手紹介を受けて入場トンネルから走り出してくるQBアーロン・ロジャースへの歓声が、今日はこれまでにも増して大きかった、とJournal Sentinel紙のコラムニストのマイケル・ハント。ファーヴへの反感の高まりと、ロジャースのハイレベルなプレー内容への信頼が相まってのこと。
- ロジャース唯一のパス失敗はWRドナルド・ドライバーの落球。直後に5ydsTDパスをキャッチして名誉挽回している。(写真)
- 2番手と3番手QBの出場順を入れ替えた理由について、マッカーシーHC。「彼らは2番手の座を争っていて、我々はキャンプを通じて同じだけのプレー機会を与えてきた。今日はブライアン(ブローム)をよく見てみたかった。これで2人とも平等な条件でフィルムに収めることができ、我々は彼らの評価ができる」
- 第4Qにようやく今季初TDドライブ(RBサットンの3ydsTDラン)を挙げたQBブライアン・ブロームについて、マッカーシーHC。「あのTDドライブまでは、望んだような結果は出せていなかった。最後にTDに結びつけることができたのは、彼にとって大きいと思う」
- 同じくQBブロームについて、ジョー・フィルビンOC。「正しい(スナップ前の)チェックをするなど、よい判断がいくつもあった。相手がランプレーを読んで前に来たときにいくつかスラントを通したり、いいプレーがあった」
- QBブローム。「あのインターセプトは、ちょっと無理なところに投げ込んでしまった。ジョーディ(WRネルソン)がタイトにカバーされていたので、狭いところを通そうと力が入って浮いてしまった」
- 通常のダブルTE隊形(1RB・2WR・2TE)だけでなく1RB・1FB・1WR・2TE隊形もしばしば使用し、パッカーズはTEジャーマイケル・フィンリーの能力を最大限に活用しようとしているようだ。スターター組による23プレーのうち13プレーがダブルTE隊形だった。
- TEジャーマイケル・フィンリーについて、フィルビンOC。「ジャーマイケルは有力なプレーヤーとして台頭しつつある。どれだけ早く、どれだけ大きなインパクトを与えられるかはまだわからないが、1年前と比べて大きな成長を遂げたのはたしかだ。去年の今ごろの彼はまだウチのオフェンスに慣れず、なにもかも学んでいる最中だった」
- DEジョニー・ジョリーは足首捻挫で練習量を制限されながら、2試合とも申し分のない働きをしている。先週は相手OLを押しまくり、今週も出場わずか12スナップで2サック、1ファンブルフォース。
- 1INT、1ファンブルリカバリーを挙げたOLBブレイディ・ポピンガ。「僕らは進歩してきているけど、まだ新ディフェンスの初期的な段階にすぎない。今後も努力を重ねて精度を上げていかなければならないけど、勇気づけられる結果なのはたしかだね。このチームには"Ball hawk"がたくさんいるし、これはアグレッシブなディフェンスだ。(ターンオーバー量産は)僕らのディフェンスのスタイルを反映したものだと思う」
- 2試合で2INT、1ファンブルリカバリーを挙げているILBデズモンド・ビショップ。「オフェンスはこちらがすることを予想できない。インサイドからブリッツするのか、アウトサイドからなのか、ゾーンにドロップするのか、マンなのか。オフェンスにとっては厄介なんだよ」
- NFL初出場を果たしたNT B.J.ラジのハイライト映像はこちら。「自分としてはすごく上手く行ったと思う。もちろん完璧ではなかったけど、明日フィルムで見ればいろいろわかると思う。できればもっと出場し、もっといいプレーができたらよかったけど、自分で決めることじゃないからね。今日は大きな一歩をしるすことができたから、来週はもっと多く出たい」
- NT B.J.ラジについてマッカーシーHC。「鋭い動きでペネトレートしたプレーがいくつかあった。コンテインできずにQBスクランブルを逃がしたミスはあったが、それを除けば、よいスタートが切れたと思う。正確な判定はフィルムを見てからだ」
- セーフティ陣では、Sアーロン・ラウスが木曜の練習でハムストリングを痛め、Sチャーリー・ペプラーが金曜の練習か土曜のウォームアップでヒザを捻挫し、ビルズ戦ではFSニック・コリンズがわき腹を負傷。五体満足なセーフティはSSアタリ・ビグビーとSアンソニー・スミスだけになってしまった。
- Pジェレミー・カピノスの出来についてショーン・スローカムSTコーチは、「5本のうち、最後の2本はよくなかった。ああいった失敗パントをなくさなければならない」と語っている。欠場したPデュラント・ブルックス(でん部)については、「心配している。木曜夜の練習後、彼はドクターに診せて、出場させないことに決まった。今回は彼にプレー機会を多く与えようと期待していたのだが」
- ボブ・サンダース前DCは現在ビルズのDLコーチ。試合終了後にはマッカーシーHCやパッカーズ選手たちと旧交を温めていた。