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Day 24: OLBトンプソン復帰
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年8月26日
- 休日明けのこの日はノーパッド練習。
- 次のカーディナルズ戦では、スターター組は少なくとも前半いっぱいは出場させる、とマッカーシーHC。通常プレシーズンでは第1戦から第3戦まで徐々に出場時間を増やし、最終戦では再び温存モードに入るのが常道。
- ケガ人状況は以下のとおり。
- この日休んだのはQBマット・フリン(右肩)、OLBクレイ・マシューズ(ハムストリング)、DEジャスティン・ハレル(腰)、Sアーロン・ラウス(ハムストリング)、Sチャーリー・ペプラー(ヒザ)、CBウィル・ブラックモン(太もも打撲)、CBパット・リー(腰)、Pデュラント・ブルックス(でん部)。
- ビルズ戦で右肩を負傷したQBマット・フリンはまだパスを投げることができず。金曜のカーディナルズ戦には出場できるかもしれない、とマッカーシーHC。
- まだ復帰できないOLBクレイ・マシューズ(ハムストリング)は当然カーディナルズ戦には出場しない。できれば最後のタイタンズ戦に出場できれば、とマッカーシーHC。
- CBウィル・ブラックモンはビルズ戦で太ももを打撲し、次のカーディナルズ戦は"questionable"だ、とマッカーシーHC。
- ビルズ戦で負傷退場したTEデヴィン・フリシュネクトはすねの脛骨と腓骨を両方骨折する大けがで、残念ながらシーズンエンド。
- OLBジェレミー・トンプソン(首・肩)が久しぶりに練習に復帰した。
- 復帰2週目のILBニック・バーネットはこの日から練習フル参加の許可が下り、初めてチーム・ドリルでプレーしていた。
- ビルズ戦でわき腹を痛めたFSニック・コリンズも練習に参加している。
- 注目の1stチームOL陣は、Cスピッツ、RGシットン、RTバーバーの組み合わせで練習スタート。「やはりこのメンバーでスターター決定か?」と記者たちが速報したあと、練習後の会見でスターター決定が明らかにされた。
- スターターに決まったRTアレン・バーバー。「ひとつの目標に到達した、そういう嬉しい気持ちはあるね。でも同時に、僕にはもっと上の目標があるし、毎日フィールドに出て向上を続けなきゃいけない」
- おなじくRGジョシュ・シットン。「もちろんすごく嬉しいよ。実戦で自分の力を示せる機会がもらえて嬉しいし、これまでのハードワークのたまものだと思う。しかし安心している場合じゃない。デプスチャートが定まったとはいっても、コーチたちが口でなんと言おうと、実際はずっと競争が続いていくわけだから」
- センターと右ガードを比較して、ジェイソン・スピッツ。「僕は今年はオフシーズンからずっとセンターをプレーしてきた。でも入団以来、インサイド3ポジションをいったりきたりしてきたからね。僕とダリン(LGカレッジ)とトニー(T/Gモール)はみんなヴァーサタイルで、それがチームのピンチに役に立ってきた。これから1つのポジションに専念できるのはやっぱりありがたいよ」
- RTアレン・バーバーとの先発争いに敗れたRTブレノ・ジャコミニ。「決定したのはヘッドコーチだけど、これで僕の進歩が止まるわけじゃない。アレンの方が少し先を行っている。でも彼は彼だ。僕は毎週進歩を続けて、チームのためにできる限りのことをする。それに変わりはない」
- Cスコット・ウェルズからのコメントはなし。控えに置いておくにはややサラリーの高い(今季のキャップ額$1.85ミリオン)彼を残すのか、先発センターの弱いチームにトレードに出すのか、フロントの判断が注目される。
- この日の2ndチームOL陣は左からLTモール、LGラング、Cウェルズ、RGプレストン、RTジャコミニの5人。
- プレシーズンでの活躍で注目の集まっているRBタイレル・サットン。これまでの練習ではブリッツのピックアップに苦戦していたが、この日はOLBポピンガを見事に倒す場面があった。ブロッキングが悪ければ3rdダウンバックとして生きていくのは難しいので、小兵のサットンにとっては重要な課題だ。
- 8月6日以来の練習復帰となったOLBジェレミー・トンプソンだが、1stチームはOLBポピンガのまま。トンプソンは2ndチームの右サイドに入って新人のLOLBブラッド・ジョーンズとコンビを組んだ。
- OLBトンプソンとOLBマシューズは長く休んだので、これからOLBブレイディ・ポピンガを退けるにはよほど頑張らなければならないだろう、とマッカーシーHCが発言。これででOLBポピンガが開幕スターターに大きく近づいた、と受け取られている。
- バーネット完全復帰でインサイドLB陣は全員揃ったが、なにしろチラーとビショップのプレー内容がいいので起用法が難しい。この日の練習でも、ニッケル隊形ではホークが下がってチラーまたはビショップが入っていた。パスカバレッジではホークよりチラーがよく、インサイドからのブリッツではホークよりビショップがよい。ケガ人に苦しむOLB陣とは違い、嬉しい悲鳴といったところ。
- Pブルックス不在のためPジェレミー・カピノスがパントを全て蹴り、今夏最高の出来。強めの追い風にも助けられて8回平均51.6yds、ハングタイム平均4.57秒。4秒以下の蹴り損ないが一度もなかった。