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テッド・トンプソンGMの記者会見から
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年2月22日
スカウティング・コンバインの会場でテッド・トンプソンGMが記者会見を行った。ほとんど実のあることを話してくれない普段の彼と比べれば、注目に値する発言がいくつかあった。
- もうじき無制限フリーエージェントとなるRTタウシャー、DEモンゴメリー、DTコールの3人について、FA解禁前の契約延長はない、との見通しを明らかにした。「彼らと再契約したいと思ってはいる。フリーエージェントとなる以上、彼らとしてもFA市場を探ってみたい気持ちはあるだろう。我々としては、彼らの代理人と連絡を保ち、なんらかの結果を出せたらと望んでいる」。 ということは、DEモンゴメリーとDTコールとは契約延長せずにFA解禁を迎えるのか? 「私の予想としてはそうだ」
- RTマーク・タウシャーについては、ヒザの回復を確かめるのが先、とのこと。「我々はまだ交渉の段階に至っていない。フットボール上の決定というより、医学上の決定ということになる。マークは非常に優秀な選手で、一緒に前に進めたらと望んではいるが、ケガからの回復が重要で、決断を下すにはまだ遠い」
- WRグレッグ・ジェニングスとの長期契約締結については自信を示している。「我々が今後も話し合いを続け、契約をまとめる努力をしていく選手の1人だ。いずれ合意することができると確信している」
- シーズン中にCBアル・ハリスが、「チームは若返りを目指しているのでトレードに出されるだろう」と語ったことについて反論。 「アル・ハリスについては、さほど衰えはないと我々は見ている。彼はいい選手だし、今年もまたいい選手でいてくれるはずだと我々は考えている。我々はとくに 『若返り』 など目指してはいない」
- 両ヒザの関節鏡手術を受けたLTチャド・クリフトンについて。「チャドは非常に優秀な選手だ。毎週の練習をこなしていくだけでも大変な状態なのに、日曜になればよいプレーをしてくれる。最近2つも3つも手術を受け、それを乗り越えるのは大変なことだが、彼が復帰してよいプレーヤーでい続けてくれることを我々はアテにしている」
- アーロン・キャンプマンをDEからアウトサイドLBに移すことについて。「彼にとってよい変化になると思っている。多くの人々が考えているより、彼は才能豊かな選手だ。先週彼と長い話し合いをしたが、彼は新しいポジションを非常に楽しみにしていた。しかし忘れてはならないのは、NFLではベース・パッケージでのプレーは全体の半分以下だということだ。55%から60%ほどは(パスシチュエーションなどの)サブ・パッケージを使うわけで、彼はこれまでどおり(パスラッシュに)片手をついて構えることになる。だから、未知数の部分はあるにしても、彼はかなり優秀なアウトサイドLBになると期待している」
- 先日QBブレット・ファーヴが、「正直なところ(強引に復帰したのは)、『テッドに目にものを見せてやる』 という気持ちがあった」と明かしたことについてコメントは? 「いや、コメントするつもりはない。最近の発言すべてに目を通しているわけではないしね。その話題を避けることに関して、わたしはこれまで非常にいい仕事をしているし」