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マイク・マッカーシーHCの記者会見から
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年2月22日
おなじくスカウティング・コンバインの会場でのマイク・マッカーシーHCの記者会見。人事責任者たるGMと比べると、今の時期のヘッドコーチの発言は多少気楽だ。
- QBファーヴから敵意を向けられているトンプソンGMを擁護。 「テッド・トンプソンについて私がずっと言ってきたことをここで改めて言いたい。テッド・トンプソンは私がこれまで一緒に働いた中で最高の人物だ。彼は率直で、正直で、誠実で、毎日弁当箱を持って仕事に来るような人だ。そして彼が下す結論はすべて、グリーンベイ・パッカーズのために最善と思ってのことだ」
- QBファーヴの永久欠番セレモニーの見通しは? 「実際それはマーク・マーフィ(社長)とブレット・ファーヴに聞くべき質問だ。もし実現できれば、我々は過去のいきさつを乗り越えられると私は確信している。私自身はもう乗り越えたし、この話題についてしばらく話さずに済んだのはありがたかった。彼は偉大なプレーヤーであり、グリーンベイで素晴らしいキャリアを築いた。それが忘れ去られることはない。私を含め、球団は彼の幸せを祈っている」
- ディフェンスの新スタッフの現在の仕事について。 「ドム・ケイパースDCはじめスタッフは毎日精力的にミーティングをこなし、プレーブックを作成している。彼らの仕事ぶりには非常に感銘を受けている。毎朝ミーティングに集まり、昼食休憩をはさんでまた午後にミーティング。プレーブックの全ページをくまなく話し合い、選手たちが初めて集まったときに教えるべくレッスン・プランを立てている。ベース・ディフェンスが終わって、サブ・パッケージやシチュエーショナル・ディフェンスについても昨日ほぼ終わったところだ。非常に細部にわたる困難なプロセスであり、ドムは素晴らしい仕事をしている」
- もし今ゲームを行うとすれば、DL陣は右DEカレン・ジェンキンズ、NTライアン・ピケット、左DEジョニー・ジョリー。LB陣は左OLBキャンプマン、ストロングサイドILBホーク、ウィークサイドILBバーネット、右OLBポピンガ。
- キャンプマンの逆サイドのアウトサイドLBの候補について。 「ブレイディ・ポピンガが候補であるのは間違いない。(これまでDEの)ジェイソン・ハンターもだ。ブランドン・チラーはインサイドとアウトサイドの両方ができると思う。(これまでDEの)ジェレミー・トンプソンも、アウトサイドラインバッカーができる能力を示している」
- LBデズモンド・ビショップは? 「彼はインサイドもアウトサイドもできると思う。みなさんは彼がアウトサイドからラッシュするのをあまり見たことがないだろうが、(対戦相手をシミュレートする)スカウトチームやスペシャルチームでのプレーぶりからして、インサイドとアウトサイドの両方の能力がある」
- CBチャールズ・ウッドソンがまたセーフティをプレーすることは? 「チャールズはコーナーバックに留まると思う。スキームの変更は必ず彼の助けになるはずだ。彼と話し合ったが、とても喜んでいた。非常に経験豊富で、相手がどう攻撃してくるのか深く理解している選手であるし、(相手QBに背を向けず)ボールを見ることが増えるのは、ボールを狙う機会が増えることにもつながると思う」
- ベアーズのラヴィー・スミスHCが自らディフェンスのプレーコールをすることになったが、オフェンス系のヘッドコーチと違い、ディフェンス系のヘッドコーチがあまり自分でコールしないのはなぜ? 「とてもいい質問だね。正直わたしにも理由はわからない。あまり考えたことがなかった。ディフェンス・コーチよりも我々オフェンス・コーチの方がうぬぼれが強いのかな。まあそれはジョークだが、私にも答えはわからないよ」