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"It's time to leave"
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年2月13日
引退を表明したブレット・ファーヴが、昨年のような記者会見は開かなかったものの、電話によるインタビューを行った。そこでの話しぶりから、「やはり(今のところは)本気らしい」という見方が記者たちにも広まっている。身体的な問題が最大の理由であると強調し、またパッカーズとの感情的なしこりが完全には消えていない様子もうかがえる。
- 「みなさんがなぜそう懐疑的なのか、驚くには値しないけど」と本人も自嘲気味。
- 「親族や友人の中にさえ、『今度は本当なのかブレット?』 という者がいる。僕にとっては、そうだ。信じてほしい。素晴らしいキャリアだった。これ以上のことは望めない。ニューヨークに移ったのは、挑戦の価値のあることだった。シーズン終盤にもっとよいプレーができればよかったとは思うが、僕はできなかった。もう去るべきときだ」
- (肩のケガなど)身体的な問題が引退を決断した理由とのこと。 「ほんとうにもう辞めるときだと思った。昨年は状況が全く違ったんだ。もし身体的にもっと状態がよければ、こうした会話(引退会見のこと?)はしていなかったかもしれない。しかし身体的な問題が何より大きいと思う」
- 右肩の腱を断裂しながらプレーし、第14週49ers戦の後にはコルチゾンの注射が必要だった。一時的には痛みが引いても、すぐにぶり返してしまう。 「それでもプレーを続けることは可能だった。たしかにプレー内容は下がってしまったが、おそらく来季には問題なくなっただろう。それは理解してる。それでも続ければぶり返すかもしれないし、シーズンを通して苦しむかもしれない。何よりもそれが決め手になった」
- コンスタントにアンダースローしてしまうことに気づき、終わりが近いと悟ったのは第16週シーホークス戦とのことだった。 「僕が投げても、思ったところに行かない。自分にとってはそれが驚きだった」
- パッカーズが今でも永久欠番にするつもりであることについて。 「今回そのことは全く頭になかった。しかしグリーンベイで一緒にプレーしたチームメイトたちやファン、それは最初から何ひとつ変わっていない。あの騒動の成り行きは残念なことだった。(永久欠番セレモニーがいつ実現できるか)それは僕にはわからない。5年先になるのか、今年の開幕戦になるのか、正直なところ、現時点では僕にはまったくわからない」
- パッカーズとの和解はトンプソンGMがいる限り無理なのか? 「わからない。彼には彼の考え方があるし、僕には僕の考え方がある。誰が正しくて誰が間違っているなどとは言えない。彼には彼のプランがあったし、そのことは僕は腹を立ててはいないよ。他の人たちはどうか知らないけど」 「厄介な状況なのは事実だ。僕のグリーンベイでのキャリアは素晴らしかった。ほんとうに素晴らしかった。そのことは変えようがない。僕のキャリアを通じて、パッカーズ球団の誰もがほんとうに素晴らしかった。あの成り行きは残念だったけれど、いずれは解決できることだろう」
- 代理人のバス・クックがジェッツからの解雇を求めたことについてファーヴは否定しなかったが、自分自身は解雇を求めてはいないし、完全に引退する心構えはできている、とのこと。
- 引退表明の後にパッカーズからの接触はあったか? 「たとえば何て? いや誰とも話はしていない。パッカーズの選手たちからはいくつか嬉しいメッセージをもらったけど」
- 「引退して何をやるか、別に何も考えていないし、それでかまわない。何かやりたいという気持ちになったら、TV解説か何か、始めるだろう。しかし今のところは、何かやりたいという欲求はないよ」