グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2009年2月 6日
新コーチたちのインタビュー集の第2回。(写真集1・写真集2)
- ケヴィン・グリーン新OLBコーチだけがスーツ着用。眼鏡をかけ、髪は現役時代より短くなっている。
- 初のフルタイムのコーチ就任に興奮を隠せない。「なんというか、今すぐにでも誰かにヘッドバットしたい気分だよ。いちばん手近にいるのはキミだね」と、Press-Gazette紙の記者にむかって。
- アーロン・キャンプマンは、現役時代のあなたと同じような役割になる? 「それは間違いない。DEからの転向は大変か? 熱いハートがあり燃え上がっていれば、そしてやる気があって、進んで学ぶ気のある選手ならば大丈夫だと思う。パッカーズの選手たちは実際そのとおりだと聞いているし、教えやすいと思う」
- 「3-4のアウトサイドLBには3つの役割があるんだ。まず、(4-3での)DEと同じように大きなOT相手にパスラッシュをしなければいけない。身長6フィート6、体重330ポンドなんてのが相手だ。ランプレーではポイントオブアタックでハードにプレーしなければならない。相手オフェンスはさまざまなブロッキング・スキームを用いてアウトサイドを攻めてくる。それにパスカバーもしなければならない。フラットのパスにドロップバックする能力が必要だ」
- フルタイムのコーチは初めてだが、習熟が必要? 「ドム(ケイパース新DC)が導入するディフェンスは私が非常に慣れ親しんできたもので、第二の天性のように体に染みついている。試合中に違ったグループの選手たちをサイドラインから送り出したり、そういったことにもすごく慣れている。だから、入団後すぐから貢献できると思っている」
- ジョー・ウィット新CBコーチの父ジョーSr.はオーバーン大学時代の恩師(LBコーチ)で、パスラッシュ技術の多くはジョーSr.から学んだ(息子のジョーJr.は当時わずか5歳だった)。「私のキャリアにおいて、君のお父さんは誰よりも大きな存在だった、と彼に言ったところだよ。彼に教わった技術のおかげで私は対戦相手を叩きのめし、15年にわたって活躍できた。これからはここの若い選手たちにそれを教えられたらと思う」
- 「現役時代の体重は245ポンド(111kg)だったが、相手がどんなサイズであろうと、正しい基本技術とテクニックを用いれば、どんな相手でも勝てると固く信じていた。46歳になった今でも、身についた基本技術とテクニックを使えばそれが可能だと保証するよ。全ては基本とテクニックだ」
- LBとしてはNFL史上最多の160サックを挙げた現役時代について。「私が1985年にプロ入りしたころ、誰もが次代のローレンス・テイラーを探していたんだ。当時ラムズのヘッドコーチはジョン・ロビンソンで、DCは故フリッツ・シューマー。 彼らが私を"LT"の型に流し込んだ。ジャイアンツがLTにさせてたのは非常に複雑な仕事だった。クイックでなければならず、DEのようにパスラッシュするパワーがなければならず、ストロングセーフティのようにパスカバーができなければいけない。それでいて、ポイントオブアタックでラン守備もしなくちゃいけない。まさに3-4のアウトサイドLBの原型で、コーチたちは 『ワオ、我々もああいった選手を見つけないと』 と思った。そういった流れの中で、私がちょうど"LT"登場の後に入ってきたというわけ」
- デイヴ・レディング・トレーニングコーチは外向的な人柄で、選手たちとうまくいかなかった前任者のロック・ガリクソンと比べ、選手たちとよい関係が築けると期待されている。
- 「人との接し方、それは私の一番の長所かもしれない。この仕事の非常に重要な部分だからね。各選手の本質を理解し、何が彼らをモーティベートするかを見抜く。人はそれぞれ違うものだから」
- 「フリーウェイト・トレーニングの種類を増やすつもりはない。マシン・トレーニングのいくつかをやめ、すでにやっていたフリーウェイトを増やす。私はフリーウェイト派だ。この仕事は、よき教師でありセールスマンでなければならない。『君たちはアスリートであり、アスリートが優れたフットボール選手になるためには地面に足をつけてトレーニングすることが必要だ』 と彼らを納得させなければならない」
- 「自己最高のウェイトを挙げようが、それを10回連続でこなそうが、そんなことは私はどうでもいい。選手たちがよりよいフットボール選手になるためにウェイトトレーニングさせる、そのために私はいるのだ。どれだけのウェイトを挙げたかは関係ない。どれだけ健康にシーズンを過ごせるか、シーズンを通してどれだけよいプレーができるかだ。私にとって重要なのはチームの勝敗表だけだ」