グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2008年11月21日

WRドライバーの父親が警官から暴行か

WRドナルド・ドライバーの父マーヴィンが、地元ヒューストンで逮捕された際に重傷を負って入院を余儀なくされた。一家の代理人が会見で発表したところによると、月曜未明に逮捕されたときに警官(少なくとも片方は顔見知り)にガソリンスタンドの後ろに連れ込まれ、殴る蹴るの暴行を受けたうえ、喉に異物を押し込まれた。そのため現在は話すことができず、集中治療室で家族と筆談でやりとりしている。会見ではベッドでのマーヴィンの様子を写した写真も示し、また暴行時には息子ドナルドを侮辱する言葉もあったとのこと。

ヒューストン市警の発表では、月曜午前1時半ごろに交通違反の罰金未払いのためマーヴィンを逮捕したが、拘置所に到着したところ本人が気を失っていたため、診察した医師の勧めにより救急車を呼び、病院に移送した、としている。ドライバー家からの告発を受け、事件の調査をすると市警本部は約束しているが、当該の警官2人は通常どおり任務を続けるとのこと。

極貧から這い上がったドナルド・ドライバー立志伝はいまや有名だが、母や祖母とちがって父マーヴィンへの言及はほとんどなく、品行方正な人物でなかったことは確かなようだ。ドナルドが子供の頃には刑務所に入っていたこともあるが、出所後(いつ頃か不明)に息子と再会すると、「トラブルを避け、自分のようになるな」と諭した、という話もある。 

今回の事件のため、WRドナルド・ドライバーはマッカーシーHCの許可を得て故郷ヒューストンに急行し、今は家族とともに過ごしている。マッカーシーHCからの説明は「個人的事情のため」とだけで、それ以上はノーコメント。ドライバー自身は先日負傷したヒザの打撲のため、もともと水・木は練習を休む予定となっており、セインツ戦への出場は問題ないとのこと。

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