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Notebook: OL陣の働きを賞賛
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年11月19日
- プレーオフに向けたチームの精神状態について聞かれたマッカーシーHC。「極めてよく集中を保ったフットボールチームだ、と言っていいだろう」
- フィルム分析を終えたマッカーシーHCは、オフェンシブラインの出来について、「非常に高いレベルでプレーしてくれた。メンタル・ミステイクが3つか4つあったが、そのうち2つは相手ディフェンスの陣容からするとミスと言えるか微妙なものだ。パッシング・ゲームでもランニング・ゲームでも彼らは強力だった」
- 同じくLB A.J.ホークの評価について、マッカーシーHC。「非常によいプレーだったし、ノーハドルの状況でさえ問題なくコミュニケーションできていた。サイドラインとのやり取りも試合を通してスムーズだった。彼個人のプレー内容もかなり高く評価できる」
- RBグラントの退場時に4回連続ランで30ydsを走るなど50ydsラッシングを記録したRBブランドン・ジャクソンについて、エドガー・ベネットRBコーチ。「プレー機会を与えられたら、アイツはちゃんとそれを活かしている。控えRBとはそうあるべきだ。出番が来たらすぐ行ける。昨日も素晴らしい仕事だった。タックルを破り、鋭い加速と馬力を見せてくれた」
- ケガ人については以下のとおりで、大きなケガ人はなかった。
- WRドナルド・ドライバーは今回負ったヒザの打撲だけでなく、つま先にも問題を抱えている。タフな彼のことなので次の出場には問題ないが、練習は1日休むかもしれない、とのこと。
- WRジェームズ・ジョーンズは治ってきたヒザを再びぶつけてしまった。プランしたほどのスナップ数ではなかったが、なんとかプレーを続けることはできた。「まずまずよいプレーをしてくれたが、とにかくケガを治してほしい」とマッカーシーHC。
- QBアーロン・ロジャースはヒットされることさえほとんどなかったため、肩の負傷以来、身体的にはもっともよい状態で試合を終えることができた、とマッカーシーHC。今週はおそらく制限なく、練習にフル参加の予定とのこと。
- 前十字靭帯(ACL)断裂のLBニック・バーネットは今週木曜に手術を受ける予定。
- 試合終盤にQBロジャースを下げてQBマット・フリンを使うことをしなかった理由についてマッカーシーHC。「フリンにウォームアップはさせたし、プレーさせたかったが、ドライブの途中で変えたくはなかった。そうしたら投入のチャンスがなくなってしまった」
- 第1QのTDドライブでは、2プレー連続でQBロジャースがランプレーからクイックパスに切り替える好判断があった。WRドライバーへ9ydsクイック・スラントでゴール前に迫り、WRジェニングスへのクイック・スラントで3ydsTD。どちらもプレーコールはランプレーで、QBとWR以外はランプレーのつもりで動いている。
- 3巡ルーキーのTEジャーマイケル・フィンリーのレシービング能力を活かすため、彼をスプリットエンドの位置にセットするプレーが5回あった。パスが来たのは1回で、これもランプレーを変更してのクイック・スラントだった。
- 2人のフルバックをRBの前に置く「逆ウィッシュボーン」はこれまでも使われていたが、この日は新バージョンが登場。第3Q半ばの3rdダウン1、FBホールとTEハンフリーを前に置き、FBジョン・クーンをテイルバックとしてボールキャリーさせた。LGカレッジがミスしたためブロッキングとしては失敗だったが、FBクーンのセカンドエフォートで無事1stダウンに。
- 先発両タックルが退いた最後のシリーズで左ガードに移ったジェイソン・スピッツだが、DTトミー・ハリス相手に大苦戦。3プレー連続で打ち負かされ、RBジャクソンが1ydsのロスに終わるプレーもあった。
- Press-Gazette紙によると、パッカーズがブリッツしたのは相手ドロップバック38回のうち10回で、うち7回が後半のもの。その7回のうちサックが1回(CBウッドソン)、パス6回のうち成功はわずか1回だけだった。
- 「非常によいプレーをしていてファンが気付いていない選手は?」という質問に、元セーフティのリロイ・バトラー。「CBトラモン・ウィリアムズ。今回は彼のベストゲームの1つで、タイトにカバレッジできていた。むこうは彼を狙ってきて、WRヘスターへのダウンフィールドへのパスが何度もあったが、成功しなかった。彼が非常によくやっていることをファンは知らないと思う」
- 月曜夜に行われたCBアル・ハリス主催のチャリティ・ボウリング大会 "Stars & Strikes" の写真はこちら。WRドライバーやFSコリンズなど選手多数が参加し、一般ファンとともにボウリングやディナーを楽しんだ。
- 月曜にシカゴで行われたオバマ - マケイン会談では、超党派の政策協力だけでなく、前日のフットボールにも話題が及んだ。34点差のベアーズ敗戦の話になると、オバマ次期大統領は素早くアリゾナ(マケイン上院議員の地元)に話題を転じ、QBカート・ワーナーの活躍を賞賛。