グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年10月22日
- 例年バイウィークの休暇の前にチーム練習を1日か2日は行うものだが、マッカーシーHCは、メディカルスタッフと話し合った結果、今週はチーム練習を行わないことに決めた、と明らかにした。火曜にミーティングを行って解散し、水・木・金・土・日の5連休のあと月曜に練習を再開する。
- 今季ケガ人の多いパッカーズは、計14人の選手がのべ40試合を欠場。うち4人のスターターがのべ15試合を欠場している。
- 連休を家族と過ごすためグリーンベイを離れる選手が多いが、体をなまらせぬようトレーニングのプランが手渡される。コーチングスタッフはもうしばらく居残ってタイタンズ戦の準備、そして自分たちのプレーコールを客観的に見つめ直すためのセルフスカウティングなどを行う。
- マッカーシーHCは今年2月に再婚し(6月の記事参照)、ジェシカ夫人は近々出産の予定となっている。バイウィークのうちに生まれてくる可能性も十分ある、とマッカーシーHC。
- コルツ戦での唯一のケガ人だったDEジェレミー・トンプソン(stinger)はたいしたことはなく、来週の練習初日から復帰できる見込み。
- DTライアン・ピケット(上腕三頭筋)はブレースを着けて計26スナップに出場。「オフェンスのボールコントロールがうまく行き、ディフェンスのスナップ数を減らすことができた。そのことがディフェンス全体を助けたと思う。スナップ数の大部分は第4Q終盤になってからのものだ」とマッカーシーHCは振り返っている。
- 味方がリカバーできたからよかったものの、RBライアン・グラントは今季3回目のファンブルを犯している。「これはストップしなきゃいけない。トラフィックの中では両手でボールを抱えなければいけない。それが昨日はできていなかった」とマッカーシーHC。
- コルツ戦の前半最後、残り9秒でタイムアウトを取ってフィールドゴール後に6秒も残したことについて、自分のクロックマネジメントのミスだった、とマッカーシーHCは認めている。「ボールのスポットがもっと早くわかっていれば、そして17秒以上残っていれば、もう1プレーさせたかもしれない。あの場面では残り3秒まで流すべきだった。私のミスだ」
- ブレット・ファーヴのライオンズへの情報提供疑惑について、最初に報道したジェイ・グレイザー記者がラジオ番組に出演し、「1000%間違いない」と再び断言。自分の情報源はパッカーズとファーヴのどちらに対しても敵意のない人物で、偽情報を流してトクをする立場でもない。ファーヴ本人が否定したが、全くのデタラメだ。現役復帰の情報が流れたときも、「噂にすぎない」と彼は否定したではないか。最初に自分が聞いたのは、パッカーズの複数の対戦相手についてもファーヴが情報提供した、という話だったが、ライオンズ以外は裏が取れていない。今回数人のジェッツ選手の反応を聞いてみたところ、「そうしたことがあっても驚かない。ブレットは今夏の騒動について今でもすごく怒っている」と語り、ファーヴのパッカーズへの強い不満について意見が一致していた。
- 元同僚のリロイ・バトラー。「ブレットの方から情報提供を持ちかけたとは思えない。彼はあまり自分からは電話をかけない。しかし人々は彼に電話をかけてくるし、彼は話すことが大好きだし、他の人にも次々と電話をかわってもらう」 「ブレットについては他にも話が出てきていて、これは始まりにすぎない。今回のことは一番小さな話だ」
- NFL広報部長のグレッグ・アイエロによると、ファーヴからの情報提供が事実だとしても、リーグ側のルールに抵触してはいない、とのこと。