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Notebook: DTピケットは "Questionable"
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年10月15日
- DTライアン・ピケットは上腕三頭筋を痛め、次の出場は "Questionable" だとマッカーシーHC。「過去にもケガを抱えながらプレーしてきた実績があるので、こちらも普通より大きな期待をする。治療やリハビリの効果がどれだけあるかが問題で、水・木と日が経つうちにいろいろわかってくるだろう。ライアンは真のプロだ。これまでのキャリアで、さまざまなケガをしながら戦ってきた。彼が今回のケガを押してプレーしても私は驚かない。時間が経てばわかるだろう」
- 頭を打って途中退場したSアーロン・ラウスは大きな問題ではなさそうで、早ければ水曜の練習にもドクターの復帰許可が下りるだろう、とマッカーシーHC。
- RBブランドン・ジャクソンは流感だった模様。次の出場は問題なさそう。
- シーホークス戦でパッカーズが3WR以上を使ったのは全71スナップのうち28スナップだけで(39.4%)、今季6試合の中では飛び抜けて少なかった。
- 1stダウンで16回ランプレー(ランはすべてグラント)をコールしてわずか30yds(平均1.9)。うち半分が1ydsゲイン以下。3rdダウンでのロスは1回だけだったが、最初のシリーズでFGトライを断念させる3ydsロスだった。
- ノーゲインまたはロスとなったランプレーでは、OL5人全員がそれぞれブロッキングミスがあった。Cウェルズ、RTタウシャー、LTクリフトンが3回ずつ。
- 1stダウンで不振だったパッカーズだが、2ndダウンでショートパスを通したため、3rdダウンロングが少なく、いわゆる"manageable"な3rdダウンを迎えることができた、とWRネルソンは説明している。
- 肩の悪いアーロン・ロジャースにQBスニークを2回もさせるより、RBグラントに走らせるべきだったのでは?という質問にマッカーシーHC。「スニークに問題があるのなら、最初からゲームプランに入れなかっただろう。事実アーロンはスニークが非常にうまいし、(TDのプレーでは)隙間を抜けて脚を動かし続けた。重心が低く、テクニックがしっかりしているので、不必要なヒットを受けることがない。実際は1ヤードでなくインチズだったし、そういった状況では非常に効果的なプレーだった」
- 試合前日に急きょロースター昇格させたRBデショーン・ウィンの出来について、マッカーシーHC。「あのブリッツのピックアップ(昨日の記事参照)を見ればいい。昨年このチームでプレーした経験を、彼が活かしたことの証明だ。開幕前にカットするにあたって、彼の唯一の難点は、ケガでプレーできないことが多いということだった。しかしプラクティス・スクワッドに加わってからは一度も練習を欠席していないし、高いレベルで頑張っている」
- 4巡ルーキーのDEジェレミー・トンプソンは27スナップに出場し、新人としてはまずまずの内容。自陣レッドゾーンでの4thダウン1ギャンブルではTEカールソンに完敗してRBダケットの9ydsランを許したが、3rdダウン1のランをノーゲインに止めるなど、重要な働きがいくつかあった。
- 先発したDEバジャ=ビアミラは32スナップに出場したが、4試合連続でQBプレッシャーなしに終わり、プレー内容では前述のDEトンプソンに劣った、とPress-Gazette紙。
- 鼠蹊部を痛めているLB A.J.ホークを休ませるため、LBブランドン・チラーをニッケル守備で使ったことについて、マッカーシーHC。「ラインバッカー陣のデプスにはとても満足している。そのおかげで、ケガ人のプレー数を減らし、他の選手をプレーさせることができる。前回のファルコンズ戦よりも、今回はA.J.のスナップ数を制限し、それがプレーの質を上げることにもつながった」
- CBハリスの代役として先発し、3試合連続インターセプトを挙げたCBトラモン・ウィリアムズについて、マッカーシーHC。「彼はルーキーFAとして入団し、ここまで努力して這い上がってきた。素晴らしいアスレチック能力にも恵まれている。その能力を何度も何度もフィールドで証明し、しかも正しいやり方でプレーしている。彼はまずスペシャルチームでロースターのスポットを勝ち取り、いい働きをした。今はディフェンスのバックフィールドでプレーする機会を手に入れ、いい働きをしてくれている」