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Packers - Buccaneers Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年9月30日
- マイク・マッカーシーHC。「今日のオフェンスはひどい出来だった。しっかりランで進めることができなかった。ランブロッキングは呼吸が合っておらず、そこは向上させる必要がある。(ランブロッキング不振は)2週連続のことだ。パスプロテクションも拙かったし、特に第2Qはダウン&ディスタンスもよくなかった。開幕3試合と同じミスがあまりにも多すぎる。ペナルティやターンオーバーがこれほど多くては、そうそう勝てるものではない。敵地で、優れたディフェンスを持つ優秀なチームと戦うのだから。とにかくオフェンス的に、勝利に十分なプレーをすることができなかった。相手が何度もチャンスをくれたのに、それを活かすことができなかった」
- マッカーシーHC。「同じミスばかりしている。気にかかるのはそこだ。私だって、フットボールにミスがつきものだということはわかっている。しかし毎日繰り返し練習していることが、日曜に実行できないのは問題だ。その通りのことを選手たちに言った。毎週毎週基本的な部分でミスを繰り返すのは受け入れがたい。なんとか修正しなければならない」
- LBニック・バーネット。「シーズンは長いよ。それはいいことだ。まだシーズンの初めで僕らは2勝2敗、あと12試合も残っているんだから。手遅れになる前に立て直すことができれば、僕らは大丈夫だ」
- QBロジャースは右肩のケガについて月曜に詳しい検査を行う。来週出場できるかと聞かれたマッカーシーHCは、「わからない。まだ決めつけるには早い」
- 右肩のケガについてQBロジャース。「脱臼かもしれない感じがした。どこが悪いかは月曜の検査を待たないと。(最初に退場せずプレーして)タッチダウンパスを投げたときは、かなり激しい痛みがあった。(CBウッドソンのINTで)逆転してくれた後、サイドラインで投げてみようとしたけど、できなかった。ドクターの指示で休むことになった。FGで逆転されたあと、どれだけ痛みがあっても、もう一度頑張りたくて出場した」
- 鼠蹊部を痛めて退場したLB A.J.ホーク、右肩を痛めて退場したDEカレン・ジェンキンズは、どちらも深刻なものである可能性がある。FSニック・コリンズはもともと悪かった背中を悪化させ、DEジェイソン・ハンターはハムストリングを負傷。ディフェンスはすでにケガ人の数が危険水位を超えていたが、控え選手のデプスも尽きてきている。
- オフェンス不振についてQBアーロン・ロジャース。「僕らは自分たちを厳しく批判する必要がある。これで2勝2敗となり、バイウィークまで厳しい3試合が待っている。自分たちのフットボールを取り戻さなきゃいけない。1試合を通して自分たちのスタイルでプレーすることがまだ一度もできていない。今日僕らはそれができず、タンパベイはそれができた」
- RBライアン・グラントは手痛いファンブルロストについて、「僕は両手で持っていたが、相手が完璧な場所をヒットした。でも言い訳はできない」と話している。「ミスは修正しなくてはならないし、必ずそうするだろう。チームにエネルギーが感じられなかった。チーム全体でいいパフォーマンスができなかった。この敗戦から学ばなくちゃいけない」
- 第2Q以降はラッシングが正味0ydsに終わったことにジョー・フィルビンOCはショックを隠せない様子。「信じられないし、受け入れられない。明日しっかりフィルムを分析して、ブロッキングのアングルなど調べなおす必要がある。ごらんのように今日はランニングゲームで仕事でできなかった」
- 新人ジョシュ・シットンを先発右ガードに入れるなどラインナップ変更の可能性は?と聞かれたジョー・フィルビンOC。「それはまだわからない。あらゆることを検討しなければならないだろう。うろたえることなく、何がまずかったのかしっかりと調べ、どうしたら軌道を元に戻せるのか、検討する」
- WRジョーディ・ネルソンは初めて3番手レシーバーとして出場したが、未熟さを露呈する結果となった。第2Qの3rdダウン、QBロジャースからのボールはよかったのにネルソンはパスの方を振り向かずパス失敗に。サイドラインに戻る際に、マッカーシーHCから厳しい声で注意されていた。
- 控え左ガードのLGアレン・バーバーは、第4QにブロッキングTEとして1プレーだけ出場したが、そこで痛いフォルススタート。CBウッドソンのINTリターンTDで逆転した直後、自陣20ydsでQBマット・フリンが登場したプレーだった。反則が響いて3&アウトに終わり、相手の逆転FGに結びついてしまった。
- WRグレッグ・ジェニングス。「厳しいね。僕らは、特にオフェンスは自分たちで墓穴を掘ってしまった。ディフェンスが頑張って何度もチャンスをくれたのに、それを活かすことができなかった。本当につらい。でもこうした試合を通して成長していかなくちゃいけない。僕らもファイト・バックしたけれど、十分でなかった。それは僕らオフェンスが終始波に乗れなかったからだ。全ては反則とエクセキューションに尽きる。いいプレーもあったし悪いプレーもあったけど、けっきょくは自分の首を絞めるミスが多すぎたし、そんなことをしていてはNFLでは勝てない」
- WRジェニングスは482ydsレセプションでNFLリーディングレシーバーの座をキープ。「今季初タッチダウンは嬉しいけど、試合に負けては素直に喜べない」
- WRルヴェル・マーティン(指の骨折)は3試合ぶりに復帰したものの、ごくわずかしか出場せず(つまり4WR隊形をあまり使えなかった)、パスキャッチもゼロ。「ここ数週間で一番調子がよかったんだけどね。僕のプレイング・タイムについてはコーチに聞いてよ」
- 3インターセプトを挙げたディフェンスについて、マッカーシーHC。「ディフェンスは何度も何度も素晴らしいプレーをしてくれたと思う。勝利のチャンスを何度も引き寄せてくれたのに、オフェンスがそれを活かすことができなかった」
- 前半に2つのイリーガルコンタクト(どちらも3rdダウン)で痛い1stダウンを与えたCBチャールズ・ウッドソン。しかし片方は、見えないような場所にいた審判が下した疑問の残る判定だった。「判定ミスだったと思うね。ちゃんと僕はいいポジションにいた。それは間違いない」
- CBハリス(脾臓損傷)の代役としてスターターを務めたCBトラモン・ウィリアムズは、大きなミスも反則もなく、しっかりしたプレー内容で終えることができた。第1Qには3rdダウンでのWRブライアントへのパスをディフレクトし、第3Qには自陣ゴール前でWRクレイトンの弾いたパスをインターセプトして39ydsリターン。ブロッカーがもう少し上手ければタッチダウンのチャンスもあった。
- FSニック・コリンズは7-10とリードされた第2Q末、インターセプトの大チャンスがありながら胸に当てて落球。「ビッグプレーのチャンスだったのに、目を離してしまった。大きいプレーのチャンスが来たら、ちゃんと決めなきゃいけない。あれを捕っていたら全く別のゲームになっていただろうに」とFSコリンズ。しかし第3Qには、はるかに難しいパスを競り勝ってインターセプトし、追い上げのきっかけを作っている。すでにキャリア最多に並ぶ3INTを挙げ、現在NFL2位タイ。
- 不振のPデリック・フロストを解雇して他の選択肢を探すべきでは、という声が地元両紙から出てきている。
- スペシャルチームのリーダー格のLBトレイシー・ホワイトはPフロストについて、「先週よくなかったんで自分にプレッシャーをかけすぎたんだよ。たぶん考えすぎてるんじゃないかな。リラックスしなきゃ」と評している。LSブレット・グードの球速がないため慌てるのでは?という質問には、「ロングスナッパーはすごくいいよ。それは問題じゃないと思う」