過去の記事 |
2008年 >
09月 >
Packers 21 - 30 Buccaneers
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年9月29日
|
1Q |
2Q |
3Q |
4Q |
Total |
Packers (2-2) |
7 |
0 |
7 |
7 |
21 |
Buccaneers (3-1) |
0 |
13 |
7 |
10 |
30 |
天気は曇り、予想より涼しい27℃のレイモンド・ジェームズ・スタジアム。パッカーズは最初のシリーズでTDを決めたあとオフェンスが全く進まなくなり、ターンオーバーから次々と失点して13点リードを許す。そこからディフェンスが3インターセプトを挙げていったんは逆転するが、QBロジャースの一時退場と復帰後のインターセプトから簡単に10点取られて万事休す。
QBロジャースは第3Qのスクランブルの際に肩を負傷し、出場を続けてWRジェニングスに48ydsTDパスを通すが、CBウッドソンの逆転インターセプトTDの直後に退場。新人QBマット・フリンは手も足も出ず、自陣深くからのパントから逆転FGを許す。そこで残り2分半からQBロジャースが復帰するが、投げる瞬間に背中をヒットされインターセプト。ダメ押しのTDランを決められてしまった。
第1Q : 好リターンでGB陣42からのパッカーズは、3rdダウン1のランが止められるが、QBスニークでかろうじてギャンブル成功。WRネルソンへの11ydsパス、RBグラントの8ydsランのあと、3rdダウン2からWRジェニングスに25ydsTDパス成功。バッカニアーズは3&アウト。パッカーズはWRドライバーへの8ydsパス、RBグラントのランで1stダウンを取るが後が続かず。バッカニアーズはGB反則、WRブライアントへの6ydsパス、RBグレアムへの3ydsパスなどで2つ1stダウンを取るがGB陣に入れず。パッカーズはWRジェニングスへの6ydsパス、TEリーへの5ydsパスで1stダウンを取るが、ホールディングで後退。
第2Q : パッカーズはRBジャクソンがパスを弾いてインターセプトに。GB陣32のチャンスにバッカニアーズはGB反則、WRブライアントへの13ydsパスでゴール前に迫り、TEアレックス・スミスに9ydsTDパス成功。GB陣10からのパッカーズは、RBグラントの5ydsロスが響いて3&アウト。GB陣41からのチャンスにバッカニアーズは、RBダンへの6ydsパス、17ydsパスなどでゴール前に進むがTDならず、23ydsFG成功。パッカーズはWRジェニングスへの21ydsパスのあとサックされ、2ndダウン18からLBルードがインターセプト。GB陣45からのバッカニアーズは、WRヒリヤードへの13ydsパス、WRクレイトンへの11ydsパス、RBグレアムの2ydsランで4thダウン1ギャンブルも成功。しかし2ミニッツ明けはパスが通らず、37ydsFG成功で6点リード。残り59秒、GB陣28からのパッカーズは、WRネルソンへの8ydsパス、9ydsパス、サック、RBジャクソンへの18ydsスクリーン(残り15秒で最後のタイムアウト)、しかしWRジェニングス落球でFG圏内に入れずギャンブルも失敗。
第3Q : 好リターンでTB陣45からのバッカニアーズは、RBグレアムの5ydsラン、19ydsラン、RBダンの6ydsラン、7ydsランでレッドゾーンに入るが、弾いたパスをCBトラモン・ウィリアムズがインターセプトしてGB44までリターン。しかしパッカーズは3rdダウン1のランが止められて3&アウト。バッカニアーズは反則で1つ1stダウンを取ってパント。GB陣40からのパッカーズは最初のプレーでRBグラントがファンブル、拾ったSフィリップスが40yds走ってタッチダウン。TB反則でGB陣40からのパッカーズは、QBロジャースのスクランブルが1yds足りずまたもパント。TB陣23からのバッカニアーズは、WRブライアントへの17ydsパスのあと、FSコリンズがインターセプトしてTB陣42のチャンス。3rdダウン17となるが、WRジェニングスに48ydsのパスが通ってタッチダウン。
第4Q : バッカニアーズは33ydsパスインターフェアでGB陣に入るが、3rdダウン3でCBウッドソンがインターセプトし、62ydsの逆転タッチダウン。バッカニアーズはRBグレアムの5ydsラン、TEギルモアへの9ydsパス、RBグレアムの5ydsラン、TEスミスへの17ydsパスでTB陣46に進むが、反則が響いてパント。パッカーズはQBロジャースに代わってQBフリンが登場するが3&アウト。好リターンでGB陣35からのバッカニアーズは、ラン3回で1stダウン、次の3rdダウン2もQBグリーシーのスクランブルで1stダウンを取り、24ydsFG成功で再逆転。残り2分26秒、GB陣40からの攻撃はQBロジャースが再登場するが、投げる瞬間に背中をヒットされてインターセプト。GB陣28からのバッカニアーズは、RBグレアムがいきなり47ydsランでゴール前1ydsへ進んで2ミニッツ。RBグレアムがダメ押しの1ydsTD成功。残り1分44秒、GB陣28からのパッカーズは再びQBフリンが登場するが、1stダウンを取れずギャンブルも失敗。
- 先発QBアーロン・ロジャースは14/27、165yds、2TD、3INTでレーティング55.9。
- 先発初インターセプトは第2Q最初のプレー。RBジャクソンがイージーなパスを手で弾いてLBデリック・ブルックスの胸に納まったもの。
- 2つ目のインターセプトはサックされた直後の2ndダウン18。プレッシャーを受けながら無理に投げてしまい、これは明らかにQBロジャースのミスだった。
- 3つ目のインターセプトは第4Qに再逆転された直後のシリーズ。第3Qに右肩を負傷したため、逆転した直後のドライブは休んでQBフリンが出場したが、逆転されたので再登場。、出場を続けてWRジェニングスに48ydsTDパス。バックサイドからブリッツがフリーで入ってきて、投げる瞬間に背中をヒットされてインターセプト。
- レシーバー陣の落球にも悩まされた。第1QにはTEドナルド・リーが正面のパスをヘルメットに当てる落球、第2QにはRBジャクソンがこれもほぼ正面へのパスを手で弾いてインターセプト、第2Q最後にはFG圏内に入れる15ydsほどのパスを、WRジェニングスがイージーな落球して3点を逃している。
- 最初のTDドライブでは4thダウン1のギャンブルでQBスニーク成功があった。
- 被サックは3回。ランが出ず3rdダウンロングばかりのため、好きなようにプレッシャーをかけられた。
- 1シリーズだけ出場したQBマット・フリン。いきなりOLのフォルススタートで1stダウン15となり、RBグラントが2ydsラン、WRジェニングスへのスラントはかすりもせず、3rdダウンはRBジャクソンのドローがノーゲイン。自陣17ydsからの38ydsパントを19ydsリターンされてGB陣36。オフェンス不振が決勝FGに結びついてしまった。9点差となったため最終シリーズに再び出場し、RBジャクソンに3yds、WRネルソンに3ydsのパスを通すが、4thダウンギャンブルはWRドライバーに通らず。
- 先発RBライアン・グラントの不振も大きな敗因の1つ。15回20yds(平均1.3)に抑えられたうえ、第3Qには手痛いファンブルロストでタッチダウンを許した。RBブランドン・ジャクソンは1回0yds。
- WR陣では、グレッグ・ジェニングスが今季初TDを含む6回109yds、2TD。ドナルド・ドライバーが1回8yds、ジョーディ・ネルソンは4回31yds。
- TE陣では、ドナルド・リーが1回6ydsのみ。
- 先発OL陣は左からLTクリフトン、LGカレッジ、Cウェルズ、RGスピッツ、RTタウシャーという現状でのベストメンバー。
- 被サックは3回。
- トータルオフェンスはパッカーズがわずか181yds、バッカニアーズ327yds。タイムオブポゼッションもパッカーズが23分10秒と圧倒されている。
- パッカーズは最初のドライブで58yds稼いだものの、その後4シリーズでわずか57yds。
- 3rdダウン成功率は4/13の31%。バッカニアーズは5/14の36%。
- パッカーズの犯したターンオーバーは、QBロジャースのインターセプト3つ(詳しくは前述のとおり)と、RBグラントのファンブルロスト&リターンTD。
- 奪ったターンオーバーは後半に奪った3つのインターセプト。最初のCBトラモン・ウィリアムズは相手レシーバーが弾いたパスをキャッチしたラッキーなもの。2つ目のFSニック・コリンズは相手レシーバーと競り合いながらの見事なキャッチだった。CBウッドソンはショートパスに飛び込む彼の得意なプレーで、らくらくエンドゾーンへ。
- パス守備はQBグリーシーを15/30、149yds、1TD、3INTのレーティング36.0と封じ込めた。
- 逆にラン守備は41回178yds(平均4.3yds)。
- パッカーズのサックはゼロ。ブリッツは少なく、パスカバレッジでよく頑張った印象。
- DB陣はSSビグビーとCBハリスが欠場し、Sアーロン・ラウスとCBトラモン・ウィリアムズが先発。終盤にはSラウスがヒザを負傷して退場、Sチャーリー・ペプラーが出場した。
- 反則は7回74yds。これでも今季いちばんマシだった。バッカニアーズは8回70yds。
- キックオフリターンはCBウィル・ブラックモンが5回19.0平均yds、WRジョーディ・ネルソンが1回5ydsと不振。オフェンスを楽にすることができなかった。
- パントリターンはCBウィル・ブラックモンが2回平均10.5ydsとまずまず。
- Pデリック・フロストはパント5回平均38.0yds、ネット30.2ydsの大不振でフィールドポジションを常に苦しくし、敗因の1つを作った。
- Kメイソン・クロスビーは。
- ケガ人は以下のとおり。
- 第2QにCBウィル・ブラックモンが太ももを痛めて退場するが、次のキックオフリターンから復帰。その間はCBパトリック・リーがニッケルバック、CBジャレット・ブッシュがダイムバックに入った。
- 第4Q、DEカレン・ジェンキンズはサックを逃した際に右肩または右わき腹を痛めて退場。
- QBロジャースは第3Qにスクランブルした際に右肩を強打。すぐには退場せず、2つ目のタッチダウンを投げた後に退場。再逆転された後に再び出場するがインターセプトを喰らう。試合後の会見でマッカーシーHCは右肩の打撲と説明。QBロジャース本人は「肩の(亜)脱臼だと思うが、自分ではよくわからない。明日検査する」と語っている。
- FSニック・コリンズはもともと痛めていた背中を再び負傷。
- DEジェイソン・ハンターはハムストリングを負傷。
- Sアーロン・ラウスは第4Qに(もともと痛めていた)ヒザを負傷して退場。代役はSチャーリー・ペプラー。
- LB A.J.ホークは退場はしなかったものの、鼠蹊部を痛めた、と本人が語っている。
- アクティブ登録から外れたのはRBランプキン、FBホール、WRジョーンズ、OTジャコミニ、DEトンプソン、CBハリス、SSビグビー、第3QBのブローム。