グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年10月 1日
- 注目のQBアーロン・ロジャースは右肩の捻挫で、マッカーシーHCによると、さいわい大きな構造上の損傷はないとのこと。「今日・明日とリハビリをして、水曜により多くのことがわかるだろう。カギになるのは、どれだけ痛みに耐えられるか、どれだけ肩の力を取り戻せるか、その両方だ。水曜の練習でどれだけしっかり投げれるか、そして翌朝どれだけ回復しているか。治療の成果がどれだけ早く表れるか。今朝本人と話し合ったが、彼は次も出場する決意を固めていた。力強く、非常にポジティブな心構えだった」
- マッカーシーHC。「ロジャースがあのような状態であのボール(48ydsTDパス)を投げられたということは、激しい痛みを抱えながらでもプレーできる彼の能力を示している。これはチーム全体にも言えることだと思う。何人もの選手が試合中にケガをしながらフィールドに戻って戦い、第4Qには試合に勝つチャンスを与えてくれた」
- いまのところ、今週の練習ではQBロジャースとQBマット・フリンにおよそ半々ずつプレーさせる予定とのこと。十分練習できない状態でロジャースが先発出場することについてジョー・フィルビンOCは、「我々にとっては未知の領域だ。そのような状態でどれだけやれるか、私にもわからないし、全ては推測するしかない。いちど彼がそれを経験してみるまではね。『金曜さえ練習できれば本番で大活躍してくれるさ』 などと、まだ太鼓判は押せない」
- トンプソンGMによると、今週新しいQBと契約する予定はないとのこと。
- DEカレン・ジェンキンズは「胸筋の肉離れ」とマッカーシーHCは説明しているが、詳しくは検査待ちで、胸筋断裂の可能性も残っているらしい。この夏にはLBホークが胸筋の肉離れで4週間ほど休んだが、そこまでひどくないと思う、と本人は話している。試合後にはシャツに袖を通すだけでも苦労していた。今季は非常に好調(サック2.5回、QBヒット10回、ロスタックル4回)だっただけに、何試合か欠場となれば非常に痛い。
- LB A.J.ホークは一部で報道されたような鼠蹊部の筋断裂ではなく、鼠蹊部の捻挫とのこと。次のファルコンズ戦に出場できるかどうかはわからない。「程度は軽くない。水曜にどれだけ回復しているかが重要だ。本人は何をしてでも出場したがるだろうけれど」
- LTチャド・クリフトン(ハムストリング)、CBウィル・ブラックモン(太ももの打撲)の2人は、欠場するようなものではなさそう。Sアーロン・ラウス(ヒザ)は検査中。DEジェイソン・ハンター(ハムストリング)は今週の回復具合を見守る。
- オフェンシブラインの不振から脱するため、今週はパッドを着けた練習を増やすことをマッカーシーHCが示唆。「タンパベイの方がパッド・レベルを低くプレーしていた。それに加え、我々はフットワークをよくしなければならないし、しっかり最後までブロックしなければならない。我々は基本に返って、過去2週間よりもパッドを着けた練習や個人練習を増やす必要がある」
- 2週連続でファンブルロストを犯したRBライアン・グラントについて、ジョー・フィルビンOC。「ショルダーパッドと両手でしっかりボールをカバーしなければいけない。前週のものと非常によく似たファンブルだった」
- CBハリスに代わって先発出場したCBトラモン・ウィリアムズのプレーをマッカーシーHCが賞賛。「トラモン・ウィリアムズはいいプレーをした。非常にいいプレーだった。カバレッジがとてもよく、ラン守備では2回ほどミスがあったがこれは修正できるし、インターセプトはビッグプレーだった。スペシャルチームの方はまずまず。全体として見事なパフォーマンスだった」
- NFL26位と不振のラン守備についてボブ・サンダースDC。「ノーゲインやロスタックルがたくさんあるのに、7ydsとか8ydsゲインされるプレーがある。そういったプレーをなくさなければ」
- 解雇の可能性が取り沙汰されるPデリック・フロストだが、今週はなんとか首がつながりそう。「我々はもっとよいパントをしなければならないし、パント・プロテクトももっとしっかりする必要がある。ラインのプロテクションは我々の望むレベルではなかった。最初の2試合のスペシャルチームは非常によかったのに、この2試合のスペシャルチームは最近なかったほど悪い出来だ」とマッカーシーHC。
- Pフロストについてマイク・ストックSTコーチ。「ウォームアップの間はよかったのだ。先週のダラス戦では、本番に送り出すのが少し怖い出来だった。今回のウォームアップはかなり違っていて、パントはより安定し、落ち着いてリラックスしているように見えた。試合でもそうしてくれなければ」