グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年8月22日
- DEバジャ=ビアミラ(ヒザ)とLTクリフトン(ヒザ)とCBハリス(腰と鼠蹊部)が練習に復帰した。クリフトンは出たり休んだりだったが、バジャ=ビアミラは19日ぶりの復帰。なおこの2人は今年のパッカーズのサラリーキャップ額1位と2位でもある。
- 身内の不幸で練習を2日欠席したジョー・フィルビンOCも合流している。
- 40ydsから50yds先のネットを狙うロングパス競争では、QBアーロン・ロジャースが2日連続で勝利。
- プレシーズン第3戦についてQBロジャース。「自分たちにプレッシャーをかけるわけじゃないが、モメンタムをつかんでシーズンに入りたいのは当然のことだ。先週の試合は最低だったわけだから、あとはもう上に上がるしかない。3rdダウンをしっかり取ること。個人的にはしっかりした判断をして、メンタル・ミステイクをなくすこと。ある程度点を取って、いい気持ちでレギュラーシーズンに向かいたい」
- QBブロームをプッシュするはずのQBマット・フリンだったが、この日は絶不調。ハンドオフしようとしてファンブルしたりセンターからのスナップを受け損ねたり、ワイドオープンのレシーバーへの投げ損ないも3回。プレシーズン第3戦は先発組が第3Q途中までプレーするのが普通なので、彼ら控えQBの出番はわずかなものになりそう。
- ブロンコス戦への意気込みを語るWRドナルド・ドライバー。「試合を通してリードし、勝たなきゃいけない。ファミリーナイトは(ファーヴ騒動で)僕らはローラーコースターのようだった。シンシナティ戦はいいプレーができたのに、今は再び穴ぼこに落ち込んでしまっている。プレシーズン残り2試合で軌道に戻さないと」
- 復帰3日目のWRグレッグ・ジェニングスは非常に動きがよく、ヒザやハムストリングの悪影響は全く感じさせない。ルート取りはスムーズでカットも鋭く、キャッチングも申し分なし。49ers戦では1stチームのスプレッド隊形でWRフランシスを使わなければならなかったが、今週は駒が揃いそうだ。
- 3巡指名のTEジャーマイケル・フィンリーは今キャンプ最高の出来。エンドゾーンでのTDパスキャッチが2回あり、そのうち1回は見事なジャンピングキャッチだった。
- TEエヴァン・ムーアはインジャリーリザーブ入りしてしまったが、もう1人のドラフト外ルーキー、TEジョーイ・ヘイノス(身長203cm)のキャッチングもかなり評価が高い。開幕ロースター入りの可能性を口にする記者もいるほどで、プラクティス・スクワッドの有力候補なのは間違いない。
- LTクリフトン(ヒザ)が復帰してきたので、1stチームOLは左からLTクリフトン、LGカレッジ、Cスピッツ、RGシットン、RTタウシャー。ブロンコス戦の先発OLもこのとおりか。2ndチームOLはLTオーリン・トンプソン、LGバーバー、Cコストン、RGモール、RTジャコミニ。
- キックオフ練習でKメイソン・クロスビーはエンドゾーン奥深くに何本も蹴り込み、素晴らしい飛距離を見せている。昨年はKデイヴ・レイナーとのポジション争いが長く続いたため両者の消耗が大きかったが、ライバル不在の今年は脚をフレッシュに保つことができている。正確性もアップし、(相手ラッシュ付きの)ライブ練習での成功率が90%以上、プレシーズンでは100%。「昨年はいつフィールドゴールチームが呼ばれるかわからない、という緊張した練習がずっと続いたけど、今年は本当の練習っぽい」と本人。
- Kクロスビーについてマイク・ストックSTコーチ。「昨年は2人のキッカーどちらにとっても大変なキャンプだった。強いプレッシャーの下で毎日蹴らなければならず、その中でクロスビーは非常によくやった。今年は少々違って、落ち着いた気持ちでやれている。ただ、本人にも最初に説教したことだが、彼も安心してはいない。チーム内にライバルがいないからといって、安心することは許されない。NFLとは "Not For Long" の略だ。選手にとってもコーチにとってもね。気を抜かず、自分の仕事をしっかりやれば、全てはうまくいく。これまでのところ彼はそのとおりにしているよ」
- ロン・ウルフ元GMが3日連続でフィールドを訪れ、練習のほとんどの時間をトンプソンGMと話しながらフィールドを見つめていた。「彼は常に私の師匠だからね。ここにいないときでさえ、よき相談相手として頼りにしている。ここに来てくれているときは、いつもより多くフットボールの話ができる。この選手はこう、あの選手はこう、と彼は指摘できる。その点で彼はとても寛大だ」とトンプソンGM。