ミシシッピ州ハティスバーグに住むブレット・ファーヴは、例によってオークグローヴ高校の水曜朝の練習に参加して汗を流した。妻のディアナと一緒にスタンドを駆け上がるトレーニングを済ませると、マーク・マーフィ社長との会談のため急いで同校を後にした。「9時からの会合に遅れそうなんだ、嘘じゃない」
会合場所となった代理人バス・クックの事務所のスポークスパーソンは、おそらく会談は終日にわたるのでは、との見通しを示していたが、会談は午後12時30には終了した。事務所から出てきたファーヴは集まったメディアに対し、「なぜ(この暑いのに)日陰に入らないんだ?」とだけ話し、それ以外のコメントはなし。ファーヴが自宅に帰ったところを地元 Hattiesburg American 紙の記者がつかまえたが、やはりノーコメントだった。(写真)
ファーヴが去ったあと、午後はマーフィ社長とクックが話し合いを続けている模様。またprofootballtalk.com によると、ハティスバーグ空港を16時10分に発ってグリーンベイ空港に18時20分に到着する飛行機のフライトスケジュールが提出されているとのこと。大方のところマーフィ社長の乗るパッカーズ機と思われるが、ファーヴの自家用機でないという確証もまだない。
いっぽう、コミッショナーは今日も復帰許可を出さないことが明らかになった。「コミッショナーは今日は何のアクションも起こさない。パッカーズとブレットの双方に、ロースター枠やサラリーキャップを含めた諸問題に対処できるよう適当な時間を与えたいと彼は考えている。コミッショナーからブレットの復帰許可が下りたら、我々がアナウンスする」とNFLスポークスマンは述べている。木曜はパッカーズの練習がないので、復帰許可が下りたとしても、キャンプ練習に強行出席するのは早くて金曜朝となる。