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Notebook: NFC決勝はNYGとホームで
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2008年1月15日
- マッカーシーHCはカウボーイズ対ジャイアンツの試合を見終えてから、珍しく夜7時に記者会見を行った。内容は以下の通り。
- 「試合が終わってすぐこの会見なので、あまり楽しんでいる暇はなかった。私が喜んでいるのは、ここで試合ができることだ。どちらが勝っても非常に優秀なチームとの対戦になるといことは、我々にはわかっていた。ただランボーで試合ができることがとても嬉しい」
- 「昨日は我々にとって最高のフットボールができた。明らかに私が就任してから最高のフットボールだった。最高のフットボールをしたいのは今この時期なのだ。この勢いを、このレベルの高さを、我々はNFCチャンピオンシップゲームに持ち込みたい」
- 今季ロード9勝1敗のジャイアンツについて。「プレーオフの雰囲気の中で、彼らがタンパベイに行って勝ち、ダラスに乗り込んで勝ったという事実には敬意を払わなければならない。選手たちやコーチングスタッフが、ロードゲームのさまざまな障害を乗り越えて試合に集中してきた能力は賞賛に値する。彼らがNFC決勝への出場を勝ち取ったのはそのためだ。非常に優秀な2チームがスーパーボウル出場を賭けて対戦することになる」
- 第2週の対戦でジャイアンツを破っていることについて。「あれ以降たくさんのことが起こって、こちらは全く別のチームになっているし、それはジャイアンツについても同じことが言える。(具体例を挙げると)ランニングゲームがよくなっている。あの対戦でもRBウォードが非常によかったが(その後IR入り)、あの前週にイーライ(QBマニング)は肩を負傷していたし、ディフェンスも新システムになってまだ2試合目だった。今日ふつうに観戦しただけでもたくさんの新しい要素が見られ、3つのエリア(攻・守・ST)全てにおいて彼らは非常にいいプレーをしている」
- 試合翌日の記者会見ではケガ人について試合直後よりも詳細な説明がなされるが、今回は大きなケガ人なくシーホークス戦を終えることができ、欠場したCBウィル・ブラックモンの話だけだった。「我々にとって今季もっともヘルシーな状態だ。ケガ人なしで試合を終えたのは極めてポジティブなことだし、できる限りヘルシーにNFC決勝を迎えるという目標を達成できた」
- CBウィル・ブラックモン(足)の状態について、「だんだん回復しているという報告は受けている。試合に勝ったことがよい影響を与えたのかはわからないが。今週も走ってみてテストすることになる」とマッカーシーHCは語っているが、ニッケルバックについてはシーホークス戦で活躍したCBトラモン・ウィリアムズのままで行くようだ。「トラモンはいいプレーをした。彼は自力であのスポットを勝ち取った」
- マッカーシーHCはトレーニングキャンプに週1回の休日を作るなど、ケガのリスクを減らす方針が奏功し、この2年間は主力のケガ人が非常に少ない。「厳密な科学があるわけではないし、さまざまな要素を考えなければならない。100%回復していない選手をビッグゲームに出場させるのは、長期的に見てケガのリスクをより大きくしてしまう。私が言っているのは、11月のダラス戦でDEバジャ=ビアミラやCBウッドソンを休ませたことで、そういった理由で彼らを休ませた。もしあれがNFC決勝だったなら、2人ともプレーしただろう。しかしあの時点では、まだまだ試合がたくさん残っていた」
- NFC決勝をホームで開催できることを喜ぶボブ・ハーラン会長。「狂喜してるよ。これまで何度も言ってきたように、私のパッカーズ37年間で最高の日はNFC決勝のカロライナ戦(1997年1月12日)だったし、今回もそれに並ぶものになると期待している。ここで開催できるなんて素晴らしい。街にとってもファンにとっても素晴らしいことだ」
- Journal Sentinel紙によると今回のQBファーヴはパスアテンプト23回の平均滞空距離が5.4ydsで、9yds以上のパスがわずか5回。こうした短いクイックパス多投によってシーホークスのパスラッシュを封じることができた。
- シーホークスのDEパトリック・カーニーはタックルなしサックなしに終わり、スタッツ表に名前さえ載らなかった。本人は「TEやRBのヘルプが多かった」と言っているものの実際はパスプレー24回のうちヘルプがあったのはわずか6回。それ以外の18回はRTマーク・タウシャーが1on1で完勝を収めたことになる。
- マッカーシーHCは先週末(試合のあと)契約延長についてトンプソンGMと話し合っており、Press-Gazette紙によるとNFC決勝までに契約がまとまるかもしれない、と報じている。「進展にはとて満足している」とマッカーシーHC。