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Notebook: FBジョン・クーンの出番増か
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年12月 8日
- 今週初のフルパッド練習は、屋内だが暖房なしで行われた。
- QBブレット・ファーヴ(右ヒジ・左肩)はフル参加。ボールを握ることもスパイラルも問題ないようだ。「ブレットは日曜には何の問題もないと思う。(ケガのために)普段やっている何かをやめさせたり制限したり、ということはしない」とマッカーシーHC。
- いっぽうQBアーロン・ロジャース(ハムストリング)は参加できず、今週は欠場してクレイグ・ノールが2番手QBを務める見込み。
- DEカビーア・バジャ=ビアミラ(ヒザ・足首)は復帰がほぼ確実となっている。マッカーシーHCは、「出場できる見込みだ。彼は2日連続でフル参加できた。今日はフルパッド練習だったので、悪化していないか明朝の状態が重要となる」
- CBチャールズ・ウッドソンの状態は微妙。「リハビリのペースは上がっている。いつもどおりのワークアウトをして、トレッドミルなどをこなした限りでは、かなり回復してきている」とマッカーシーHC。
- FBジョン・クーンはデプスチャート上は2番手ながら、事実上ホールと併用され、カウボーイズ戦では2つのTDランで好ブロックを見せた。「彼が入団して以来のベストゲームだったと思う。コーリー(FBホール)はいくつもケガをして、その間にジョンはチャンスを活かした。おそらく今後は出番が増えていくだろう。コーリーが1番手なのは変わらない。ちゃんと仕事をしている」とベネットRBコーチ。
- 同じくFBクーンについてフィルビンOC。「出番が多くない中で、いい貢献をしてくれた。どの試合も状況は違い、出番の有無はマルチプルWRセットの成否に影響される。しかし彼の役割は増やしていくかもしれない。コーリーが悪いというのではない。2人ともよくやっていると我々は思っている」とフィルビンOC。
- FSコリンズとSSビグビーは合わせて21試合に先発し、1インターセプト、10パスディフェンド。いっぽうFSアーロン・ラウスは3試合の先発で2インターセプト、4パスディフェンドを挙げている。「先発させてもらえないのは残念だよ。でも僕らはチームだし、目標は勝つことだ。僕がバックアップにいることで勝利の助けになるのなら、スーパーボウルに行くために僕も自分を犠牲にするよ」とラウス。このところのセーフティ陣不振のため、地元メディアにラウス昇格を主張する声が大きくなっている。
- 足の骨折のため7試合休んで先週復帰したCBウィル・ブラックモンは、今週はCBトラモン・ウィリアムズと交替でパントリターン練習をしており、今季初めてリターナーを務めるチャンスが与えられるかもしれない。キャンプとプレシーズンで素晴らしいリターンを見せた彼は、プレシーズン第3戦で負傷するまではキックオフとパントの両リターナーの1番手とされていた。
- カウボーイズに何度も好キックオフリターンを許し、有利なフィールドポジションを与えたのは、Kクロスビーのキックオフよりもカバレッジチームの問題であり、受け入れ難いとストックSTコーチ。シーズン中としては(ケガが怖いため)珍しいことだが、この日はフルスピードでキックオフカバレッジ練習が行われた。「1箇所が崩れると、他の選手は『あそこをヘルプしなければ』と思い、結果として2箇所が崩れることになってしまう。先日起きたのはそういうことだ。仲間を信頼し、自分の仕事をしっかりやることが必要だ。それさえできていれば問題はない」
- Kメイソン・クロスビーが11月のNFCスペシャルチーム部門のPlayer of the Monthに選ばれた。11月だけでFG12回・PAT18回を成功させ、NFL最多の54得点を挙げている。パッカーズのキッカーとしては、Kクリス・ジャッキー(1996年10月)、Kライアン・ロングウェル(2002年9月など計3回)に次ぐ3人目の受賞。
- 火曜日にニューヨークで行われたSports Illustrated誌のファーヴ表彰式のビデオ。 ネクタイはしていないものの、さすがにいつものTシャツ・短パン・サンダルではなかった。