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Notebook: QBロジャースがハムストリング負傷
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年12月 7日
- ランボーフィールドのスタンドに積もった雪を取り除くため、恒例の「公募雪かき」が行われた(写真)。参加資格は15歳以上で早い者勝ち。ボランティアではなく時給$8ドルが支払われる。集合時間の水曜朝8時には400人が列に並び、うち300人が栄光のスタジアムで雪かきに参加することができた。好天に恵まれ(気温-9℃)、雪もさほど多くない。授業が休みの大学生や、わざわざ仕事を休んだお父さんなど、たくさんのファンが汗を流した。
- QBブレット・ファーヴ(右ヒジ・左肩)が練習に復帰し、軽いパスを十数回だけ投げた。まだ全力投球はしていないものの、25ydsほどのいいパスがあったようだ。左肩の方は同じサックで負傷したのではなく、もっと前のプレーで痛めていたとのこと。「まだ指の感覚は完全には戻っていないが、だんだんよくなっている。試合には出るつもりだ。もっと出場が難しかったケガは過去に何度もあったしね」
- マッカーシーHCは、仮にファーヴを休ませることがプレーオフのために必要となれば、連続先発出場記録をストップさせることも考慮する、と語っている。「連続出場記録を終わらせることも、議論に値することだ。大事なのは優勝を目指すことであり、その気持ちはブレットも同じだからだ」とマッカーシーHC。ファーヴ本人も、「僕がプレーをしたいのは、自分がチームの勝利を助けられると思うからだ。記録を延ばすために出場して、途中退場したり出来の悪いプレーをしたり、なんてことはしたくない」
- QBアーロン・ロジャースは火曜の練習の最後でハムストリングを痛め、この日はわずかしか練習できなかった。「1試合か2試合休むかもしれない。どの程度悪いのか、今はまだはっきりしない。というのは、彼がハムストリングを痛めたのはこれが初めてだからだ。普通こういった場合、過去にどの程度で治ったかが目安になるのだが」とマッカーシーHC。
- ロジャース負傷のため、新加入のQBクレイグ・ノールがこの日の練習の大部分を担当したが、まだオフェンスを消化しきれていないためプレー内容は芳しくない。「もしファーヴが途中退場でもしたらまずいことになる」との記者の声も。
- 火曜に行ったDTジョニー・ジョリーの肩のMRI検査について、「期待していたほどよくなかった。ジョンにとって残念な結果だ」とマッカーシーHC。もうしばらく様子を見る予定だが、インジャリーリザーブ入りの可能性がかなり高くなった。
- 開幕時はDT6人、DL全体で11人もいたデプスについてDTライアン・ピケット。「なぜディフェンシブラインにこんなデプスが要るのか、僕らは理解できなかった。でも今ははっきりわかるよ」
- 実績あるDTとしては、ブロンコスからサム・アダムズ(34歳)が解雇されたばかり。彼の代理人によると、接触してきた数チームの中にパッカーズも含まれているとのこと。しかしまだどこも手を出していない。
- 先日パッカーズから解雇されたSマーヴィール・アンダーウッドはブロンコスと契約。
- 火曜にファーヴ夫妻が出席したSports Illustrated誌の表彰式には、サプライズ・ゲストとして、ロン・ウルフ元GMとスティーヴ・マリウッチ(元QBコーチ)とバス・クック(ファーヴの代理人)も招待されていたとのこと。
- 第8週以降の6試合で最も走っているRBはレイダーズのジャスティン・ファーガス(591yds)で、2位はパッカーズのライアン・グラント(561yds)。
- レイダーズがランボーフィールドに来るのは1999年以来。さらにその前回の1993年のレイダーズ戦で、Sリロイ・バトラーによってランボーリープが発明された。
- 今週のレイダーズ戦を放送するCBSの解説者リッチ・ギャノンは、言わずとしれた元レイダーズのプロボウルQBであり、アナウンサーのケヴィン・ハーランはパッカーズのボブ・ハーラン会長の息子。このコンビは過去2年プレシーズンゲームでパッカーズ戦を担当したが、レギュラーシーズンは初めて。