過去の記事 |
2007年 >
10月 >
Packers - Broncos Notebook
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年10月31日
- マイク・マッカーシーHC。「ここはタフな場所だ。このスタジアムにやってきて、試合最後にあのようなモメンタムの変化があって、それでも勝つことができた。ウチのチームにとって賞賛に値することだよ」
- 今回のロングTDパス2本は、生涯最高のパスのうちに入る、とQBブレット・ファーヴは自画自賛している。「ルヴェル・マーティンに 『今回のは生涯ランクのどれぐらい?トップ5?』 って聞かれたから、『トップ2だよ!』 と思わず答えてしまったぐらいだ」
- 前回QBブレット・ファーヴがロングパスを何度もアンダースローしたことに「肩の衰えでは」との見方も出ていたが、今回は2発の完璧なロングボム成功で、逆に記者たちが頭をかく結果となった。「あのとき記者会見で僕がなんと言った? 2つや3つのパスで判断なんてできないと言っただろう。前回はアンダースローだった、たしかにその責任は僕にある。肩の強さは自分でどうすることもできない。そんな日もある、というだけのことさ」
- 「ファーヴの肩の衰え疑惑」についてRTタウシャーは、「どんな疑念であれ記事に書いてしまえば、ブレットはそれが間違っていることを証明してしまうんだ。彼はそれほど負けん気が強いのさ」と笑っている。WRジェニングスは、「毎日の練習で見ていることだ。彼にはあの肩がある。練習ではオーバースローも多いよ。彼は70歳になっても僕らレシーバーをオーバースローしてしまうんじゃないか」
- 82ydsの決勝TDパスをキャッチしたWRグレッグ・ジェニングス。「最初にボールを見上げたときは、手が届かないだろうと思った。でも走り続けたらちょうど僕の手の中にボールが落ちてきて、あとはご覧になったとおりだ」
- 今季ラン回数がダントツ最下位のパッカーズにとって、ラン・パスとも27回と今季最もバランスのとれたオフェンスができた。ラン回数、1試合平均ラッシングydsともに相変わらずNFL最下位だが、1回平均3.4ydsは29位とマシになってきている。
- ラン攻撃の成功とRBグラントについて、マッカーシーHC。「今日は選手たちに、ランでボールを進める機会をたっぷり与えた。スキーム的に何も変わったことはしていないし、ずっと同じことだ。ライアン(RBグラント)はしっかりしたステップを踏み、ワンカットで縦に走った。それがウチの(ゾーンブロッキングの)RBに求められることだ。彼に必要なのはこういった出場機会だけだった。次のカンザスシティ戦では、彼がスターターだと言って間違いない」
- 104ydsラッシングを挙げたRBライアン・グラントは、「全てオフェンシブラインのおかげだよ。話なら彼らに聞くべきだ。彼らのおかげで仕事は楽になった」と謙虚に振り返っている。「コンスタントにランを出せて、ゲームプランどおりに進められた。先週はロングウィークで、練習機会がたくさんあったからね。練習ですごくいいランができて、それを本番でも出すことができた」
- RBグラントはヴァイキングス戦終了直前のファンブルロストでしばらく使ってもらえなかったが、ようやく力を発揮することができた。「僕は集中を保ち、道からそれずにいることができた。僕のほしいのは勝利であり、そのためにやれと言われたことは何でもやる。それがスペシャルチームであろうと何であろうとね」
- 今週も代役センターとして先発のジェイソン・スピッツ。「オフェンスの中でランニングゲームは大きく欠けていた部分だったから、ボールをしっかり動かすことができて嬉しい。試合中にも、ヘッドコーチがランプレーに自信を持っているのがはっきりわかった。ランニングゲームを信頼してもらえるのはいい気分だよ」 「先週の練習ではランにすごく力を入れた。ラン不振から抜け出すのが大きな課題で、今夜はその問題を修正できた。まだやるべき仕事は多いし、技術的なミスもたくさんあったとは思うけど、今日の出来には満足してる。試合に勝ったことと同じぐらい、100ydsラッシャーを出せたことが嬉しいんだ」
- ディープボールで攻めたのはゲームプランだったのか?と聞かれたマッカーシーHC。「あちらのCBは厳しいカバーをしてくると覚悟していた。フィルムを見れば、3ステップでの早いタイミングのパスでも大きな成果を挙げていたことがわかるはずだ。ただ、相手CBを引き離しておく必要があった。我々のようなウェストコーストオフェンスでは、スラントなどインサイド・テクニックでプレーしなければならないからね。そのためにも、時には相手の上を越すパスを投げておくことも重要だと思った」
- 自陣ゴール前1ヤードでのQBカトラーのファンブルについて、CBチャールズ・ウッドソン。「あれが大きな転換点になった。6点を失おうとしていたところで、むこうがファンブルしてくれたんだ。それだけでも大きいのに、オフェンスがあそこからずっとドライブしてくれて、時間を使うことができた(FGで3点追加)。時にはこんな助けも必要だよ。今回は幸運にもこちらに転がってくれた」
- キャリア4回目となる1試合3サックを挙げたDEアーロン・キャンプマンだが、3つめは普通とは違ったサックだった。エンドアラウンドの形でハンドオフを受けたWRブランドン・マーシャルによるオプションパスで、投げるところが見つからずWRマーシャルは追い詰められた。しかしビッグロスになるはずが、WRマーシャルはうまく逃げ回って結局3ydsだけのロス。「正直言って、息が上がったよ。あいつを追いかけて追いかけて2回ミスし、3回目でようやく捕まえた。プレーを休まないのが僕のプライドだけど、あそこはさすがに控えと交代してもらった。疲れた」とDEキャンプマン。
- 13回103ydsの反則についてマッカーシーHC。「ボールを蹴っ飛ばすなど、許すことはできない。コンペティティブなプレーの結果としての反則なら私は構わない。基本的技術をおろそかにしたのでない限り、それがウチのプレーの仕方だからだ。ウチはマンツーマン・カバレッジのチームだ。しかしアウトオブバウンズで相手をヒットしたり、規律の欠如したプレーは私は受け入れがたい」
- RGモールをエクストラTEに移し、LGカレッジを右ガードに移し、新人バーバーを左ガードに入れる、というショートヤーデージ・パッケージが使われたようだ。もちろんCウェルズとRGコストンが欠場していなければ、そこまでややこしい変更は不要だろう。
- WRコーレン・ロビンソンを使わなかった判断についてトンプソンGMは、「1年もフットボールから離れていて、まだ数回しか練習に出ていない。今週は出さないほうがよいと判断した」と説明している。デンバー遠征にも帯同していたロビンソンは少々がっかりした様子。「コーチからは 『慌てることはない。目先のことではなく長期的に考えているのだから』 と言われたよ」
- パッカーズがアウェーのマンデーナイトで延長戦を勝利したのは1983年12月12日の@タンパベイ以来。
- 代表選手によるESPN画面での選手紹介は、パッカーズオフェンスがRTタウシャー、ディフェンスがLBバーネット。オフェンスの最後にRTタウシャーは "And of course at quarterback, Vinny Testaverde's dad, Brett Favre." と締めくくったので放送席は爆笑。