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Notebook: ディープボールがアンダースロー気味
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年10月25日
- ここ3試合先発出場しているRBデショーン・ウィンだが、前日のウェイトトレーニング中に首の筋を違えてしまい、この日の練習は大事を取った。深刻なものではないとのことだが、それにしてもケガが多い。今回首を痛める前にもマッカーシーHCは、「彼は試合中にちょっと傷むことが何度もあり、出たり入ったりだ。私としては(多少無理をしても)頑張り通してほしい」と語り、RBウィンのタフネスに疑問を投げかけている。
- RBウィンが休み、RBモレンシーもほぼ1日おきのため、この日の練習ではRBライアン・グラントがエース格を務めた。ヴァイキングス戦終了直前にファンブルロストしてあわや同点のピンチを招いて以来ラッシング機会が一度もないが(パスキャッチは1回)、久しぶりにボールを持たせてもらえるかどうか。
- 出場停止から復帰のWRコーレン・ロビンソンについて、QBブレット・ファーヴ。「彼が何年のドラフトだったか覚えていないけど、あれほど上位指名された理由は僕にはわかるよ。スピードやサイズといったフィジカル能力だけでなく、いろいろな認識力があるんだ。こういったことは、ある選手にはあるし、ない選手はいくらやっても備わらない。いかにして相手を抜くか、アジャストするか、といったことだ。彼とは短い間しか一緒にやっていないが、彼にはプレーメーカーとしての能力があるし、それを活かせるサイズもある。正しい道さえ進めば、そして大きなケガさえなければ、彼は優秀な選手として長く活躍できる」
- レッドスキンズ戦を振り返ってQBブレット・ファーヴ。「ワシントン戦はもっといいプレーができたはずだった。よくある、なんとか勝ててよかった!という試合だね。僕の出来とは関係なしに勝ってしまった。むこうのディフェンスがよかったとは思うけれど、フィルムを見たら、僕のプレー内容はほめられたものじゃなかった」
- QBブレット・ファーヴはレッドスキンズ戦で何度もディープボールを投げ、ことごとくアンダースローに終わった。「リリースの瞬間にはオーバースローを心配したぐらいだったんだ。思っていたのより10ydsぐらい短かった。理由はよくわからない。もっと遠くに投げられる、もっと強く投げられるのはたしかだ。ただあの日に限っては、『オーバースローじゃないといいが』と思ったようなのが短かった。Sショーン・テイラーの守備範囲を見誤った? でも僕が思ったところにボールが飛んでいたら、問題なかっただろう」
- なぜか急にファーヴの肩を心配するようになった記者たちに対しマッカーシーHCは、「衰えなど全くないよ。月曜の練習でもものすごいのを投げていた。55か60ydsだ。今でも肩の強さは大変なものだ」
- 8月18日のプレシーズンゲームでヒザを負傷して2ヶ月休んだDEマイケル・モンゴメリーが、ようやく完全復帰を許されてチーム練習に参加した。「昨日は初めて11on11練習に参加したよ。状態はすごくいいし、準備はOKだ。プレーしたいけど、出すかどうかはコーチが決めることだから」
- 足を骨折しながらインジャリーリザーブ入りしていないCBウィル・ブラックモンについて代理人。「骨折箇所は順調に回復しており、今季中に復帰できるとチーム側も期待している。今季チームを助けられると考えているのでなければ、とっくにインジャリーリザーブに入れているだろう」
- 次は空気の薄い高地デンバーでの試合だが、今回パッカーズは早めに現地入りして慣らすことはせず、日曜午後にグリーンベイを発つ予定。かつてラムズ時代に毎年デンバー遠征をしていたDTライアン・ピケットは、「標高に関してはあまりできることなんてないんだよね。心配してもしょうがない。現地に着いたら、なるべく歩くようにするぐらい。開幕戦がデンバーだと死ぬほどキツかったけど、今回はもう7試合目だから、大きな違いはないはずだ。もちろん違いははっきり認識できるだろうけど、コントロール不能になるほどじゃない」
- シーズン第11週からの7週はNBC局がサンデーナイトゲームを選べるフレキシブル・スケジューリングとなっているが、FOX(NFC担当)とCBS(AFC担当)がそれぞれ計5試合ずつを、サンデーナイトに譲らないようプロテクトできる仕組みになっている。今季のパッカーズは第16週のベアーズ戦をFOXがプロテクトすることが決まり、午後1時(東部標準時)から動かないことが確定した。