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Notebook: 自信過剰にならないために
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年10月 3日
- 自信過剰に陥る恐れについて、マイク・マッカーシーHC。「試合後のロッカールームを見れば(心配など不要と)わかる。自分たちのプレーぶりに落胆している選手がたくさんいて、『いったいどっちが勝ったんだ』と私がジョークを言ったほどだ。今日フィルムを分析して、その理由がよくわかったよ。いいフットボールができていない部分がいくつもあった。ウチは若く、毎週成長しつつあるチームであり、今後も努力を続けるのみだ。フィールド上だけでなく、フィールドの外でもそうだ。選手への毎日のメッセージであり、こちらは繰り返し強調していくだけだ。私は選手たちに真実だけを話す。フィルムで見たままを話し、練習フィールドで見たままを話す」
- 同じく自信過剰についてマッカーシーHC。「2通りのやり方があるだろう。1つは、食事に出かけてESPNでパッカーズ礼賛をダラダラ見続ける。自分たちをよほど優れたチームだと思うことだろう。もう1つは、あなた方(地元メディア)の書いた記事を読む。我々が調子に乗らないよう抑制する、という点でみなさん非常にいい仕事をしてくれている。感謝しているし、今後も続けてもらいたい」
- ファンブルが目立ったことについてマッカーシーHCは、「それが今日の私の不満の種だね。5回もボールを地面に転がしてしまった。これは受け入れられない。ボールセキュリティ・ドリルを今週は水・木・金と毎日行う」と語っている。RBモレンシーのファンブルについては、「復帰初戦だからと言い訳はできない。彼はもっと優秀なはずだ。昨年移籍してきたときは、ちょっとボールセキュリティがルーズなところがあったが、出番が増えると、非常によくボールを守った。昨日はボールを持つ位置が低すぎてよくなかった」
- ランオフェンスについて、ジョー・フィルビンOC。「ラッシングの回数は、私は全く心配していない。ラッシングが何ydsだったかも心配していない。しかし、1回平均が2.7ydsであることは心配だね。そう、大きな心配だ」
- 昨年は未熟なOL陣でQBを守るため7メンプロテクションを多用し、5メンプロテクションで5人のレシーバーを走らせることなどなかなかできなかった。しかし今年はそれが可能になり、パス偏重になった第2週からの3試合で4サックしか許していない。「(5メンプロテクションには)ラインマンたちが正しいコールをすることが重要だ。誰も助けてくれないのだから、OL全員の息が合っている必要がある。前でラインマンがミスをしても、後ろでヘルプしてくれるバックはいない。ラインはしっかりした仕事をしている」とジョー・フィルビンOC。
- Press-Gazette紙によると、パッカーズは第3週チャージャーズ戦でノーバックの3WR・2TE隊形を15回使い、第4週ヴァイキングス戦では少し減って11回とのこと。
- ハリスとウッドソンの両CBが2つずつ反則を犯したパスカバレッジだが、コーチ陣は彼らを責めるつもりはなく、ある程度は仕方ないと考えている。「あれがウチであり、ウチののディフェンスのスキームだ。ダウンフィールドでのバンプが多すぎるとかなんとか相手方は主張するかもしれないが、我々は変えるつもりはない」とマッカーシーHC。
- CBジャレット・ブッシュは第1Q最初のドライブでWRライスに完全にぶち抜かれ、QBホルコムのコントロールさえまともなら56ydsTDとなるところだった。その後も第1QにはWRライスに2回3rdダウン成功を許し、それからは終盤まで頑張りを見せたようだ。試合残り2分でWRライスにTDパスを許したが、これはレシーバーが素晴らしかった。「あのプレーではあれ以上僕にできることはあまりなかった。ただ、ボールを探さずにレシーバーを見続け、顔を合わせて手の動きを読んだ方がよかった。でもそれぐらいだね。長身レシーバーは高く飛ぶから、着地するときにボールを叩き出すぐらいしかない。コンマ何秒で判断しなきゃならないプレーの1つだった」
- CBジャレット・ブッシュをニッケルバックから外すつもりはないのかと聞かれ、サンダースDCは否定。「彼はいい仕事をした。いいプレーがたくさんあった。サックやプレッシャーは、彼や他のDBがよいカバレッジをした結果であることが多いのだ。そういったこと全てを必ずしもみなさんが見ていないこともある」
- ヒジと背中に加えて今度は手を痛めてしまったCBアル・ハリスについて、「今週は金曜まで練習させない。出否については金曜(の試運転)が重要な目安となるだろう」とマッカーシーHCは語っている。特に背中の痛みに苦しめられているが、先週専門家の診察を受けたところ、椎間板には問題がなく、2週か3週で収まるのが普通だと言われた、とハリス。体調が悪いため普段よりクッションを置かざるをえず、得意なフィジカルなプレーが鈍っている面はあるようだ。
- WRグレッグ・ジェニングスのハムストリングについてマッカーシーHC。「今週は水・木は練習させず、金曜に練習させるつもりだ。先週は水曜に練習させた私の過ちだった。ハムストリングを疲労させてしまった」
- FSニック・コリンズはヒザの打撲で、欠場の恐れは少ないようだ。
- ミネソタ遠征の飛行機に遅刻した新人選手がいた、とマッカーシーHCが明らかにした。連絡を徹底しなかった自分にも責任はあるし、チーム内で処分する、とのこと。情報筋によるとLBデズモンド・ビショップだったらしい。ケガのためインアクティブなので、なんと遠征には帯同しないものと勘違いしていたらしい。さいわい天候による離陸の遅れのため、飛行機には乗り遅れずにすんだ。