グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年10月 4日
- 今季インターセプトが2つしかなく、プレーぶりが変わったという評判について。「ウチのオフェンスについて何か重要な秘密をここで明かせればいいんだが、そんなものは何もないんだ。ターンオーバーをしないことの重要性は知ってる。5年前にも知っていたし、8年前にも10年前にも知っていた。マイク(マッカーシーHC)が素晴らしいコーチングをしているとは思う。でも彼だって、特別な秘密など何もないと言うはずだ」
- 今季パッカーズが相手にリードされたのは、全240分のうち47分14秒だけ。自分のインターセプトが減ったのは、リスクを冒さなければならない展開が少ないからだ、とファーヴは言う。「この言われ方は、ちょっと笑えるぐらいだ。成功にせよ失敗にせよ、たくさんの要素が絡んでくるもので、ただINTの数で判断できるものじゃない。(過去2年の苦戦について)僕が責められるべきか? もちろんそうだ。僕が自分の能力を信じていたか? もちろんそうだ。過去2年は僕がリスクを冒すことが多かったか? 今と比べればその通りだ。『ファーヴは無理にリスクを冒さなくなった』と皆が言う。しかしそれは毎週チームの置かれる状況(常にリードしている)が理由だ。僕は自分に何が期待されているか完全に理解しているし、自分たちのプレーぶりが試合を決めることもよくわかっている。しかし、スタッツを除けば自分のプレーが変わったとは思っていない。本当に思わない」
- 今季はマッカーシーHCがファーヴをよく制御しているという好評とともに、マイク・シャーマン前HCやトム・ロスリー前OCやダレル・ベヴェル前QBコーチがしっかり制御できず野放しにしていたとの批判が蒸し返されている。ロスリー前OCとの反目を指摘する声もある。「それは違う。全く間違っている。仕事の上で僕らは素晴らしい関係を築いていた。コーチ・シャーマンともトムともダレルとも、その他全員とも。僕らは全員が同じ考え方で息が合っていた。僕は彼らのことを大事にしていたし、今でもすごく大事にしている」
- 昨季最後のベアーズ戦では、試合後の涙のインタビューで「いよいよ引退」という印象を多くの人々に与えた。「あの試合が最後になる可能性があると自分も思っていた。どの試合も僕にとっては特別なものだが、あの夜はなおさらそうだった。涙は自然に沸いたものであって、ニセものじゃない。あの夜は全ての出来事を大事にしたいと思っていて、(試合後インタビューの時には)その気持ちが頂点に達してしまった」
- いま振り返って現役続行の決断が正しかったと思うか。 「時間が経てばわかる。良かったとも悪かったとも、たった4試合では何も判断できないよ。(4連勝しているので)正しい決断だったと今ここで言うのは簡単さ。フィールドに戻ってこれて僕は嬉しい。今は自分の能力を出し切ってプレーできている。しかし大事なのはシーズンの最後だ。現時点では、(自分やパッカーズのことは)フィール・グッド・ストーリーなんだろうけどね。ウチはまだ4つ勝っただけで、プレーオフに進んでもいないし、地区優勝もまだまだ遠い。大事なのはシーズンの終わりで、その時になれば決断が正しかったか僕にも言えるだろう」
- プレー内容が素晴らしいため来季への期待がふくらむのは当然だが、来季も現役続行と決めたわけではまだない。「今年最後の試合だって、同じよう(涙のインタビュー)になるかもしれないよ」
- ラン攻撃の不振について。「今の僕たちはすごくいいプレーができている。でも、あんな風では毎週勝ち続けていくことはできない。もっとバランスのとれたオフェンスでなくては」
- 今週の対戦相手ベアーズについて。「まだシーズンのはじめだ。シカゴはケガ人に苦しんでいる。シーズンの終わり頃にはプレーオフ争いの中にいると僕は思っている。それぐらい優秀なチームだ」