グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2007年9月 4日

FBジョン・クーンを獲得 RBヘロンはIRへ

パッカーズは、スティーラーズから解雇されたばかりのFBジョン・クーンをウェイバーで獲得した。マイリー解雇でフルバックは新人コーリー・ホールだけになっていたが、これで一応RB/FB陣は4人/2人と人数が揃ったことになる。入れ替わりに、先日ヒザを痛めたRBノア・ヘロンがインジャリーリザーブ(IR)に入った。3rdダウンバックとして信頼されていたヘロンの戦線離脱は、若いオフェンスにとって痛手だ。

FBジョン・クーンは、LSロブ・デイヴィスと同じシッペンバーグ大(ディビジョンII)出身の24歳で、身長6-0(183cm)、体重250ポンド(113kg)のややずんぐり体型。2005年のドラフト外でスティーラーズに入団して1年目はプラクティス・スクワッドに入り、2年目の昨季もシーズン半ばまでプラクティス・スクワッドだったが、10月末にロースターに昇格して9試合に出場した。ラッシング2回18yds、パスキャッチは1回15ydsで、主にスペシャルチームで出場していたようだ。Kuhnというスペルは "pronounced KOON" と公式サイトに明記されているので、「クーン」とカナ表記する。

RBヘロンをIRに入れた決断についてトンプソンGMは、「ハートブレイキングだ」と残念そうに語っている。当初の予想よりヒザのケガが重く、内側側副靭帯(MCL)断裂と半月板損傷のため、復帰は第7週のバイウィーク以降になってしまうので仕方がなかったとのこと。ヘロンはラッシングこそ迫力に欠けるもののオールラウンドな能力があり、特に3rdダウンでのブロッキング、パスキャッチ、ドロープレー、スクリーンパスなどをソツなくこなす器用さや判断力は、RB/FB陣の中では際立っていた。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player