グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2007年8月 7日

WRドナルド・ドライバーがまた契約延長

昨年5月に総額$17ミリオンの契約延長をしたWRドナルド・ドライバーが、新たな契約延長にサインした。Journal Sentinel紙によると、2009年までだった契約を1年延長して2010年までとし、総額約$11ミリオンを上乗せしたとのこと。2年連続の大型契約延長はパッカーズでは極めてまれなことで、他の選手たちの反発を招かぬよう球団は大きく発表せず、ドライバー本人も「ロッカールームのみんなが、彼ならそれに値すると思ってくれるといい」と遠慮がちなコメントをしている。

総額$11ミリオンうち$7.2ミリオンは契約最終年に受け取るもので、35歳となるその年には(契約見直しまたは引退など)実際には受け取らない可能性も高い。となると本当の昇給分は今年から3年間の$3.8ミリオン。今年のベースサラリー + ロースターボーナスが$4.3ミリオン(昇給$1.6ミリオン)、来年が$4.9ミリオン(昇給$1ミリオン)、再来年が$5.9ミリオン(昇給$1ミリオン)となり、$20万ドルずつのワークアウト・ボーナスも設定されている。昨年のCBウッドソンと同じように、ロースターボーナスは一括でなく1試合出場するごとに細かく受け取る内容で、ケガ等のリスクを軽減する形となっている。

現在32歳のドライバーだがここまで毎年成績を伸ばしており、昨季は1295ydsを記録して二度目のプロボウル出場。自己管理能力の高さは折り紙つきなので、急激に衰えるリスクは小さいと球団側が判断したものと思われる。ドライバー本人としても、もう数十ミリオンの大型契約が望める年齢ではなくなってきており、現実的な昇給を手にしつつグリーンベイでキャリアを終えたいという考えなのだろう。

カテゴリ : Contract/Personnel, Player