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Notebook: 6巡指名の3人と契約
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年7月25日
- ドラフト6巡b指名のLBデズモンド・ビショップおよび6巡c指名のKメイソン・クロスビーとの正式契約が発表された。6巡a指名のFBコーリー・ホールも契約に合意したとPress-Gazette紙は伝えており、それが本当だとすれば残るは1巡のDTハレル、2巡のRBジャクソン、3巡aのWRジョーンズの3人。
- 一般に上位指名になるほど契約がトレーニングキャンプぎりぎりになるもので、毎年どのチームも同じようなもの。近い順位の選手の契約がまとまれば、その金額を基準にできるため代理人も球団側も待っているのが実情で、キャンプインぎりぎりになったからといって、必ずしもモメていたりゴネていたりというわけでもない。本当にモメているかどうかは、キャンプインしてみないと外部からはわからない。パッカーズの1巡指名選手の場合このところ大きなホールドアウトはなく、悪くても1日か2日遅れで契約にサインしてチームに合流している。
- 今年の1巡16位指名のDTハレルの場合、ありがたいことに、すぐ上の1巡15位指名のLBローレンス・ティモンズ(PIT)が先日すでに契約にサインしている。これによって金額の上限が事実上定まるので、DTハレルがキャンプ初日に間に合う可能性は大幅にアップしたと情報筋は語っている。
- DEアーロン・キャンプマンは今オフにヒザの関節鏡手術を受けたためミニキャンプやOTAでコンタクト練習を控えていたが、もう準備OKとのこと。
- パッカーズ選手は26日(木)のうちに合宿所となるセント・ノーバート大に集合し、翌27日(金)にはさまざまなフィジカルチェックや体力テストを行う。28日(土)からトレーニングキャンプ練習がスタート。
- 公私にわたって選手や家族の世話役を務める"director of player development"だが、元LBジョージ・クーンスがマーケット大の体育局副部長に就任するため辞任し、今は空席となっている。情報筋によると、ロングスナッパーのロブ・デイヴィスを現役のまま同職に就けることを球団首脳は検討しているとのこと。LSデイヴィスは球団現役最年長の38歳で、もともと若手選手の兄貴分としてアドバイザー役を務めることが多い。オフシーズンもグリーンベイに住み、コミュニティでの活動も活発に行っている。
- パッカーズ版のバカ親が、厳しい実刑判決を受けた。昨年秋、ウィスコンシン州グリーンフィールドに住む39歳男性と30歳女性のカップルが、カジノでパッカーズ戦を観るために女性の息子(7歳)をその自室に閉じ込めて出かけたのだ。少年はパンなど食料と、トイレの代わりにバケツが与えられただけだった。判事は被告2人を厳しく叱責したうえ、男性には禁固9ヶ月、女性(母親)には禁固7ヶ月の実刑判決を言い渡した。2人はパッカーズのメモラビリア(証拠写真として検察が提出)を大量に買い集めており、ベビーシッターを雇う十分な余裕があった。しかも男性は青少年カウンセラーをしていた前歴があったというのだから情けない。なおアメリカ(州にもよる)は日本と比べ、子供の放置や車内置き去りに関する処罰が非常に厳しい。