グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2007年7月21日

ジョン・ジョーンズ社長の後任探しがスタート

5月末に事実上解任されたジョン・ジョーンズ社長とパッカーズ側との事後処理の話し合いがほぼ合意に至り、後任社長の人選が本格的にスタートすることになった。チーム側は契約途中で解雇するかわり、残っていた3年分のサラリーをジョン・ジョーンズに支払う見込み。1年約$90万ドルだったので計$2.7ミリオンほどとなる。予定されていなかった理事会(45人)がこの水曜に開かれたのは、そういった経緯を説明し、後任社長選びの予備的な話し合いをするためだったと見られている。

情報筋によると、後任社長の人選は、経営委員会(7名)に加えて理事数人が参加する選考委員会が主体となって行うことが決まった。また、プロスポーツ関係の経験が豊富な人材スカウト会社と契約し、候補者の調査や選定に役立てるとのこと。数人の最終候補を選んで面接に至るまで、6週間から12週間かかるかもしれず、11月までは後任社長は決まらないのではないか、とPress-Gazette紙は書いている。

どういった人物を選ぶべきかについて今回の理事会では意見が分かれ、数人の理事は「これまでパッカーズに関わっていた地元の人間を社長に選ぶべき」と強く主張したらしい。いっぽうハーラン会長および経営委員会のメンバーは、「すでにNFL球団で働いて複雑なシステムを熟知し、他球団オーナーやリーグオフィスとのつながりのある人物が望ましい」と語っていた。そのため、選考委員会が1人の人物を選んで推薦しても、理事会が承認する時点で紛糾する可能性もある。

カテゴリ : Coach/Front Office, Team/Organization