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Notebook: 旧シティ・スタジアム跡でキャンプ練習へ
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年7月 8日
- 1925年から1956年の31年間パッカーズの本拠地だったのがシティ・スタジアム。カーリー・ランボーの母校グリーンベイ・ウェスト高校に隣接していたシティ・スタジアムは、現在は取り壊されて同校のグラウンドとなっており、最近になって旧ゲート付近が一部だけ整備されてパッカーズ史の記念碑となっている(管理人撮影 1・2・3・4)。今年のトレーニングキャンプではこの旧シティ・スタジアムをしのび、7月31日夕方6時半からの練習をここで行うことが発表された。
- 上記のグリーンベイ・ウェスト高校での練習では、スタンドもゲートもなかった草創期のパッカーズが(教会での寄付金集めのように)帽子を回して運営資金を集めたように、グリーンベイ小児病院のための寄付金を募るとのこと。もちろん見学そのものは無料。
- 旧シティ・スタジアムでの1941年のキャンプ風景はこちら。日米開戦の4ヶ月ほど前のことで、カーリー・ランボーHCやRBトニー・キャナデオの姿も見える。こちらの写真のOGスマイリー・ジョンソンはのちに従軍し、硫黄島で戦死している。パッカーズ史上、戦場で命を落とした唯一の選手。なおNFL全体のこれまでの戦死者リストはこちら。
- 元パッカーズのDTケニー・ピーターソン(現ブロンコス)は、このたびステロイド違反が発覚して開幕から4試合の出場停止処分となった。2003年のドラフト3巡指名でオハイオ州立大からパッカーズに入団したピーターソンは、昨季開幕前に解雇されてブロンコスに移っていた。
- 昨年の4巡指名WRコーリー・ロジャースは、リターン・スペシャリストながらパントがキャッチできないために開幕ロースターに残れず解雇され、今年はCFLの名門B.C.ライオンズに入団してWR兼リターナーとしてプレーしている。しかし開幕戦では最初のパントをマフしてしまい(WRとしては活躍)、第2戦ではキックオフリターナー兼WRだった。
- 2004年から2005年にかけてパッカーズに在籍したカナダ人OTスティーヴ・モーリーは、その後ジェッツにトレードされたが昨年開幕前に解雇。今年は4年ぶりにCFLに戻り、トロント・アルゴノーツと契約している。