グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2007年5月26日

より平坦なランボーフィールドに

ランボーフィールドでは新しい天然芝の敷設が終了した。1月に始まったこの工事では、排水やヒーティングのシステムを最新のものに入れ替え、これまで粘土だったベースを砂地に変更。4000トンもの砂が新たに運び入れられた。あとは芝が順調に生育して根付くのを待って "DD GrassMaster" を縫い込むスティッチングが7月に行われる予定となっている。天然芝の間に3/4インチ間隔で8インチの深さに人工繊維を縫い付けるのだ。

人工芝が10%混じるだけなので、使用前との違いはおそらく見た目では判別不能だが、ファンに気がつくのはフィールドがより平坦になったことかもしれない。これまでのランボーフィールドは(おそらく排水のため)フィールド中央部に向かって緩やかに盛り上がり、14インチ(35.5cm)の高さがあったが、今後は5インチ(12.7cm)となる。

フィールド・マネージャーのアレン・ジョンソンは語る。「平坦になったので『フィールドが低くなった』と感じるファンがいるかもしれませんね。(ハイブリッド芝とはいえ)シーズン終盤になればやはり傷んできます。しかしベースが粘土から砂に変わったので、以前のようにぬかるむことはないでしょう。人工繊維を植え込んだからといって天然芝の耐久性が増すわけではなく、芝が磨耗したときの安定性が増すのです」

2年前に練習用のクラーク・ヒンクル・フィールド(天然芝→DD GrassMaster)とレイ・ニチキ・フィールド(天然芝→FieldTurf)の改修工事を行ったときは$3ミリオンかかったことを考えると、今回も同じぐらいのコストがかかることになりそうだ。そのかわり、毎年シーズン後半に行っていた芝の張替え工事(数十万ドル)を行う必要はなくなる。「クラーク・ヒンクル・フィールドでは、以前は練習終了後に必ず我々が歩き回って穴を埋めたものですが、今はその必要もないんです」とアレン・ジョンソン。

カテゴリ : Lambeau Field