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Notebook: WRロビンソンは"Work-Release"で服役
グリーンベイ・パッカーズ ニュース
2007年4月19日
- WRコーレン・ロビンソンは昨年8月の飲酒高速カーチェイス事件で禁固90日となり、3月9日からミネアポリス地区の刑務所で服役してきた。そして前半45日を終えたこのたび、パッカーズの地元ブラウン郡刑務所に移送され、今後は"Electronic Monitoring"のシステムのもと、電子機器を装着して外出できる "Work-Release" の身分となった。逃亡の恐れがないなど "Minimum Security Risk" と判定されたためで、仕事・病気治療・学校・教会などであれば、担当官に報告したうえで外出が可能となる。電子システムの費用(1日$20)は、ロビンソン本人が負担する。
- WRロビンソンは上記のシステムを利用し、Bellin Health Care のDr.パトリック・マッケンジーのもとに通ってヒザのリハビリをする。マッケンジーはパッカーズのチーム・ドクターであり、昨年秋にロビンソンの手術をした執刀医でもある。ヒザの治療が終われば、そのままDr.マッケンジーの助手として病院で働く予定とのこと。この病院グループは毎年パッカーズ室内練習場に大きな広告を出し(写真)、しかも院長はパッカーズの理事という協力関係にある。
- いまWRロビンソンはNFLから1年間の出場停止処分を受けているため、パッカーズのチーム施設に入ることは許されていない。しかし上記のような配慮を見ると、パッカーズが彼を見放さずサポートを続けていることがわかる。
- QBファーヴはWRロビンソンのパッカーズ入団初日から非常に協力的で、2人はフィールド外でも強いケミストリーを築いていた、との証言がある。その情報筋によると、「ロビンソンが復帰すれば再びファーヴはそのようにしてくれるだろうし、ドナルド・ドライバーがそばにいるのも心強い。ロビンソンに必要なのは、そのようにそばで支える人々だ。私が思うに、もし彼がグリーンベイでうまくいかないなら、どこに行ってもダメだろう」
- パッカーズからNFLヨーロッパに派遣されているWRカールトン・ブリュースター(ベルリン)が、パスキャッチ7回95ydsの活躍で開幕戦勝利に貢献した。
- 地元の高校でチャリティー目的のバスケットボールゲームに出場していたDEマイケル・モンゴメリーが、激しいダンクを叩きつけたためにバックボードを割ってしまうという事件があった。高校選手が目を負傷したものの、治療を受けてすでに退院。試合はパッカーズチーム(他の参加者は不明)が109-88で高校生チームに勝利している。パッカーズ選手側が弁償するのかまだ決まっていないが、高校側はすでに、割れたボードの破片に選手たちのサインをもらい、オークションに出して費用を捻出できるよう準備している。コーチを務めたLSロブ・デイヴィスによると、毎年パッカーズは州内で10試合から15試合ほどプレーするが、ボード破壊は初めてとのこと。DEモンゴメリーの母はかつてプロバスケットボールリーグでプレーし、本人も高校いっぱいはバスケでも活躍していた。
- ベテランCBトリー・ジェームズ(CIN)は、やはり当初の報道どおりペイトリオッツと契約。もしパッカーズ入りしていれば、上位CB3人が全員30代の高齢トリオとなるところだった。