グリーンベイ・パッカーズ ニュース

2007年4月 1日

プロテクションの進歩がパス攻撃向上のカギ

昨年QBファーヴが19回しかサックされなかった(NFL5位)のは、通常よりパスプロテクションの人数を増やした7メン・プロテクションを多用したことが大きい。それとひきかえに3人のレシーバーしかパスコースに出られないことになり、ファーヴのパス成功率はキャリア最低の56%に下がってしまい、攻撃力が大幅にダウンする結果となった。 

「パス成功率56%でいいはずがない。我々が望んでいる数字ではない」とマッカーシーHC。しかしルーキーOL3人が先発する状況では、QBを守ることを最優先にせざるをえなかった。そんな中で、NFL最多の613回もパスを投げながら被サックが少なかった(パス回数比ではNFC1位・NFL3位)ことは、オフェンスの基礎段階としてはじゅうぶん評価に値すると首脳陣は考えている。

「パスプロテクションに関しては、スキーム的には非常にうまくできたと思う。ヘルプが必要な場所に適切にヘルプしてやることができた。プロテクション第一の考え方だったからね。しかし今後は、昨年あまり使えなかったような6メンや5メンのプロテクションも増やしていけるはずだ。(初めて先発センターに定着した)Cスコット・ウェルズの働きには特に満足している。左右をルーキーに挟まれていながら、非常にしっかりした判断能力を示してくれた」とマッカーシーHCは語っている。

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カテゴリ : Football